カナダの魅力ある観光スポット

どんな季節も感動がある国

カナダは旅行業界でも人気の訪問先として、常に注目を集めています。カナダの壮大な自然と各地の観光スポットに憧れる日本人は多くいます。一度でも訪れたら何度でも来たくなるような魅力的な国なのがカナダ。四季折々の風景や楽しみがあり、いつ訪れても各観光スポットの魅力を満喫できます。カナダ留学中に時間や予算の余裕があれば、ぜひ旅をしましょう。できればカナダの代表的な観光名所はくまなく制覇しておきたいもの。休暇の日程と行きたい場所の選定、その下調べなど事前の準備次第で効率よく観光できます。

カナダの定番観光スポット

ナイアガラの滝

ナイアガラの滝は世界三大瀑布として有名な観光スポットで、カナダの誇りといえます。隣国アメリカ人の憧れの観光名所でもあるナイアガラの滝。トロントから車で約2時間とアクセスも良好。12月初旬から4月中旬くらいまでは「フローズンナイアガラ」と呼ばれ凍った滝を見ることができます。常に観光客でにぎわっている人気の観光スポットです。

ロッキー山脈

北米大陸を南北に走るロッキー山脈のカナダ側は「カナディアンロッキー」と呼ばれています。3000m級のギザギザした山々が天を仰ぐように連なり、その麓には宝石のような美しい湖が点在する、カナダを代表する観光スポット。針葉樹の深い森は現代人の癒しの源。カルガリーから車で2時間で観光の拠点バンフへ。バンフからは各種ロッキー山脈と湖巡りのツアーが出ています。夏のオンシーズンは6月から10月いっぱいくらいまで。冬季はウインタースポーツのメッカとなります。バンフ周辺のスキー場は世界的にも有名で、多くのスキーヤーとボーダーでにぎわう人気の観光スポットです。

バンフの口コミ・体験談（Kazukiさん／22歳）

バンフについて「自然が豊か」「絵のように美しい風景」というような表現を聞いていましたが、実際に訪れてみると、到底、文字では言い表せないような衝撃を受けました。想像もできないほどの自然の豊かさに包まれ、それは一箇所ではなくバンフ全体のどこにいても感じられる、バンフを、僕を包み込む大規模なオーラのようでした。この「包まれてる感」はなんとも表現し難い。とにかく、行ってみてください、としか言えません。国立公園の中にあり、カナダ屈指の豊かな自然を楽しむことができるリゾート地であることはガイドブックの通りですが、実際の「3D の衝撃」は行った人だけが体感できることです。
Ominicom School of Languages/Calgary

カナダにある穴場の観光スポット

ローレンシャン高原

秋の紅葉で大変有名。東カナダに群生する木、メープルの葉が染まる時期は遠く連なる山々全部が朱に染まります。ケベック州全体のどこでも美しい紅葉が見られるが特にローレンシャン高原は見事。モントリオールから車で約2時間。紅葉のオンシーズンは、9月中旬から10月下旬頃まで（地域とその年の天候により大幅な違いあり）。

イエローナイフ

凍てつく真っ暗な夜空にゆらゆらと揺れる神秘の大幕。天の魔法オーロラを一望できる観光スポット。オンシーズンは12月から4月。8月から秋にかけてもオーロラ鑑賞率はまずまず。

チャーチル

毎年10月の終わりから11月中旬にかけての短い期間、内陸部から北極海に向けて移動してくる白クマたちの観測はチャーチル周辺で可能。町から出る特別ツアーに参加して、ツンドラ地区を走るバギーと呼ばれる観測トラックで白クマを観察します。観られる確率は高く、いるときはかなりの数。バギーのすぐ近くまで白クマのほうから寄ってくることもあり、すごい迫力。サファリパークのカナダ白クマ版といったイメージです。

キャベンディッシュ（プリンスエドワード島）

赤毛のアンの舞台で有名なプリンスエドワード島。コバルトブルーの海に囲まれたこの島は、のどかな田園風景が広がり、四季折々の花々が訪れた人をどこか懐かしい気持ちにしてくれるはず。アンの物語ゆかりのスポットも点在しています。

観光スポットを巡る注意点

学校の休みの時期とその前後には、交通機関が移動の人々で込み合っています。そのため、予約が取れにくいこともあるので計画は早めに立てるのがおすすめ。交通機関だけでなく、ホテルなどの宿泊先も確保を。旅先で事件や事故に巻き込まれるなど何かあった時のために、旅行に出る際にはホームステイ先や友人に旅程や緊急連絡先を告げておくことが大切。また日本の家族にも出かける前に一報を。持ち物で必ず持参したいのが、パスポートと保険証書。パスポートさえあれば、日本の家族の緊急時などには旅先から直接日本に帰国できます。旅先での病気やケガもおおいにあり得るので、保険証書とともに保険会社の連絡先の資料も持ち歩くようにしましょう。日本の海外旅行保険だと、どこからでもフリーダイヤルで電話相談ができるので心強いはずです。

スリや置き引きに注意

カナダの学校の休みは通常、冬休み（クリスマス休暇）が12月22日前後から約2週間。春休みは4月の初旬から約2週間。夏休みは6月下旬から8月いっぱいまで。

カナダの若者たちは旅が大好き。彼らの旅のスタイルは荷物は少なめにして、バックパックに詰め込んで安宿を泊まり歩きます。各地にあるユースホステルやYMCA/YWCAなど安宿の活用するのもおすすめ。治安の良いとされるカナダでも人が多く集まるところではスリや置き引きなどの犯罪は多発しています。1人でも、グループでも常に気を抜かず、どんな場所でも自分の荷物から目を離さないようにしてください。ひとり旅だと大変な時もありますが、自分の荷物は常にしっかり管理しましょう。

交通・アクセス

カナダは西から東まで時差が4時間30分もあるほど広大な国土をもつ。移動に一番便利なのは飛行機で、国内線はエアカナダ、ウエストジェットが主流。その他チャーター便などの便数も多い。航空券はインターネットで安売りが出ているし、近くの旅行代理店でも購入可能だ。長距離バスも国内をグレイライン社が網羅していますが、バンクーバーからトロントまで乗りっぱなしで4、5日かかるという距離。若者向けに経済的なパスも販売されています。効率的なのは長距離を飛行機で移動し、観光地周辺をバスで回る方法。低料金の宿泊施設も各地に点在しているので、あらかじめインターネットで調べて予約を。もちろん、旅行代理店では宿泊施設の予約も代行してくれます。

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