カナダで携帯電話を持つ

携帯電話

カナダでも日本と同じように、携帯電話は一般的。機種やサービス内容、料金もいろいろあるので、ショップに行けば自分の好みの携帯電話を選ぶことができるはず。短期留学の場合にはレンタルがおすすめです。

日本のシステムとは違う携帯電話

日本の携帯電話とカナダの携帯電話の大きな違いは、以下の三点。①携帯電話なのに＜市外局番‐電話番号＞の固定電話のような電話番号をもらいます。②プランによっても違いますが、電話をかけたほうだけでなく、受けたほうも料金を請求されます。③通常1年以上の契約となります。

固定電話のような電話番号になるということは、携帯電話でありながら、市内通話、長距離通話の概念があるということ。例えばバンクーバーの携帯電話から、トロントの携帯電話に電話をすると、いくら同じ携帯電話会社でも「長距離通話」になります。

携帯受信側も通話料を取られる場合も

電話を受けたほうも通話料金を請求されることが多いので、かかってきた電話だからとつい長電話していると、びっくりするぐらいの電話料金の請求が来るので注意。特に遠距離からの電話だと通話料も高いです。1年以上の契約を結ぶ必要があり、契約を途中で解約する場合には契約期間分の基本料金を払う必要があります。電話の名義変更をして、誰かにTake Over（移譲）してもらうことも可能。保証金$は0～200程度。もし、カナダ内で市や州をまたいで引っ越しするときには、電話番号を引っ越先の番号に変更してくれます。そのほかにも、発信者の電話番号通知機能や911への通話がオプションだったり、夜間・週末の市内通話が話し放題のプランがあったりと日本の携帯電話とは違うところが多いので、契約前にプランの内容をしっかり確認しましょう。

短期のときはプリペイド携帯で　

長期契約を結びたくない、携帯は持ちたいが電話代を安くあげたいという場合には、プリペイド携帯もあります。携帯電話の本体とプリペイドカードがセットになったスターターキットを携帯ショップ、電気店などで購入します。プリペイドカードを買い足すときには、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、携帯ショップなどに行けばOK。

海外で使用可能な携帯電話を持っていく

短期留学などの場合は、日本でいつも使っている携帯電話を持っていく方法もあります。もちろん、この場合は海外でも使用可能の機種であること。料金は、発着信ともカナダ国内であっても、日本経由になるので国際通話の料金になることに注意。また、カナダで使用可能な携帯電話を日本からレンタルして持っていく方法もあります。