カナダで生活、食材の買い方

食材はスーパーや市場、専門店で

日本の何倍もあるような、大型スーパーがいたるところで見られるカナダ。場所によっては、複数のスーパーが隣接して開店しているので便利。市場（マーケット）や各種専門食料品店も数多く、食材の買い出しには苦労しません。

スーパーの注意点

年中無休の店でも、カナダではクリスマス（25日）はスーパーは休みの場合が多いです。クリスマスホリデーの買い出しは早めに行うのがおすすめ。
昼休みや夕方はレジに長蛇の列ができます。その解消策として、買い物の品目が少ない人用の"Express Line"というレジが設けてあります。「9品目以下」などとサインが出ているので、急いでいるからといって、たくさんの品物を持ってこの列に並ばないように注意。
カナダのスーパーではなべやおたまなどの台所用品が見つけにくいことがあります。実はそういったものは、精肉コーナーや乳製品コーナーなどの冷蔵庫の上に載っていたり、その上の壁にかかっていたりするので必要な時にはチェックを。

マーケット（市場）

新鮮なものが欲しい場合、あるいは、品質にこだわりがある場合は、産地直送野菜などの並ぶマーケット（市場）がおすすめ。夏には各地で週1回の割合でファーマーズマーケットが開かれています。

専門食品店

特別な食材が必要なときには、専門食料品店へ。豆腐や納豆、米などの日本食材はアジア系の食品店で購入できます。日本食材の専門店でなくてもチャイナタウンやコリアンタウンにある商店でも買うことが可能。また、中国系スーパーマーケットのT&Tなどでは、大根や白菜、ニラといった日本食に必要な野菜類も多いです。値段は日本で買うよりやや高め。最近は健康食品ブームで、オーガニック食品の専門店も多くあります。オーガニックスーパーマーケットもあるので、値段は高いですが、こだわりのある人はそういった店に立ち寄ってみるのがおすすめ。

スーパーで節約する方法

スーパーはほとんどの町にあり、品揃えも豊富。営業時間が長く、なかには24時間営業しているスーパーもあります。学校帰りや週末に買いだめすることができ、とても便利。また、週ごとにさまざまなセール品があるので経済的でもあります。こうしたセール品は、新聞のチラシや店内に置いてあるチラシで広告されています。店のメンバーズカードを最初に作っておき、清算の際に提示するとメンバー用セール価格になるのでおすすめ。アプリの限定クーポン、クーポンサイトもチェックしてみましょう。

野菜や果物は量り売り

スーパーでは野菜や果物は量り売りになっているので、必要な分だけ備え付けの袋に入れて買います。支払いの際にレジで量ってくれます。単位はlb（ポンド）で表示されていることが多いです。パン類は日本よりもかなり安いです。食パン1袋（グラム単位だが約20枚入り）が$2～3ぐらい、ドーナツなどの菓子パン類はほとんどが1個（80セント～1.20ドル）程度。デリ（調理済み食品コーナー）では、ハムやチーズ、簡単な惣菜が量り売りされています。また最近は各国料理の食材を揃えたコーナーを設ける店もあり、日本食材も見かけます。レジは、ベルトコンベア式。品物をかごから出してベルトコンベアの上に置きます。かごごと載せるのではなく、品物を直接乗せるのがルール。そして、前後のほかの客の買い物と区別するため、レジスターの横にある仕切り棒を置きます。まとめ買いする習慣なので、みんな大量に購入しており、レジでは予想以上に時間がかかります。購入品が少ない場合は、"Express Line"を利用しましょう。