外食

カナダ留学中は「できるだけ節約したい」という人も多いと思いますが、時には気分転換で外食したくなることもあるでしょう。以下ではカナダの外食事情について解説します。

カナダで気軽に外食を楽しもう

カナダでは「食はコミュニケーションの潤滑油」

カナダの人たちは、食べたり飲んだりするのが大好き。人が集うところには、必ず食べ物や飲み物があります。人あるところに食あり、食あるところに人ありで、ホームパーティやポットラック（食べ物を持ち寄って集まること）は日常茶飯事。当然、自宅で食を楽しむだけでなく、家族や友達と外食する機会も多くあります。カナダ人は食事をともにすることで親しみがわき、コミュニケーションが図れるという考えを強くもっている人が多いです。カナダ留学中に誘われたら親しくなるチャンス。気軽に参加してみましょう。

カナダで外食！料金は？

カナダでの外食は日本よりも1～2割高め。たとえばファミリーレストランで食事をすると、大人1人分は10～20カナダドル（1,060円～2,120円）ほど。これにチップ15～20%と消費税がかかります。そのため、ファミリーレストランでランチを食べた場合でも1回で3,000円ほどかかることも。カナダ留学中は費用をおさえるために節約したいところですが、時には気分転換は必要。外食のメニューをうまく選び、上手にリフレッシュしましょう。

観光地では時期によりお得なコースも

カナダでは外食産業が盛んなので、料理の種類が多く、値段の幅も広いです。自分のスタイルに合った店、あるいはそのときの目的に合った店を探しましょう。外食店の種類は、大きく分けると3つ。レストラン、コーヒーショップ（喫茶店）、ファストフードです。一番値段が高いのはレストランですが、高級フランス料理店からファミリーレストランまでさまざま。誕生日などのお祝いには少し奮発しておしゃれなレストランで、少し節約したいときにはファミリーレストランに行ったり。ディナーでなくランチやブレックファストを試してみましょう。観光地では客の減る冬場には、スペシャルとしてセットやコースなどをお得な値段で提供することがあるのでチェックを。

素早いサーブがうれしいコーヒーショップ

コーヒーショップでは、壁にかかっているメニューボードやショーウインドーの中を見て、カウンターで注文・支払いを行います。チップは基本的には不要。しかし、お礼をしたい時はお釣りの中から少しチップをレジの横にあるチップ用のボールや箱に入れるとよいでしょう。レストランのようにチップの額は特に決まりはないので、25セントや10セントコインなどでOKです。マフィンやスコーン、スープ、サンドイッチ等が素早くサーブされるのが魅力。種類は限られますがレストランより値段が安く、新鮮なスープやおいしいサンドイッチを食すことができます。テイクアウトも可能。

作り置きは少ない？ファストフード

ファストフード店は、日本と同じで一番手軽に食事ができます。ハンバーガーの店などは、その場で準備することが多いので、コーヒーショップでサンドイッチを待つのと同じくらいの時間がかかるときもあります。

出前事情

カナダの出前（デリバリー）はピザや中華料理が多くあります。ネットで調べたり、メニュー表が広告として家に配られたり、新聞の中に入っていたりするので、それを見て電話で注文します。メニューの横に番号が付いているときはそれで注文すればOK。電話帳などにメニューが載っていることもあります。一定金額以上注文するとデリバリー代無料とメニュー表に書いてあるので注文する前にチェックを。出前（デリバリー）を頼んだ場合、チップは必須ではないですが、配達員には料金の5～10%ほど払う人が多いです。

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