カナダで語学学校を選ぶポイント
自分の目的に合った学校選びを
カナダにある数多くの語学学校の中から、どの地域にあるどの学校を選ぶのか。優先順位をつけて比較検討し、「自分に合った学校」を見つけましょう。
語学学校選びのポイント1.地域
どの地域に滞在したいのか
カナダに留学するといっても、ずっと語学学校にいるわけではありません。カナダでも観光はいろいろ。ショッピングがしたい、近くに映画館や劇場がないとイヤ、生活するのに便利な町を選びたい、という人もいるでしょう。大都市には日常生活に必要なもの以外にも、博物館、美術館、大規模なショッピングセンターなどさまざまな施設が揃っています。放課後や週末を利用して近郊の町を旅行するにも、交通の便がよいので好都合。ある程度自分が行きたい地域を絞ったうえで、都心部(urban)か郊外(suburban)か、あるいは田舎(rural)がいいのかを決めましょう。
都会にするか、田舎にするか
カナダは全体的に治安が良い国です。大都市はのんびりとした雰囲気の田舎と比較すると、治安の面では多少の不安も。ただし、生活するには大都市は便利で刺激も多いというメリットがあります。公共の交通機関が整備されているところが多く、移動がラクなのもメリット。授業だけでなくフリータイムも重視したい人には都会に留学するのが向いています。逆に、田舎はのんびりしていて生活費が安いし、人も親切。地域に溶け込んでじっくり勉強に専念したい人に向いています。
日本人学生が皆無の語学学校はまずない
日本人学生の数というのも気になるポイント。しかし、カナダに英語を学びに来る留学生のうち、2割近くが日本人というのが現状です。それでも日本人同士が固まるのを危惧する人は、バンクーバーなどの大都市ではなく、例えばオンタリオ州の地方都市や、アルバータ州、ノバ・スコシア州などの語学学校を選ぶのも良いでしょう。
学校選びのポイント2.費用
学費を比較検討しよう
たいていの人は留学費用・予算に限りがあります。それによってある程度、学校や地域、留学期間などが限定されます。留学費用・予算を算出する際は、授業料の金額だけでなく、コース期間をよく確認することが大切。何週間でいくらなのかを踏まえたうえで、料金を比較検討しましょう。また、滞在費やその他の諸費用など、授業料以外にどのような費用がどれくらいかかるかも、要チェック。
学校選びのポイント3.期間
自分の留学期間に適した学校選びを
●1~2ヵ月なら利便性高いの私立校
カナダに4~8週間程度、短期留学する場合、自分の日程に合わせて入学できる学校は限られます。入学時期や研修期間を、自分の都合に合わせて決められる私立の語学学校のほうが向いています。また、小旅行や課外活動などのアクティビティは、私立校のほうが充実しているケースが多いです。語学の勉強だけでなく、短期間にさまざまな体験がしたい、という人にも私立校はおすすめ。
●3ヵ月以上なら大学やコミュニティカレッジ付属も
3ヵ月以上なら、私立の学校以外にも、大学付属やコミュニティカレッジ付属のESLコースの選択が可能。進学向けの授業を行っている大学付属でも、初級や中級のうちは主に一般英語を学ぶことになるので、授業内容がほかの学校と大きく異なるということはありません。キャンパス内の学生との交流などもあるので、ネイティブスピーカーの英語に触れやすい環境にあるというのも、大きなメリット。
●6ヵ月以上なら1セッションの長い学校を選ぼう
カナダに長期間留学場合なら、レベルが細かく設定されたプログラムを設けている学校がおすすめ。3段階くらいしかないところだとレベル間の格差が大きく、同じレベルを何度も繰り返さなければならない場合もあります。もしもひとつの学校に6ヵ月以上申し込むなら、1セッションの期間が長い学校を選びましょう。例えば2週間単位で申し込めるタイプだと、隔週ごとに新しいクラスメイトが入ってくることに。そのたびに以前やったような授業が行われるので、多分に非効率的になる可能性もあります。
学校選びのポイント4.サービスや設備など
学校が提供するサービス
語学学校が学生のために行っているサービスには、主に次のようなものがあります。
- 滞在先の手配
- 到着時の空港出迎え
- 日本人カウンセラーの配置
こういったサービスは、特に初めて留学する人にとっては心強いものですが、すべての人に必要というわけでもありません。自分に必要なサービスとは何かを見極めましょう。一般に、サービスが整っている学校は授業料が高めであることが多いです。
滞在スタイルの選択肢と手配サービス
滞在先の手配は、学校選択の際にも見落とせないポイント。カナダの場合、語学学校が手配してくれるのは、ホームステイであることがほとんど。そもそも、私立校は寮自体をもっていないことが多いし、大学、コミュニティカレッジ付属であっても、寮の手配をしてくれるところは少ないです。また、基本的に寮に入れるのは正規学生が優先。語学留学生が入れるとしても、時期が限定されていることもあります。ホームステイと寮、どちらがいいのかは各自の好みに任せるとして、いずれにせよ初めて留学する人は、滞在先を手配してくれる学校を選ぶのがおすすめ。大学付属、コミュニティカレッジ付属のESLでは、稀に滞在手配をいっさい行わないというケースもあるので、パンフレットをよく読んで確認するなど、注意が必要。どうしても寮に滞在したいという場合は、まずその手配を行ってくれる学校を探すのが一番の近道といえます。
大学付属は設備や雰囲気もポイント
大学付属のESLでは、語学学校の学生も正規学生と同じように施設を利用できるので、設備内容やキャンパスの雰囲気なども学校選びのポイントとなります。小規模な大学は学生数が少ないので、英語コースの学生も現地の学生の中に自然に溶け込める雰囲気があるのが魅力。一方、学校設備やスポーツ施設などの充実度なら、大規模な大学に軍配が上がります。ちなみに、母体となる大学の知名度や入学難易度は、英語コースの程度とはあまり関係ありません。
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節約派なら内陸へ
特にやトロントは滞在費が高くなり、トータルの費用も上がります。費用を抑えたい人は、マニトバ州やサスカチュワン州あたりにすると、学費もホームステイ費用も1ヵ月2万円弱の違いがあります。
複数のコースをとる
進学ではなく、語学の習得が目的で1年間の留学をするなら、最初の半年くらいは一般英語コースをとり、後半は現地での英語の上達具合や目標に合わせて、TOEIC®やビジネス英語のコースをとるなど、工夫をしてみるとよいでしょう。
留学初心者には小規模校がおすすめ
留学が初めて、という人には小規模校をおすすめします。スタッフも親切で、アットホームな環境であることが多いので、安心して通うことができると思います。大規模な学校や大学付属校には、現地の生活に慣れ、ある程度英語力に自信がついてから転校するといいのではないでしょうか。