大学付属ESLコースの特徴
進学準備のための授業が中心
カナダにある大学付属の語学コースは、もともと大学進学の準備コースとして設置されているもの。そのため一般英語の授業に加えて、進学準備型の授業を行うことが多くなります。英語のレベルが初級~中級の間は、文法、会話、読解、聞き取りなど基礎的な英語力の習得が中心ですが、中級レベル以上に上がると、ディスカッションやプレゼンテーション、小論文など、大学進学後を意識した内容に変化していきます。学校によっては数学や経済、法律なども選択授業で選ぶことができます。また、宿題も私立語学学校と違い、たくさん出されるので、授業後、大学の図書館などを利用して勉強する必要があります。
コース期間は長め、中途入学は不可
カナダにある大学付属ESLのコース期間は大学に合わせて学期制。1学期12~16週間でプログラムが組まれています。コース途中からの入学は一切できないため、日程が限られている人は、スケジュールを合わせにくいのが難点です。また、入学が可能な時期も決まっているので、事前にスケジュールをしっかり確認しておきましょう。
大学内の施設は自由に利用できる
カナダに語学留学中、大学のさまざまな施設が正規学生と同様に使えることは、「大学付属」のメリットのひとつ。語学留学生も正規学生と同じ学生証が発行され、図書館やスポーツ施設などがフルに活用できます。また、サークル活動や国際交流会などにも参加でき、現地の学生と知り合うチャンスが多くなります。そのほか、公共交通機関が学割になったり、映画や美術館などが学割になったりと利点もあります。
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滞在先は大学寮が中心
大学付属の場合、7月~9月の夏休み期間のみ寮を手配してくれるところがほとんどです。なかにはホームステイの手配をしてくれる学校もありますが、ステイ先を斡旋するエージェントを紹介するだけで、滞在に関しては情報提供のみ。カナダ滞在先は留学する前に確保しておくことがおすすめ。
大学付属ESLコースの特徴(まとめ)
- 大学進学希望者や長期留学に適している。
- コース期間が長く、中途入学は不可。授業内容は会話より読解、作文を重視され大学進学を希望者向けのプログラムに設定されている。
- 充実した大学施設が自由に使え、現地学生と知り合う機会もある。
カナダの大学付属語学学校
大学付属の語学学校に通学すると、大学施設や現地大学生と知り合う機会は増えるなどメリットだけが目立ちますが、目的をしっかり持って学校選びをしないと、せっかくのメリットがデメリットになってしまうこともあります。学校選びは留学経験のある留学エキスパートの「成功する留学」のカウンセラーに相談しましょう!
カナダ留学の学校選びについてご相談ください!
「成功する留学」では、カナダ10州にある大学付属語学学校をご紹介しております。
- エイケイディア大学・語学センター(Acadia University)
- カールトン大学・語学センター(Carleton University)
- マラスピナ・ユニバーシティ・カレッジ語学センター(Malaspina University College)
- オカナガン・ユニバーシティ・カレッジ語学センター(Okanagan University College)
- クイーンズ大学・語学センター(Queen's University)
- セント・メアリーズ大学・語学センター(Saint Mary's University)
- サイモン・フレーザー大学・語学センター(Simon Fraser University)
- ブリティッシュ・コロンビア大学・語学センター(The University of British Columbia)
- レスブリッジ大学・語学センター(The University of Lethbridge)
- マニトバ大学・語学センター(The University of Manitoba)
- ニューブランズウィック大学・語学センター(The University of New Brunswick)
- ウィニペグ大学・語学センター(The University of Winnipeg)
- トンプソン・リバーズ大学・語学センター(Thompson Rivers University)
- ユニバーシティ・カレッジ・オブ・ザ・フレーザー・バレー語学センター(University College of the Fraser Valley)
- アルバータ大学・語学センター(University of Alberta)
- カルガリー大学・語学センター(University of Calgary)
- リジャイナ大学・語学センター(University of Regina)
- サスカチュワン大学・語学センター(University of Saskatchewan)
- トロント大学・語学センター(University of Toronto School of Continuing Studies)
- ビクトリア大学・語学センター(University of Victoria)
- ヨーク大学・語学センター(York University)
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読む・書くが中心。会話力よりプレゼンテーション力UP。
カナダにある大学付属のESLは、進学を考えている人ならTOEFL®のスコアアップなど、目標に合わせた勉強が効率的にできます。ただし、"読む・書く"の勉強が中心で、コミュニケーション力を伸ばすためには自分から積極的に話す機会をつくる必要があります。また、ディスカッションやプレゼンテーションの授業もあり、自分から積極的に会話に入らないと授業についていけなくなるので注意。