アメリカの語学学校の施設

大学の施設を利用しよう

アメリカにあるたいていの語学学校には、マルチメディアルームをはじめとしたさまざまな視聴覚機器が備えてあります。学生のためにパソコンを開放して自由にインターネットを利用したり、メールを送ったりできる学校も少なくありません。大学付属の語学学校・英語コースの場合は、英語コースの学生も正規学生と同じように、図書館やスポーツ施設、食堂などキャンパス内の施設を利用できることが多いのが特徴。留学生のクラブ活動への参加を認めているところもあります。英語コースの授業だけではアメリカ人の学生と知り合う機会がなかなかないので、積極的にこれらのチャンスを利用して、学校生活をより充実させましょう。

図書館・図書室

大学の図書館には書庫のほかに自習室やミーティングルームがあり、正規コースの学生に混じって、落ち着いた雰囲気のなかで自習やグループ学習ができます。新聞や雑誌などが置かれているのはもちろん、コンピュータルームがあるところも多く、図書館の利用価値は大。また、図書館は寮生活をしている人が勉強に使用していることも多いため、ほとんどが深夜まで(ときには24時間)開いているのも魅力。私立の語学学校にも、図書室や自習室などの設備を備えているところが多いので、おおいに利用しましょう。

スポーツ施設

ほとんどの大学のキャンパスには、数々のトレーニングマシンが揃ったジムやプール、テニスコートなど多数のスポーツ施設があり、運動系のクラブに所属する学生はもちろん、一般の学生から教授にいたるまで多くの人が、思い思いに汗を流しています。テニスなどコートを使用するときは、事前の予約が必要。この場合は、事務所に行って予約したい旨を伝え、学生証を提示すればOK。これら施設の利用に関しては、無料のところもあれば有料というところも。たとえ有料でもリーズナブルなので、機会を見つけてどんどん利用したいところ。私立校の場合は、スポーツ施設などはほとんどありませんが、課外活動の一環として、ボウリングやテニスなど、さまざまなスポーツを楽しむ機会を提供しています。友達の輪も広がるので積極的に参加しましょう。

ブックストア、スーパーマーケット

アメリカの大学のブックストアは、日本でいう購買部のようなところ。本や文房具だけでなく、学校オリジナルのグッズ(校章や大学名の入った文房具、Tシャツや帽子など)も手に入ります。品揃えはバラエティ豊かとはいえないことも多いですが、勉強に必要な文房具はすべて揃っているはず。中には、キャンパス内に学生専用のスーパーマーケットがある大学も。学生証を提示しないと店内に入れない仕組みになっており、キャッシャーでも学生証が必要な場合もあるので注意。校外の店より若干安めの価格＆学外に出る手間も省けるので、学生たちはよく利用しています。

カフェテリア(学生食堂)を利用する

学生寮に滞在する場合は、寮にあるカフェテリアを利用すると便利だし、食費も比較的安くすみます。大学のキャンパスにもカフェテリアはありますが、こちらは学生数が多いこともあって、たいてい複数設置されています。宗教上の問題で食べ物の制限がある人たちや、ベジタリアンのためのメニューなどがある場合も。毎日カフェテリアを利用する学生のために、プリペイドカード(ミールクーポン)を販売している学校も多い。

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