アメリカ留学の保険
留学中は、不慣れな環境での生活から体調を崩してしまう方もいます。また、アメリカでは医療費が非常に高額であることがよく知られています。しかし、海外保険に加入しておけば、医療費だけでなく、盗難や宿泊先の設備故障といったさまざまなトラブルにも補償を受けることができます。さらに、多くの語学学校では、生徒に保険加入を義務付けている場合があります。留学生活を安心して過ごすためには、万が一の事態に備え、保険の内容をしっかりと理解し、事前に準備を整えておくことが重要です。
出発前の保険加入が基本
日本で事前に海外旅行保険に加入しておくことがやはり一番安心です。大学付属の語学学校では学生保険に加入できる場合もありますが、その補償内容が自身のニーズに合っているとは限りません。また、現地で加入できる保険は通常、現地滞在期間のみをカバーしていることがほとんどです。そのため、日本出発から帰国日までの全期間をカバーできる海外旅行保険に、出発前に日本で加入しておくことをおすすめします。
海外旅行保険とは
海外旅行保険は、旅行中に起こり得るさまざまなトラブルや損害を補償するための保険です。自宅を出発してから帰宅するまでの期間が補償の対象となります。
保険内容は、大きく分けて基本契約と任意加入の特約に分かれています。
- 基本契約
事故によるケガが原因での死亡や治療後の後遺障害、治療費用の補償。
- 任意加入の特約
現地で発病した疾病による死亡や治療費用の補償、賠償責任、携行品の破損や盗難の補償など。
補償の範囲や金額はプランによって異なります。また、保険の補償内容だけでなく、サポート体制も保険会社により異なります。たとえば、留学会社が推奨する保険会社を利用すれば、24時間日本語対応のサポートが受けられます。そのため、万が一トラブルが発生した際にもサポートを利用して安心して対応ができます。
必要な保険を見極める
留学に出発する前に、まずは現在加入している保険の内容を確認しましょう。最近では、生命保険や医療保険に加入していると、海外滞在中の治療費でも補償されることがあります。また、短期間の滞在の方にはクレジットカードに付帯している海外旅行保険が適用になることもあるため、すでにある保険がどこまでカバーしているかをチェックすることは大切です。
ただし、留学という長期間にわたる滞在を考慮すると、これらの保険ではカバーできない部分も多くなります。現地での生活に必要なサポートや、突然のトラブルに対応できる保険が必要となることもあります。
海外生活で起こりうるトラブルに備えるためには、専門知識を持ったプロの留学カウンセラーに相談することも有効です。留学カウンセラーは、留学生活で直面する可能性のあるリスクや、必要な保険内容についてのアドバイスをしてくれます。自分に合った保険プランを選ぶために、専門家の意見を参考にしながら、保険内容をしっかり見極めましょう。
留学生向けのセット保険がおすすめ
留学という条件を考えると、やはり留学生向けのセット保険がおすすめ。必要最低限の手頃なもの、補償が充実したものなど複数のパターンから選ぶことができます。健康に自信のある人向けに通院費を抑え携行品補償を増額したものなども用意されているので調べてみましょう。ベーシックに揃えた場合、留学生向けの保険料は1年間20~25万円ほど。
海外旅行保険の資料請求・申し込み
「成功する留学」のウェブサイトから、「留学&ワーキングホリデー特別仕様保険」の資料請求や申し込みが可能。※オンライン申し込みは留学期間が1年までの場合のみ
保険会社はどう選ぶか
保険内容が同じなら、保険料はどの会社でもあまり差はありません。したがって、現地に支店やクレーム・エージェント(事故時の相談や保険金支払いなどを担当する)が充分にあるかどうかを確認し、万一の際、素早く対応してくれそうなところを選びましょう。なお、加入は遅くとも出発の2週間~10日前までに完了させておくのがおすすめ。郵送でやりとりをしている場合は特に受け取りまでに時間がかかります。ただし申し込み後に変更があると手続きが面倒なので、航空券を入手し、出発日が確定してからというのが原則です。
カバーされるものとされないもの
海外旅行保険で基本的にカバーされない代表的な例として「歯の治療」があります。ただし、最近では特約として歯科治療費用の一部をカバーできるものも。とはいえ、出発前に歯科検診を受け、必要な治療を済ませておくことが一番です。それでも不安がある場合は、歯科治療費用が含まれる保険を検討しましょう。
慢性疾患の治療も同様です。渡航前に可能な限り治療を終えておくことと、薬が必要な場合は忘れず携帯することが重要です。また、日本で用意した薬を持参する際には、英文の処方箋を用意しましょう。入国時に確認された場合の証明にも有効です。
なお、基本的に自分が運転する車での事故による損害賠償は補償されない点にも注意が必要です。現地で車を利用する予定がある場合は、別途自動車保険への加入を検討してください。
携行品保険は必ずかける
携行品保険では、パスポートが盗難に遭った際、再発行手数料やその手続きに必要な交通費が限度額内で補償されます。さらに、乗車券や航空券の盗難に対する補償も含まれるため、万が一の際に安心です。
日本ではスリや盗難が日常的ではありませんが、海外では注意が必要です。たとえ高額な持ち物がなくても、盗難に備えた保険があるかないかでは、安心感が大きく異なります。備えとして携行品保険への加入をおすすめします。
さらに、ホームステイ先や寮、ルームシェアなど滞在先での家財をカバーする特約を追加することも可能です。備え付けの家具や家電を故障させてしまった場合や、置いていた物が盗まれた場合でも、補償が受けられるため安心です。補償の対象範囲や条件は保険のパンフレットに詳細が記載されています。加入前にしっかり確認してプランを選びましょう。
保険請求までの流れ
万が一保険を利用する事態が発生した場合、スムーズに保険金請求を行うためには以下の流れを押さえておくことが大切です。
- 事故やトラブル発生時の初期対応
トラブルが起きたら、まずは保険会社の指定するサポート窓口に連絡を入れましょう。24時間対応の日本語サポートを提供している保険会社の場合、日本語で状況説明をしていただけます。この際、保険証番号や事故の詳細をスムーズに伝えられるよう準備をしておきましょう。
- 現地での証明書類の取得
医療機関を受診した場合は診断書や領収書、盗難の場合は現地警察署で発行された被害届など、保険請求に必要な書類を確実に入手してください。これらの書類がないと、請求が認められないことがあります。
- 帰国後の手続き
必要書類をそろえて保険会社に提出します。郵送やオンラインでの提出方法が一般的ですが、保険会社によって異なるため事前に確認しておきましょう。提出後、不明点があれば保険会社の窓口に問い合わせを。
早期解約の場合
海外旅行保険を契約したものの、予定の変更や渡航自体のキャンセルなど、やむを得ず保険を早期解約するケースもあるかと思います。早期解約の際のポイントや注意点をご案内致します。
1. 早期解約は可能か?
海外旅行保険では、契約後であっても出発前であれば解約が可能な場合がほとんどです。解約を希望する場合は、保険会社に速やかに連絡を入れ、解約手続きを進める必要があります。ただし、保険期間が開始している場合や、すでに補償を利用している場合は、解約ができない、または払い戻しが制限されることがあります。
2. 解約手続きの流れ
早期解約を行う際の基本的な流れは以下の通りです。
- 保険会社へ連絡
保険証券に記載されている問い合わせ先に連絡します。電話やオンラインで解約手続きが可能な場合が多いです。
- 必要書類の準備
解約には保険証券や契約番号、本人確認書類が必要です。保険会社によっては専用の解約申請書が求められる場合もあります。
- 返金手続き
解約が承認されると、未使用の保険期間に応じた保険料が返金されます。ただし、手数料が差し引かれることがあるため、詳細は契約時の規約を確認しましょう。
3.注意点と確認事項
早期解約を検討する際、以下の点を確認しておきましょう。
- 解約期限
一部の保険会社では、解約可能な期間に制限を設けている場合があります。特に、出発後に解約を希望する場合は、早めに手続きを行いましょう。
- 返金される保険料
保険料の返金額は、未使用分を月単位で計算するのが一般的です。
- 返金までの期間
保険料の返金には一定の期間がかかるため、スケジュールに余裕を持って手続きを進めることが大切です。
入っててよかった!海外旅行保険。万が一のために安心して旅立とう
留学向けの海外旅行保険のお申込みだけでもOK!詳しくは留学相談でお問い合わせください。
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もしものときいつでも安心
留学生活中は日常生活と異なるため、病気やケガのリスクも高まります。自分の身は自分で守るためにも海外旅行保険には必ず加入しましょう。補償金額や補償内容など保険のタイプはさまざまです。もしものときのために、いつでも安心した留学生活が送れるよう最低限の補償はかけておくことをおすすめします。
長くかけておけば安心途中帰国で清算もOK
保険期間は最長の留学予定期間で加入されることをおすすめします。万が一、途中で帰国しても1ヵ月以上の残存期間が残っていればその分を返金されることも多いですので、調べてみるといいでしょう。
保険未加入の場合授業を受けられないことも
アメリカ留学の場合、留学生は必ず保険に加入しなければならないとう規定があります。もし未加入の場合は、授業を受講できない場合があったり、学校によっては医療費補償などの保険金額に条件をつけている場合もありますのでご注意ください。