STEP4. 海外旅行保険に加入する
イギリス留学中は健康に自信があっても、慣れない環境や疲れから、体調不良になったりケガをすることもあります。保険が適用されない場合の医療費はとても高いうえ、研修校で保険の加入を義務付けているところも多いです。イギリスに留学する際には、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。
出発前の保険加入が基本
いくら健康に自信があっても、慣れない環境では体の不調も起きやすいもの。また、ケガも心配です。保険が適用されない場合の医療費はとても高いので、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。留学向けのセット保険もあり、必要最低限の手頃なもの、補償が充実したものなど複数のパターンから選ぶことができます。健康に自信のある人向けに通院費を抑え、携行品補償を増額したものなども用意されています。ベーシックなもので保険料は1年間で15~25万円ほど。
海外旅行保険とは
海外留学・旅行中に発生したケガや病気にかかった治療費などが支払われる海外旅行保険。保険内容には基本契約(旅行中の事故によるケガが原因での死亡、後遺障害、治療費用の補償)と任意加入の特約(旅行中に発病した疾病が原因での死亡、治療費用の補償や賠償責任、携行品損害の補償など)があります。保険料は補償内容や契約期間によって異なります。
必要な保険を見極める
まずは今入っている保険の内容をチェック。最近ではふつうの生命保険でも海外滞在中の治療費が出たり、クレジットカードでも、期間・補償内容は制限されるが海外旅行中の保険が付いているタイプもあります。ただし、留学という条件を考えるとカバーされない部分も多いので、これらの保険だけでは不充分でしょう。
保険会社はどう選ぶか
保険内容が同じなら、保険料はどの会社でも大差ありません。現地に支店やクレーム・エージェント(事故時の相談や保険金支払いなどを担当する)が充分にあるかどうかを確認し、遅くとも出発の2週間~10日前までに加入しましょう。
カバーされるものとされないもの
海外旅行保険で基本的にカバーされないものに「歯の治療」がありますが、最近では歯科治療費用の一部がカバーされる特約がセットできるタイプの保険も。海外での治療費は高額なだけに、出発前に必ず検診・治療を済ませ、それでも心配な場合は歯科治療費用がセットされている保険に加入することを検討してください。慢性疾患の治療も同様、日本で治療できる分は済ませ、薬があれば携帯を忘れずに。英文の処方箋も用意しておくと安心です。また、基本的に自分が運転する車での自動車事故による損害賠償はされないため注意が必要。
携行品保険は必ずかける
携行品保険ではパスポートの盗難の際、再発行手数料やその手続きに必要な交通費も限度額内でカバーされます。このほか乗車券、航空券の盗難に対しても限度額内で補償があるので、たとえ高額な荷物がなくても携帯品保険に加入しておくのがおすすめ。さらに、ホームステイ先や寮の家財がカバーされる特約もあります。滞在先の部屋を汚してしまった、置いていたものを盗まれたなどの場合に安心。何が補償されるかについては保険のパンフレットに記載されているので、しっかり読み込んでおきましょう。
海外旅行保険の資料請求・申し込み
「成功する留学」のウェブサイトから、「留学&ワーキングホリデー特別仕様保険」の資料請求や申し込みが可能。※オンライン申し込みは留学期間が1年までの場合のみ
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長くかけておき、中途帰国では精算
現地で進学するかもしれないという方などは特に、保険の期間を短めにしておき、あとで延長することを希望されます。しかし、補償金の支払い状況などによっては延長を断られる場合もあるので要注意。現地にいながら新規に入ることも今はできないので、無保険に陥る危険が。そこでおすすめなのが、長くかけて帰国時期に応じて解約、精算するパターン。1ヵ月以上の残存期間があれば、その分は返金されることも多いので、調べてみましょう。