海外旅行保険に加入する
91日以上のマルタ留学の場合、海外旅行保険の加入が必須です。保険は、就学期間をカバーしていなくてはなりません。加入する保険には主に、「日本の海外旅行保険」「クレジットカードの付帯保険」「マルタ現地の保険」3つの選択肢があります。
出発前の保険加入が基本
学生ビザを取得してマルタに留学する場合、ビザ条件に海外旅行保険の加入があります。3か月未満の留学でも、マルタの語学学校の多くが、保険加入を義務付けていることから、ビザの種類にかかわらず、保険には必ず加入しておきましょう。
クレジットカード付帯保険のみは要注意
滞在期間が90日以下の方の中には、クレジットカード付帯保険のみで渡航する留学生もいます。クレジットカード付帯保険は、保険期間が短く、補償範囲が限られているのが一般的です。特に歯の治療や医療搬送が含まれる場合、クレジットカード付帯保険のみでは対応できないケースが多々あります。保険内容を確認し、過不足ないよう追加で海外旅行保険に加入するのがおすすめです。
海外旅行保険とは
海外旅行保険とは、留学中のケガや病気のために支払った治療費などが補償される保険です。留学中にカバーしておきたいのは、主に以下の補償内容です。より補償内容を充実させたい場合には任意の特約を追加できます。
- 健康に関するトラブルを補償するもの
- 持ち物に関する「盗難」「破壊」などのトラブルを補償するもの
- 遅延やロストバゲージなど飛行機トラブルを補償するもの
「自分は健康だから保険はいらない」という方でも、海外では何があるか分かりません。慣れない土地で長期間滞在するのは、精神的にも負担が大きく、体調を崩しがちになる留学生も多いです。万が一のためにも、必ず保険に加入しましょう。
留学&ワーホリ向けのセット保険もある
マルタ留学を機に、一から保険を組み直すなら、留学やワーホリ向けのセット保険に加入するのが便利です。必要最低限の手頃なもの、補償が充実したものなど複数のパターンから選ぶことができます。健康に自信のある人向けに、通院費をおさえて携行品補償を増額したものなども用意されています。ベーシックに揃えた場合、保険料は1年間で25~30万円ほどが目安の費用です。
海外旅行保険の資料請求・申し込み
「成功する留学」はAIG損保(AIG損害保険)会社の正規代理店です。一般の保険ではカバーされない補償も充実した、留学/ワーキングホリデー仕様の海外旅行保険をご案内します。緊急時に24時間フリーコールで日本語対応してくれるサービスも付いているので安心です。
マルタ留学6か月の保険費用イメージ
マルタ留学に6か月行った場合の保険費用は131,200円となります。
傷害補償 | 1,000万円 |
---|---|
障害後遺障害(後遺障害の程度に応じて) | 30万~1,000万円 |
疾病死亡 | 1,000万円 |
治療・救援費用(支払限度額/1事故・1疾病あたり) | 無制限 ※1 |
個人賠償責任(長期用・支払限度額/1事故あたり) | 1億円 |
生活用動産 (家財・身の回り品など1個あたり10万円限度) (乗車券・航空券などの場合は5万円程度) |
50万円 |
航空機寄託手荷物遅延(支払限度額) ※2 | 10万円 |
航空機遅延(支払限度額) ※3 | 2万円 |
上記プランには、「後遺障害保険金の支払対象拡大に関する特約」「救援者費用等追加補償特約」がセットになっています。
※1 無制限とは、治療・救援費用補償特約の保険金額(支払限度額)を無制限とすることであり、治療・救援費用を終身補償するものではない
※2 1回の寄託手荷物遅延につき、10万円を支払いの限度とする
※3 1回の出発遅延など搭乗不能または着陸地変更につき、2万円を支払いの限度とする
参照:AIG損保海外旅行保険
保険会社はどう選ぶか
保険会社を選ぶポイントは、「補償内容」「保険料」「サポート内容」の3つです。補償内容が同じであれば、どの保険会社でも保険料はさほど変わりません。なお、加入は遅くとも出発の2週間~10日前までには加入しておくのがおすすめです。
留学保険でカバーされるもの・されないもの
海外旅行保険や留学保険でカバーされないものとして「歯科治療」が挙げられます。海外の歯科治療はかなり高額なため、基本的には留学前に治療を済ませておくのが安心です。それでも不安な方は、特約によって歯科治療の費用を一部カバーしてくれる保険への加入を検討してみてください。
クレジットカード付帯保険の注意点
クレジットカード付帯保険での留学を考えている方は、保有しているクレジットカードの保険が自動付帯なのか利用付帯なのかを確認しておくことが大切です。自動付帯は、カードを保有しているだけで保険が適用されますが、利用付帯の場合はカード決済がなければ保険を使えません。
一般的な海外旅行保険や留学保険が治療費の補償額を1,000万円〜3,000万円に設定している一方、クレジットカード付帯保険の補償額は100万円〜300万円程度です。万が一手術などで高額な医療費の支払いが必要となった場合、クレジットカード付帯保険ではまかないきれないことを覚えておきましょう。
携行品保険は必ずかける
携行品保険ではパスポートの盗難に遭った際の、再発行手数料やその手続きに必要な交通費も限度額内でカバーされます。このほか乗車券、航空券の盗難に対しても補償があるので、たとえ高額な荷物がなくても携行品保険には入っておくのがおすすめ。ホームステイ先や寮の家財がカバーされる特約もあります。滞在先の部屋を汚してしまった、置いていたものを盗まれたなどの場合に安心。
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必要な保険を見極めよう
まずは、今入っている保険の内容をチェック。生命保険やクレジットカード付帯保険の内容以外に、「何が必要なのか」を洗い出してみましょう。