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Step3:留学の手続き

渡航準備をする

海外へ行くための手続きをするために、まず必要になるのが国際的な身分証明書であるパスポート。すでに持っている人も、有効期限をチェックしよう。残りの期間が1年未満なら新しいパスポートを申請できる。

パスポートは国際的な身分証明書

パスポート(旅券)は、日本国政府が、パスポート所持者が日本国民であることを証明し、渡航先国に対して安全な通過や保護を要請する公文書。政府発給の国際的な身分証明書であり、海外を旅行中は常に携帯しなければならない。一般旅券の有効期限は5年間または10年間だが、20歳未満の人は5年間有効のパスポートしか取得できない。

パスポートを申請する

パスポートの申請先は、原則として自分が住民票を登録している都道府県の旅券課だが、一定の条件を満たしていれば実住所の都道府県でも申請できる。委任状があれば代理人による申請も可能だ。パスポートの有効期限が残り1年未満で更新する場合も、必要申請書類や手続き方法は基本的に同じ。

パスポート申請に必要な書類

1.一般旅券発給申請書(1通)

用紙はパスポート申請窓口に用意されている。サインは日本語、ローマ字どちらでもいいが、筆跡をまねされやすいブロック体でのサインはさけ、クレジットカードのサインと統一したほうが無難。

2.写真(1枚)

6ヵ月以内に撮影したもの。大きさはタテ4.5cm×ヨコ3.5cm(縁なし)。背景は無地、無帽、正面向き。肩口まで写っていて顔の寸法(頭髪からアゴまで)が3.4cm±2mm のもの。カラーでも白黒でも可。

3.申請者の身元を確認するための書類

有効なパスポートや運転免許証など、官公庁発行の写真付き身分証明書ならひとつ。健康保険証、年金手帳など写真が付いていないものはふたつ用意する。

4.戸籍抄(謄)本(1通)

6ヵ月以内に発行されたもの。前に取得したパスポートの有効期限が残り1年未満の更新なら、氏名と本籍に変更がない場合に限り不要となる。

5.住民票(1通)

6ヵ月以内に発行されたもので、本籍の記載があるもの。"住民基本台帳ネットワークシステム"の運用を開始した都道府県で申請する場合は、住民票の提出は不要。

6.旧パスポート(以前に取得したことがあれば)

※印鑑が必要な場合もある。

パスポートを受け取る

申請後6~12日で旅券発給となる。受理票と発給手数料(収入印紙と都道府県の収入証紙)を用意して、必ず本人が受け取りに行く。たとえ委任状があっても代理人は受け取れない。
一般旅券の発給手数料は、有効期間5年で11,000円(新規発給・12歳以上)、有効期間10年で16,000円(新規発給・20歳以上)。申請方法や発給手数料、受領方法などは変更になることもあるので、申請の際には必ず各旅券課に確認をいれよう。20歳未満の場合は、5年間有効なパスポートしか取得できない。また、申請書の裏の「法定代理人署名」の欄に親権者の署名が必要。親権者が遠くに住んでいる場合は、指定の用紙に署名した同意書が必要になる。
また、居所申請といって、学生などが実家に住民登録をおいたまま、ほかの都道府県に居住している場合、居住都道府県でパスポートの申請ができる。各都道府県によって規定が異なるので、詳細については居住都道府県のパスポート申請窓口に問い合わせること。

パスポート(旅券)Passport

サインは統一しよう

クレジットカードを使うとき、身分証明としてパスポートの提示を求められることがある。サインはパスポートと同じものに統一しておくとよい。

パスポート手数料

新規
10年有効→16,000円
5年有効(12歳以上)→11,000円
その他
査証欄増補→2,500円

未成年者の場合

未成年者の場合は、5年間有効なパスポートしか取得できない。また、申請書の裏の「法定代理人署名」の欄に親権者の署名が必要。親権者が遠くに住んでいる場合は、親権者が署名した同意書が必要になる。

居所申請

学生などが実家に住民登録をおいたまま、ほかの都道府県に居住している場合、居住都道府県でパスポートの申請ができる。詳細については、各都道府県によって規定が異なるので、居住都道府県の旅券課に問い合わせること。

ビザの取得

渡航先・入国目的・滞在期間によって、入国するためにパスポートのほかにビザ(査証)が必要な場合があります。ビザとは、日本出国前に渡航先国の在日大使館や領事館が、日本国籍者に入国する資格があると認めた証明書です。
入国目的によってさまざまな種類のビザがありますが、語学留学するために取得するのは、主に「学生ビザ」か「観光ビザ」となります。

学生ビザに関する情報を随時更新しています!

ビザの情報は予告なく変更されることも多いので、申請の際は関係大使館の最新情報をご確認下さい。

その他必要書類

入学手続きやビザ申請手続きには、いろいろな書類が必要です。以下、主な書類の種類をあげてみました。留学する国や条件によって揃える書類が異なります。書類の不備で手続きが進まない!なんてことのないようにしっかり確認しましょう。

財政能力証明書

留学費用を支払う十分な能力があることを証明するためのもの。銀行や郵便局が発行する英文の預金残高証明書が一般的です。口座を持つ銀行や郵便局に依頼して発行してもらいましょう。学校によっては特定の書類を提出しなければならない場合もあるので事前にしっかりと確認しておきましょう。
預金残高金額の目安については、学校の願書に明記してある場合もあるが、特に記載されていない場合は、1ヵ月の留学で50万円、3ヵ月で100万円、6ヵ月で180万円、1年で350万円程度が目安となります。発行手数料は、某大手都市銀行の場合420円程度となります。

成績証明書・卒業証明書

高校や大学の最終成績証明書・卒業証明書は、出身校に英文で作成してもらいましょう。願書に同封するか、出身校から直接留学先の学校へ送ってもらうかは、学校からの指示に従って下さい。

写真

ビザの申請には写真が必要な場合が多く、それぞれのサイズを確認してパスポート用の写真と一緒に少し多めに撮影しておきましょう。

留学保険の加入

日本とは環境の違う国での長期間の滞在には大切な保証となります。

万が一に備え出発前に必ず加入をして下さい。

航空券手配

航空券には片道と往復の2種類があります。ビザ申請や入国の条件として往復航空券を購入しておかなければならない場合もあるので、注意が必要です。
チケットを受け取ったら、名前・便名・日付・出発時間を確認しましょう。

「成功する留学」では、留学&ワーホリの方向けにお得な航空券を多数ご用意しています。留学スケジュールに合ったアレンジをしていますので、料金やフライト条件など、お気軽にご相談ください。

お金の管理

海外旅行・留学のときに気になるのがお金の事です。現金を持ち歩くのは危険、トラベラーズチェックは使える店が少ない、 そんな時はキャッシュパスポート!!海外への賢いお金の携帯方法です。

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