留学・ワーキングホリデー向け航空券

航空券の準備は、留学をする時に誰もが必ず通る道です。旅行と同じ感覚で手配をしがちですが、留学と旅行は似て非なるもの。留学航空券の豆知識、手配におけるアドバイスと、よくあるアクシデントをご紹介します。

航空券豆知識

航空券種類

航空券は電車などと違い、日時、飛行機の便、目的地の全てが同じであっても料金が違う場合があります。なぜなら航空券には大きくわけて【格安航空券】、【正規割引航空券（PEX）】と【正規運賃航空券（ノーマル運賃）】の3種類があり、価格を設定する団体がそれぞれで異なるからです。

■格安航空券

旅行会社が格安の値段を設定している航空券です。 取消料は旅行会社特定の手数料がかかります。

■正規割引航空券（PEX)

各航空会社が独自に運賃を決めている正規の割引運賃。

■正規運賃航空券（ノーマル運賃）

国際航空運送協会（IATA）が決定した定価運賃の航空券。

FIXチケットとOPENチケット

留学用の航空券を手配する際、片道のみ手配をするか、往復で手配をするかを決める必要があります。 往復航空券の場合、復路の日程を確定しないといけないものと、そうでないものに分類されます。

■FIX

出発前に利用する全便の予約を確定し、出発後は日程の変更が出来ない航空券。

■OPEN

出発後に帰国便の日程の変更が出来る航空券。出発前に帰国便の確定の必要はありません。

■FIX OPEN

出発前に利用する全便の予約を確定するが、出発後に現地にて帰国便の変更が出来る航空券。 ただし、変更する際に手数料がかかる航空券もありますので、必ずご予約時にご確認ください。

航空券手配のアドバイス

１帰国日、帰国便の出発空港が決まらない場合

ワーキングホリデーで渡航する場合や、数年間に及ぶ留学をする場合、帰国日のみならず帰路便の空港が不確定な場合があります。こういった場合は片道航空券をお買い求めください。

２旅行とは違う留学航空券手配

航空券は留学手配と連動した予約が必要です。発券後に宿泊先受入日が変更になったり、 留学先の国の事情で査証（ビザ）発給が遅れたり、予測不可能ともいえる出来事がありえます。留学エージェントで学校手配と航空券手配を合わせて行うことで、リスク軽減ができます。

３旅にアクシデントはつきもの

旅にアクシデントはつきもの。特に飛行機は天候の影響や、機材メンテナンスなどで遅延したり、欠航することがあります。そのような時に迅速に対処する自信がない場合は、プロにお任せすると安心です。「成功する留学」の留学サポートプログラムにお申込いただいたくと、航空券のお手配をサポートするだけでなく、24時間の電話サポートもご利用いただけます。

よくあるアクシデントランキング

1位：天候不良による出発便(到着便)の遅延
台風や暴風、大雪など、四季がはっきりしている日本には年中自然災害のリスクがあります。出発便が遅延すると、留学の場合は現地での出迎え時間を変更する必要があります。

2位：航空会社都合でのフライトキャンセルによる振り替え
機材メンテナンスなど、安全に運行するためにやむを得ずフライトがキャンセルになる場合があります。その際、出発便が利用航空会社の当日便または翌日以降のフライトに振り替えられます。

3位：乗り継ぎ便の変更や欠航による振り替え
無事出発でき安堵していたら・・・乗り継ぎ便に変更や欠航が！予算を抑えるために乗り継ぎ便を予約すると起こりうるアクシデントです。その場合の多くは、利用航空会社の乗り継ぎ可能なフライトまたは経由地が変更となります。 査証（ビザ）を取得しないで留学される場合、経由地によっては「事前に査証（ビザ）が必要」と搭乗拒否されることもありますので注意が必要です。