STEP3. 航空券の手配をする

航空券は早めに押さえるのが鉄則。特に夏期や年末年始など、ピーク時に出発したい人は、3ヵ月前には予約するのがおすすめ。時期や利用区間によりお得なチケットは変わってくるので、じっくり比較し、購入してください。

航空券を手配する

コース開始にあわせてフライトを設定

語学学校の場合、週末に現地に到着し、月曜から授業開始というスケジュールが一般的。コースが始まる前にクラス分けテストやオリエンテーションが行われる場合もあるので、スケジュールはよく確認しておきましょう。コース開始日が決まれば出発日も絞られてくるはずです。

日本からイギリスへのフライト

日本からイギリスへは、ブリティッシュ・エアウェイズ、全日空、日本航空が現在直行便を運航しています。直行便は一番早く簡単ですが、便数が限られていたり、ピークシーズンの席の確保が難しいです。直行便を希望する人は、なるべく早めに予約しましょう。直行便より時間がかかりますが、経由便はさまざまなルートがあり、直行便より安いチケットの入手が可能。ただ、直行便のない都市が目的地となる場合は、乗り継ぎ時間の余裕をみておくことが必要です。留学が目的の場合は、観光客よりも入国審査に時間がかかることが多いので、経由地で入国審査が必要となる場合はその点も考慮を。

航空券の種類

航空券の種類には、ノーマル運賃、正規割引運賃（PEX）、格安航空券の3つがあります。ノーマルチケットは高額なので、個人利用ではPEXか格安航空券を選ぶという人がほとんどでしょう。格安航空券は、発券後の払い戻しや日時・ルートの変更はできませんが、値段はノーマルの数分の一で格安です。

長期留学には片道航空券

イギリスに長期留学する場合、片道航空券の利用が主。短期留学なら、帰国便を設定するFIXと呼ばれる航空券も利用できます。一般的に規約のあるFIXのほうが有効航空券よりも料金はリーズナブルなので、節約したい人はおすすめです。

航空券の予約と購入

航空券はできるだけ早めに予約しましょう。ゴールデンウイークや夏期などピーク時に出発したい人は、2～3ヵ月前に、直行便を希望する場合も早めの予約を。

航空券のための予算

航空券の値段の目安は、ピーク時には、20～30万円前後。航空券代以外にも、航空保険料、現地空港の使用税、出国税や乗り継ぎ税、週末出発の追加料金などが必要になります。また燃油サーチャージは、燃油価格の変動によって定期的に見直され、航空券の代金とは別に徴収されることが多いので留意しましょう。

航空券の購入は変更・キャンセルの可能性も考えて

留学では、学校やステイ先の都合によって、あらかじめ考えていた出発日時を変更しなければならない事態も起こってきます。フライトの変更については、１ヵ月前からチャージがかかる場合がほとんど。旅行会社で航空券を予約するときは、その点を確認しておきましょう。

リコンファーム

リコンファーム Reconfirm（予約再確認）とは、予約しておいた便に確実に乗るという意志を航空会社に伝えること。利用航空会社の現地オフィスに確認したり、直接カウンターに出向いて確認を入れます。リコンファームを忘れると予約がキャンセルされて予定の便に乗れないことがあるので要注意。なお、最近ではリコンファーム不要の航空会社も増えているので、航空券の購入時に確認してください。