ワーキングホリデーの年齢制限は30歳!ワーホリ以外の海外進出方法は?
ワーキングホリデーは、18歳~30歳の年齢制限さえクリアすれば、海外で仕事をしながら滞在できる自由な制度です。その一方で、年齢制限が渡航のネックになる人も多いのではないでしょうか。
今回は、30歳以上の方に向けて、ワーキングホリデーや留学に挑戦する方法を詳しく解説します。「30代でも留学できるの?」と悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
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ワーホリ以外に海外に行く方法を聞く!
ワーキングホリデーの年齢制限は30歳
ワーキングホリデーの対象国は、ほとんどが18歳以上30歳以下の年齢制限を設けています。ただし、国によって年齢の上限が異なることがあるため、自分が行きたい国の年齢制限を確認してみましょう。2024年9月現在、ワーキングホリデー協定国29か国それぞれの年齢制限を以下の表にまとめています。
年齢制限 | 対象国 |
---|---|
18歳以上30歳以下 | オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・フランス・ドイツ・イギリス・アイルランド・デンマーク・台湾・香港・ノルウェー・ポーランド・ポルトガル・スロバキア・オーストリア・ハンガリー・スペイン・アルゼンチン・チェコ・チリ・リトアニア・スウェーデン・エストニア・オランダ・イタリア・フィンランド・ラトビア |
18歳以上25歳以下 | 韓国※相応の事情があると認められる場合は30歳まで可能 |
18歳以上26歳以下 | アイスランド |
ワーホリの年齢制限って何のため?
ワーキングホリデーは魅力的なビザ制度なだけに、「年齢制限がなければ挑戦しやすいのに...」と思う方もいますよね。ワーホリに年齢制限が設けられているのには、大きく2つの理由があります。
- 青少年の異文化交流を目的としているため
- 多くの国が18歳を「成人」としているため
そもそもワーキングホリデーとは、青少年の異文化交流や休暇を目的とした、国家間の取り組みです。欧米を中心とした多くの国では、18歳以上を成人としています。日本でも、2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられましたよね。この成人年齢を基準として、ワーキングホリデーの参加者を制限していると考えられます。
ワーホリの年齢制限が35歳に引き上げられるって本当?
「ワーホリの年齢制限が35歳になる!」と一時期話題になりました。というのも、オーストラリアのワーキングホリデー制度について、一部の国を対象とした年齢制限の引き上げがあったからです。
当初、オーストラリアは2017年1月から、ワーホリの年齢制限の引き上げを施行するとしていました。結局2017年の時点では引き上げは行われず、2019年7月にカナダ・アイルランド・フランスの3か国に限定して、年齢制限の上限を35歳に変更しています。2023年10月現在においては、デンマーク・イタリア・北アイルランドが加わった計6カ国が引き上げの対象となっています。
残念ながら、日本人の年齢制限は引き上げられていません。間違ったニュースに騙されて、「35歳まで大丈夫なんだ」と勘違いしないようにしましょう。
30歳ギリギリならワーホリは可能!
「30歳になってしまったからワーホリは無理かな」と諦めていませんか?実は、30歳ギリギリでもワーホリビザは申請できます。
ワーホリの年齢制限は、ビザ申請時に適用されます。18歳の誕生日から31歳になる誕生日前日までにビザを申請すれば、入国時に31歳になっていても、ワーキングホリデーに行くことはできるんです!
ただし、ワーキングホリデービザの申請には時間がかかります。カナダにはビザの発給数に限りがあり、イギリスやアイルランドといった一部の国では、ビザが抽選方式です。30歳ギリギリでワーホリを決意する方は、なるべく早くに準備を始めたいところ。もし1人で申請をするのが不安なら、ワーホリに関するサポートが手厚い留学エージェントに相談してみましょう。
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30歳以上でもワーホリ以外に海外で働く方法
海外で仕事をする手段はワーホリ以外にもあります。35歳や40歳でも、決して遅くありません。ワーホリ制度が使えない30歳以上の方には、以下のような留学プランがおすすめです。
カナダのCoop留学
Coop留学とは、就学と就労がセットになったカナダにしかない留学プログラムです。
プログラム期間の前半では専門分野について座学で学び、後半で学んだことに関する職種にて有給インターンに参加します。専門分野について知識とスキルの両方を習得できる点が、Coop留学の魅力です。
ワーホリと似ているプログラムですが、Coop留学には年齢制限がありません。また、基本的に一度のみの申請が許されているワーホリと異なり、Coop留学は何度でも挑戦可能です。プログラム終了後にはDiploma(ディプロマ:卒業証明書)が取得でき、履歴書にも記載できるようになるため、転職時のアピールポイントになります。
現在の職種に関してさらにスキルアップしたい、もしくはキャリアチェンジを狙っていきたいと考えている方におすすめです。
語学留学
海外で働きたい30歳以上の方には、学生ビザを使った語学留学という方法もあります。ただし、すべての国が学生ビザでの就労を認めているわけではないため条件については事前に確認しましょう。
語学学校に通いながらアルバイトすることが許可されているのは、オーストラリア・ニュージーランド・マルタ・アイルランドの4か国です。
国 | 学生ビザでのアルバイト |
---|---|
オーストラリア | 2週間あたり48時間 |
ニュージーランド | 1週間あたり20時間※ホリデー期間(学期間の長期休暇)はフルタイムでの就労が認められている |
マルタ | 1週間あたり20時間 |
アイルランド | 1週間あたり20時間※ホリデー期間(学期間の長期休暇)はフルタイムでの就労が認められている |
最も長時間のアルバイトが認められているのはオーストラリアです。2023年7月に2週間あたり40時間の就労制限が48時間に変更となりました。また、オーストラリアは物価が高い分時給も高いため、現地での生活費を十分に稼げるでしょう。
上記4か国の中には、就労時間の他にも、学生ビザ取得者によるアルバイトに条件を設けている国があります。渡航後、スムーズにアルバイトをスタートできるよう、カウンセラーとよく話し合ってから国やプランを決めていきましょう。
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海外転職や現地採用
海外転職や現地採用に挑戦する方法もあります。日本でしっかりキャリアを積み上げてきている30歳以上の方であれば、十分にチャンスがあるでしょう。
例えば、海外転勤ポストを設けている日本企業であれば、日本にいながら転職活動ができます。また、東南アジアや北米であれば、日本でもある程度求人を探せるため、行動を起こしやすいですよね。
海外転職や現地採用は、ワーホリのように国や年齢が限定されないのがメリットです。また、日本での転職となると年齢をネックになってしまいがちですが、海外では年齢が重要視されません。つまり、30歳を超えていたとしても何の問題もないわけです。ただし、海外で働くとなれば、それなりの語学力と専門的スキルが求められます。
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カナダ限定、ROワーホリで35歳まで!
カナダのワーホリは30歳までだから、、、とあきらめていた31歳から35歳までの方へ、朗報です。2024年、カナダ政府より31歳~35歳の日本国籍所持者が対象となる新たなワーキングホリデ―制度が発表になりました。
ROワーホリについて
ROワーホリとは、カナダ政府から認可を受けた指定機関「Recognized Organization」の頭文字をとったもので、ROワーホリは35歳までの方、2回目のワーキングホリデーの方がカナダの政府機関から認定を受けた機関を通してのみ申請ができる制度です。
通常のワーキングホリデービザとは別枠で審査が行われるビザで、以前からありましたが、今まではごく限られた機関からしか申請ができず枠も少なかったため実質申請が難しいものでした。
それが2024年、カナダの語学学校の教育機関であるLanguage Canadaが認定を受けたことにより、Language Canadaに加盟している語学学校の中から選定された8校の語学学校を通してROワーホリの申請条件や各学校の条件を満たしている方に申請の機会が与えられることになりました! 31〜35歳の方または18歳~35歳で2回目のワーホリ(セカンドワーホリ)をしたい方が対象で、1年間の滞在が可能です。
また通常のワーキングホリデーと同様に、語学学校への就学、就労、観光が可能です。 カナダ政府認定の語学学校に12週間通学し、英語力をつけながらお仕事探しの準備をすることが条件となります。 申請前のジョブオファーは不要で、滞在中は自由に仕事を選ぶことができます。
募集枠が多くはないのでしっかり新ROワーホリの制度や条件などを理解することが重要となります。
残念ながら各学校2024年の募集枠はすでに終了しましたが、2025年の発表に期待したいですね!
30代で留学は遅くない!
30代だからといって、留学への挑戦が遅すぎることはありません。30歳を過ぎてから留学する方は、案外たくさんいるんですよ。以下は、2023年に『成功する留学』を利用して留学した方の年代別の割合です。
グラフを見てみると、31歳以上で留学する方は全体の15%を占めます。また、35歳以上で趣味や語学を学ぶために、海外にチャレンジする方も多いです。親子留学やリフレッシュ留学など、大人の留学にはさまざまな選択肢があります。年齢制限に関わらず、留学されている先輩はたくさんいますよ!
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- 出発前英会話レッスンの受講
- 空港出迎えサービス
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成功する留学の留学&ワーキングホリデーサポートでは、出発前から滞在中、帰国後まで安心のサポートを受けることが可能です。留学カウンセラーにオリジナルの滞在プラン作成を相談してみましょう!
サポート内容は渡航国、都市により異なります。詳しくはお問い合わせください。
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まとめ:30代でも海外に行く方法はたくさんある!
ここまでワーホリの年齢制限が30歳であることや、ワーホリ以外に海外で働く方法解説しました。
こちらの記事のまとめは以下です。
- ワーキングホリデーの年齢制限は30歳まで
- カナダに限っては新ROワーホリ制度を利用して31歳~35歳までの方にもチャンスあり
- 30代からでもCoop留学や語学留学で学びながら働くことができる
- 「成功する留学」では30代からでも留学に挑戦する人が多い
- 自分に合ったワーホリの方法を知りたい人は留学のプロに無料で相談するのがおすすめ!
20代を超えてもまだ海外に行きたい人、海外で働く夢を忘れられない人はぜひ一度「成功する留学」でご相談ください。あなたの夢を叶えるために専門家がサポートしてくれます。
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この記事を監修した人
y.fukushima
GIO CLUB株式会社「成功する留学」カウンセリング事業部カウンセリンググループ・マネージャー
3年間、アメリカにてコミュニティ・カレッジから大学に編入し準学士を授与する。その後「成功する留学」で27年間カウンセラーを務めている。
ワーキングホリデー総合案内
- ワーホリについて知ろう!ワーキングホリデーについて
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ワーホリの平均年齢は26歳
ワーキングホリデービザで海外に渡航する人の平均年齢は、26.2歳です。そのうち26歳以上は64%と、ワーホリに挑戦する人の年齢は以前よりも上がってきています。思い立ったが吉日。迷ったら挑戦できるうちに行動したいですね。