カナダのワーホリに必要な費用は100万円で足りる?【2024年最新版】
カナダに1年間ワーホリに行く場合、最低でも約130万円の費用は必要です。この費用は出発前にかかる初期費用から現地でかかる費用を引き、現地での収入を足した際の費用です。
こちらの記事では、ワーホリの費用の内訳や、お見積りの際の一例も紹介しています。実際に自分が行く場合にどの程度費用がかかるのか知りたい方は、「成功する留学」のカウンセラーにご相談ください。
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ワーキングホリデーの基本情報について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
- 1. カナダのワーホリで1年間の最低費用は約130万円
- 2. カナダのワーホリでかかる費用の内訳
- 3. カナダのワーホリの見積もり事例
- 4. 【2024年9月現在】カナダの最低賃金を州ごとに解説!
- 5. アルバイトの時給は?:バンクーバーでの目安を紹介!
- 5-1. 日本食レストランのスタッフ:C$15.00~
- 5-2. 現地カフェやレストランのスタッフ:C$ 16.75~
- 5-3. ツアーガイド:C$15~16
- 5-4. お土産屋の店員:C$15.00~
- 5-5. オフィスワーク:C$18.00~
- 6. カナダの物価は?バンクーバーを例に紹介!
- 7. 成功する留学のワーホリサポート
- 8. まとめ:カナダのワーホリでかかる費用は約130万円
カナダのワーホリで1年間の最低費用は 約160万円
カナダのワーキングホリデーで、1年間にかかる費用の合計は約160万円です。【出発前にかかる初期費用】+【現地でかかる費用】-【現地での収入】が、約161万円になります。以下は、バンクーバーの語学学校に3か月通った場合の費用の例です。
内訳 | 費用(概算) |
---|---|
初期費用 | 約158万円 |
現地の生活費 | 約156万円 |
現地での収入 | 約153万円 |
総計 | 約163万円 |
金額はあくまでも目安です。都市や学校、滞在方法、現地収入額などによって大きく異なります。
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カナダのワーホリでかかる費用の内訳
【初期費用】【現地でかかる費用】【現地での収入】に分けて詳しく解説します。また、自分がカナダにワーホリで行く場合に、必要な費用を知りあたい方は、「成功する留学」でカウンセラーにご相談ください。
初期費用
初期費用には主に、語学学校費用・ビザ申請料・保険・航空券を指します。
語学学校費用
出発前に、語学学校に支払う費用です。入学金、授業料、宿泊費(申込期間分)、空港出迎え料を含みます。語学学校の授業料は学校によってそれぞれですが、1か月で約18-20万円が相場です。カナダのワーホリビザの場合、学校に通える期間は6ヵ月までと制限があります。限られた期間でしっかり英語力が伸ばせるよう、予算と質のバランスが取れた語学学校を選びましょう。
宿泊費はホームステイ一人部屋(ランチを除く、1日2食付き)で1か月約13万円が目安です。一般的に、通学期間はホームステイに滞在し、仕事を始めると同時にシェアハウスに移る人がほとんどです。
ビザ申請料
カナダのワーホリビザ申請料は、ビザ申請料CA$272(約294,000円)とバイオメトリクスの登録料$85(約9,200円)が必要で、合計CA$357(約38,600円)となります(2024年現在)。ビザ条件や申請料は1年の中でも変更されることがあるので、ビザを申請する際は必ずカナダ移民局の公式情報を確認しましょう。ビザ申請は、オンラインで可能です。
海外旅行保険
カナダワーホリビザには、1年間の留学保険(健康保険)の加入が必要となります。AIG損害保険株式会社8P2タイプ・1年の場合、253,020円です。保障プランの内容によって、金額が変わります。カナダの医療費は高額なので、健康に自信のある方でも必ず加入しましょう。
航空券
カナダへの往復航空券代の目安は約24万円。航空券の価格は、時期によって数万円の違いがあります。特に旅行者が多い年末年始や、留学生が多い3-4月は航空券が比較的高いです。ワーホリ費用を抑えたいなら、出発時期をピークとずらすのもひとつの方法です。
現地でかかる費用
現地でかかる費用は主に、家賃・食費・交通費・その他交際費などの雑費です。予算に合うシェアハウスに滞在したり、自炊を心掛けたりすることで、現地での滞在費を節約できます。
家賃
ワーキングホリデーでカナダに滞在する人のほとんどは、ホームステイから家賃を抑えるためにシェアハウスに移ります。滞在先の都市や部屋の大きさ、シェア人数によっても家賃は異なりますが、みなさん1か月約8万-15万円の家を見つけています。一般的に、オウンルームといわれる一人部屋は家賃が高いので、一部屋を友達やパートナーとシェアすることがほとんどです。
食費
カナダで1か月にかかる食費は約30,000-40,000円ほど。自炊が中心の生活になるか、外食が中心の生活になるかによって食費は数万円の差が出ます。特に外食になると、日本の2倍の値段をすることも少なくないので、生活費を安く抑えたいならなるべく自炊をして、外食は友達との付き合いに取っておくのがおすすめです。
交通費
交通費は、通信費や交際費などと合わせて1か月約4-5万円で計算しています。
現地での収入
カナダの最低時給は、各州によって定められています。バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州は$17.40(約1,900円)、一番高いヌナブト準州では$19.00(約2,000円)、一番安いサスカチュワン州では$14.00(約1,500円)です。2024年に値上げが決まっている州もあり、現地での収入が期待できます。
ただし、英語力が低くても働ける日本食レストランのスタッフや調理補助の場合、時給の相場は$15~(約1,500円~)ほどです。語学学校に通い英語力に自信が持てるようになったら、現地のカフェやオフィスワークにチャレンジしてみましょう。最低時給以上の給料が見込めるだけでなく、英語力にもさらに磨きがかかります。
仕事探しが不安に感じている方は、「成功する留学」が行なっている仕事探しサポートプログラム「WPSプログラム」をご利用ください。リゾート地でのホスピタリティ分野で働きたい人に特におすすめのプログラムです。気になる方は、以下からご覧ください。
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カナダのワーホリの見積もり事例
ここからは、実際にカナダにワーホリで行く場合の見積もり事例を2つ解説します。解説する事例は以下です。
※価格は2024年現在の情報及び「成功する留学」換算レートでの参考料金です。為替レートの変動でお見積金額が変わります。 ※費用は留学する都市や学校、時期、滞在方法、授業時間数などによって異なるため、あくまでも目安の料金です
語学学校3か月通う場合
- 語学学校研修期間:3か月
- 滞在形式:ホームステイ3か月、フラットシェア9か月
- アルバイト:8か月
- 設定為替レート:CAN$1=110円
出発前に必要な費用
ワーキングホリデーサポート料金(税込) | 11万円 |
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ビザ取得代金 | 4万円 |
往復航空券 | 24万円 |
海外旅行保険(1年間) | 25万円 |
語学学校費用 | 94万円 |
小計a:158万円
出発後に必要な費用
フラットシェア家賃(9か月) | 90万円 |
---|---|
食費(12か月) | 30万円 |
交通費(12か月) | 18万円 |
おこづかい(12か月) | 18万円 |
小計b:156万円
(小計a+b):314万円
収入
現地でのアルバイト(8か月) | 153万円 |
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1日6時間×週5回×8か月働いた場合(時給約$17)の収入の目安、税金など諸経費約15%として計算しています。
【支出】から【収入】を引いた合計:約161万円
アルバイトでの収入が153万円、現地の滞在費が158万円なので、生活スタイル次第ではアルバイトで生活することができます。
有給インターンを9ヶ月間する場合(1ヶ月の語学学校を含む)
- 語学学校:1か月
- 滞在形式:ホームステイ1か月、就労先寮滞在、8か月、フラットシェア3か月
- アルバイト:有給インターン8か月
- 設定為替レート:CAN$1=110円
出発前に必要な費用
プログラム費用(税込) | 81万円(語学学校1か月・ホームステイ1か月の費用含む) |
---|---|
ビザ取得代金 | 4万円 |
往復航空券 | 24万円 |
海外旅行保険(1年間) | 25万円 |
小計a:約134万円
内訳の詳細
プログラム費用:ワーキングホリデープログラム、有給インターンシッププログラム参加費用、語学学校1か月、ホームステイ(1人部屋3食付き)1か月分が含まれた金額です。
詳しくは、カナダワーキングホリデー就労サポート(有給インターン)をご覧ください。
出発後に必要な費用
就労先滞在費・生活費 | 110万円 |
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プログラム就労後滞在費・食費など | 45万円 |
小計b:約155万円
内訳の詳細
就労先滞在費:就労先の滞在は、寮もしくは就労先が紹介してくれる施設となります。
就労後滞在費・食費など:就労プログラムの後は、バンクーバーに戻りフラットシェアで滞在することを想定して費用を算出しています。
(小計a+b):約289万円
収入
就労先での収入(8か月) | 185万円 |
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収入小計:約185万円
内訳の詳細
就労先の収入:1日7時間・週5日・35週(8か月)働いた場合の収入の目安です。税金など15%諸経費を引いています。
【支出】から【収入】を引いた合計:約104万円~
注意事項および補足
就労サポートプログラムを使い、1か月で職が決まる場合でのお見積です。このプログラムは、「面接の手配」までを保障するものであり、100%希望に沿った職種での採用を保障するものではありません。
合計金額は、ワーホリ期間の収支概算であり、出発前に必要な費用(約134万円)および現地到着後にビザ発行の条件である滞在資金や、その他当面の生活費は必要となります。
ワーホリ経験があるカウンセラーに、わからないことを聞いてみよう
【2024年9月現在】カナダの最低賃金を州ごとに解説!
カナダの最低賃金は、州ごとに異なっており、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州は$17.40(約1,900円)、一番高いヌナブト準州では$19.00(約2,000円)、一番安いサスカチュワン州では$14.00(約1,600円)です。
ブリティッシュコロンビア州:C$17.40
都市:バンクーバー、ビクトリア
ブリティッシュコロンビアの最低賃金は、年々引き上げられています。
オンタリオ州:C$16.55
都市:トロント
最低賃金は毎年10月1日に毎年引き上げられます。
アルバータ州:C$15.00
都市:カルガリー
2018年10月1日にC$15.00に引き上げられました。
ケベック州:$15.75
都市:モントリオール
2024年5月1日に引き上げられました。
アルバイトの時給は?:バンクーバーでの目安を紹介!
カナダのワーホリでは、日本食レストランなど飲食関係のウェイトレスやキッチンスタッフなどが多いです。英語力があれば、カナダ人経営のカフェやレストランで働くこともできます。
以下は平均的な目安となります。実際は個人の語学力やコミュニケーション力、能力によって変わります。
日本食レストランのスタッフ:C$17.00~20.00
英語力 初級以上
日本人観光客の多い、バンクーバー、トロントでは、日本食レストランスタッフのバイトがあります。日本食レストランで日本人が雇われる大きな理由は、「日本語を話せる」こと、「日本食を知っている」ことです。英語、日本語両方で接客ができると仕事は見つかりやすくなります。ただ、最初は基本最低賃金からスタートする場合が多いです。
現地カフェやレストランのスタッフ:C$ 15.00~20.00
英語力 中級以上
英語での日常会話ができれば、サーバーと呼ばれる接客ができます。サーバーは基本給のほかにチップを収入にすることができます。チップはおよそ提供サービスの10~20%なので、結構な収入となります。一方で、英語力がない場合は、皿洗いなど裏方になるためチップの収入はありません。
ツアーガイド:C$18~25
英語力 中級以上
著名な観光地でのツアーガイドとなります。日本人向けツアー会社であればさほど英語に自信がなくてもチャレンジできます。トラブル時にホテルなどと交渉するケースがあるため、中上級以上の英語力があると好ましいです。
お土産屋の店員:C$15.00~18.00
英語力 初級以上
日本人向けのお土産屋であれば英語力にあまりなくても、採用される可能性が高いです。ただし、英語が話せればその分時給が高くなる可能性があります。
オフィスワーク:C$20.00~25.00
英語力 上級以上
働く期間が限られるワーキングホリデーでは、オフィスワークの求人はなかなか難しいといわれています。一方で、日本の旅行代理店など無給インターンなどで数か月で働き、実力を認められて就職するケースもあります。いずれにしても高い英語力を求められます。
カナダの物価は?バンクーバーを例に紹介!
観光地であるバンクーバーやトロントは比較的物価が高いです。チップやサービス料が含まれる外食も比較的高いです。ミネラルウォーターやファーストフードは、日本より1~2割高い程度です。
ビッグマック | C$6.75(約750円) |
---|---|
スターバックス カフェラテトールサイズ | C$5.75(約640円) |
パブのビール(国産500ml) | C$7.75~(約850円) |
カジュアルレストランでの食事 | C$20(約2,200円) |
ミネラルウォーター(1.5L) | C$2.45(約270円) |
タクシー(1km) | C$2.18(約240円) |
フラットシェアの家賃(1人部屋1か月) | C$800~1500(約9万円~) |
外食する場合は、10~20%チップが必要なので、その分割高になります。
上記金額は州によって、また購入するお店によっても異なります。
他の国のワーホリ費用
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成功する留学のワーホリサポート
- 予算や希望に合わせてカウンセラーがプランを作成
- 担当カウンセラーによるサポート
- 語学学校や付随する宿泊先の手続き
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サポート内容は渡航国、都市により異なります。詳しくはお問い合わせください。
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まとめ:カナダのワーホリでかかる費用は約160万円
ここまでカナダのワーホリでかかる費用について解説しましたが、いかがでしたか?カナダのワーホリに行く場合、最初にある程度学校で勉強して英語力をつけるというプランにすると、最低でも160万円ほどはかかることを理解しましょう。ただし、金額はプランによって異なりますので、カウンセラーに予算を伝えて相談することをお勧めします。
また、やることが沢山ある、いきたいところが沢山あるなどお金がかかることが多くなれば、それに伴い必要な費用も多くなります。「成功する留学」では、留学だけでなく、ワーホリのサポートも実施しています。詳しい内容を知りたい方は、一度カウンセラーにご相談ください。
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渡航前、渡航中、渡航後、全ての期間において役立つ情報をお届けしています。
この記事を監修した人
y.fukushima
GIO CLUB株式会社「成功する留学」カウンセリング事業部カウンセリンググループ・マネージャー
3年間、アメリカにてコミュニティ・カレッジから大学に編入し準学士を授与する。その後「成功する留学」で27年間カウンセラーを務めている。
ワーキングホリデー総合案内
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最低限必要な初期費用を確認しよう
予算が少ない状態で渡航すると、現地でお金がなくなり途中帰国をしなければいけなくなる状態に陥ることもあるかもしれません。ワーキングホリデーで渡航する前に、必要な初期費用に加え、現地での滞在費と収入が大体どのくらいか確認し、計画的に資金準備をしましょう。