【2024年最新版】オーストラリアの学生ビザについて

オーストラリアに一定期間以上留学する場合は、原則として「学生ビザ」を日本で取得しておく必要があります。学校から入学許可証が送られてきたら、留学に向けて学生ビザの申請をしましょう。

【2024年】オーストラリア学生ビザの申請条件がより厳格に！

2024年3月23日より必要条件となっていたGTE（Genuine Temporary Entrant）が廃止され、GS（Genuine Student）に変更されました。詳しくは、移民局の最新情報をご確認ください。

1. オーストラリアの学生ビザ

1-1. 申請時の年齢
1-2. 学校
1-3. 申請費用

2. オーストリアの学生ビザ申請方法

2-1. eVisa申請に必要なもの（2024年11月現在）
2-2. 学生ビザ発給まで
2-3. オーストラリアの学生ビザの審査にかかる所要時間
2-4. 3ヵ月以内の短期留学

3. まとめ：オーストラリアの学生ビザについて

オーストラリアの学生ビザ

オーストラリアで3ヵ月以上フルタイム（語学学校の場合は週20時間以上）のコースを受講する場合、学生ビザ（Student Visa：Subclass 500）を取得する必要があります。有効期間内なら、何度でも入国できます。

インターネット上で取得できるビザの総称はeVisaと呼ばれ、そのなかには「学生ビザ」「観光ビザ」「ワーキングホリデービザ」などが含まれます。

申請時の年齢

学生ビザ申請時に6歳以上。

学校

学生ビザを申請するためには、CRICOSコードが振り分けられている、政府認定の学校のコースに申し込み、正式な入学許可証（CoE：Confirmation of Enrolment）を取得する必要があります。

申請費用

学生ビザの申請費用は、A$1,600（約17万）です。オーストラリア移民局により、ビザ申請時に登録するクレジットカードから直接引き落とされます。

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オーストリアの学生ビザ申請方法

申請は、コース開始の4ヶ月前（オーストラリア国外）から可能。手順は以下のとおりです。

オーストラリア移民局のサイトにアクセス。ビザ申請前に「Immi Account」を作成します。
「ImmiAccount」ログイン画面にアクセスし、登録したUsernameとPasswordを入力し、ログインします。
「New Application」を選択します。
「New application」を選択し、「application group」の「Student」を選択します。
「Student Visa（500）」を選択し、「Terms and Conditions acceptance（規約）」に同意すると次のページから質問ページが始まります。
申請書の質問に回答する。すべての質問を終えたあと入力内容をチェックして間違いがないことを確認し、必要書類を添付して、申請料金支払いのためのクレジットカード情報を入力して申請書を提出します（SUBMIT）。
申請が完了するとTRN番号（照会番号）が表示され、登録したメールアドレスに登録完了の通知が送信されます。TRN番号が与えられたら、eVisa申請が正式に受理されたということ。この番号はeVisaを管理するうえでとても重要なので、必ず印刷するなどして、控えておきましょう。
健康診断は、2015年11月以降は原則不要となりましたが、特定の場合によっては受診が必要。
※健康診断になる可能性がある主な要因は以下となります。
・過去5年間で3カ月以上連続して結核のハイリスク指定国（＝Low Riskに記載されていない国）に滞在している場合（健康診断が必要な場合／結核リスクが少ない国一覧はこちら）
・医療機関（病院・老人ホーム、養護施設など）での研修や就労の予定がある場合
・歯科医師、看護師、理学療法士として研修や就労の予定がある場合
・育児期間（幼稚園・保育所・託児所など）で研修や就労の予定がある場合
また上記以外にもその他持病がある方なども指示が出るケースもありますので指示が出たらすみやかに対応する必要があります。

健康診断を受信する場合、原則としてビザを申請した後に行います。大使館指定の病院で健康診断を受けます。健康診断に必要なものは各病院のサイトで確認を。結果は直接病院からオーストラリア大使館へ送られるため、大使館に届いたかどうかの確認は不要です。

eVisa申請に必要なもの（2024年11月現在）

①有効なパスポート	有効期間が就学予定期間を満たしていること。
②パスポートのカラーコピー	（JPGファイル・最大500KB）
③クレジットカード	申請料金（2024年11月現在AU$1600/日本円約17万相当）はクレジットカード決済。自分名義のカードがなくても、名義人が使用を了承していれば大丈夫（親のカードなど）。
④入学許可証（Confirmation of Enrolment：COE）	複数のコースを受講する場合は、すべてのコースのCOEが必要。
⑤OSHC	学生ビザの期間中、海外留学生用保険に加入することが義務付けられている。通常は、入学申込時に同時に加入。
⑥Genuine Student（通称　GS）	オーストラリアで学生として滞在し、留学を通して現地で就学をすることへの強い意思を英文レターとして証明する必要があります。また各質問に対して最大150ワードで回答を入力し、提出となります。
⑦滞在先およびWelfare Arrangementsの証明書	申請者が18歳未満の場合

学生ビザ発給まで

ビザの発給状況はVisa Entitlement Verification Online (VEVO)で確認可能。ビザ発給の条件をすべて満たしていれば、ビザ発給許可通知書VGN（Visa Grant Notification）がメールで届きます。この通知書は学生ビザが発給されたことを意味するものです。通知書には学生ビザの滞在許可期限や守らなければならない諸条件などが記されているので、よく確認を。

eVisaはシステム上で許可を受けるというものなので、パスポートにシールなどの証明書は貼ってもらうことはありません。現地には、ビザ発給許可通知書をプリントして、忘れずに持っていくようにしましょう。

オーストラリアの学生ビザの審査にかかる所要時間

プランをしっかりと計画するためにも、事前に学生ビザの申請から発給までどれだけ時間を要するのかオーストラリアの移民局サイトにて確認することが可能です。いま現在申請にどれくらいの平均時間がかかっているかは移民局のサイトの中のVisa processing timesのページで確認することができます。ビザの申請には余裕をもって準備することが大切です。

3ヵ月以内の短期留学

オーストラリアに入国するには、必ず何らかのビザが必要です。3ヵ月以内の短期留学で学生ビザを申請しない場合は、ETAS（Electronic Travel Authority System）の申請を行いましょう。2024年現在は、アプリから申請できます（Apple StoreまたはGoogle Play Store）。各旅行代理店でも申請可能ですが、手数料はまちまちです。