イギリス留学で気をつける日常生活のマナー
気軽にあいさつする、イエス・ノーははっきりと
イギリスで生活していると、習慣やマナーの違いに戸惑うことも少なくない。留学生活をより快適かつ安全に過ごすために知っておきたいこと、注意すべき点について考えてみよう。
ファースト・ネームで呼び合う
日本では、親しい間柄でなければ相手のことはたいてい○○さん、と「さん」づけで呼ぶ。そのため、いきなりステイ先の家族、まして目上の人を、アンディとかキャロラインなどと呼び捨てにするなんて、と躊躇するかもしれない。しかし、ホームステイ先の夫妻に対して、「Mrs○○○」「Mr○○○」と敬称をつけてあいさつするのは、きっと初対面のときだけだろう。自己紹介がすむと向こうから"Please call me Andy.(アンディと呼んでね)" というようにファースト・ネームを言うはずだ。そういう相手には、ファースト・ネームで呼べばいい。自分から「アンディと呼んでもいい?(May I call you Andy?)」と切り出しても大丈夫。
レディファースト
あなたが男性の場合、レストランで女性と同席するときには、先に女性に席をすすめ、相手が座ってから着席する。こうした動作がレディファーストの基本。何のことはない、簡単なこと。誰でもきっとどこかで目にしているだろうし、自らもそうしてもらった女性は多いだろう。レディファーストはナイフとフォークの使い方のようにマナーのー種だと考えればいい。
はっきり言葉で伝えよう
日本語には外国語にない微妙なニュアンスがあって、日本人なら一般的に理解できるといった表現がある。日本ではあたりまえのように見えている動作や行動が、現地の人には誤解を招いたり不思議に思われたりすることもある。日本人同士だと、たとえ口では「ハイ」と言っていても「本当はやりたくないんだな」ということが、顔や身振りを見ていれば理解できることがある。だが、「察し合う」というのは同じ文化や習慣上で成り立つこと。外国では思っていることははっきり言葉で伝えなければならない。
あいまいに笑ってもダメ
たとえばホームステイ先の家族が、「私の作ったフライドチキンはおいしい?好き?」と尋ねたとする。もちろんおいしくて、好きだったら"Yes." と答えればいい。しかし、好きではなかった場合、返事に詰まってあいまいに笑って見せてもダメだ。"No." という気持ちを伝えなければならない。もちろん直接的に伝えることがいいわけではない。「少し油っぽいみたい」とか「チキンは苦手で」というように、理由を伝えることも大切。そこからコミュニケーションが生まれる。
積極的に自分の意見を話す
「あなたはサッカーが好きですか?」、「まあまあです」。この「まあまあ」"so so" は、手のひらを広げてヒラヒラさせながら言うと「どちらでもない」という意味になる。日本の学生はこの"so so" や「たぶん」などの言葉を多用する傾向にあるという。しかし、あいまいな発言ばかり繰り返していると「何を考えているかわからない」とほかの国の人たちからいぶかしがられる。授業中、放課後を問わず、積極的に自分の意見で話すようにしよう。
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成功する留学のカウンセラーより
現地で友達をつくるよい方法とは
イギリスはヨーロッパの1国です。ヨーロッパの歴史や文化について少しでも知っておくと、ホームステイの家族とも話しやすいですし、学校内のヨーロッパの学生とも友達になりやすいと思います。また、イギリス人と友達になりたい人は、地域のカルチャーセンターや大学のアダルト・エデュケーションのコースに参加して、趣味を通して知り合うのもいいのではないでしょうか。
思いを伝える努力を
イギリス人は、ほかのヨーロッパ諸国の人たちに比べると、はっきりモノを言えない国民性のようです。それでも日本人に比べると自己主張をする人が多いので、こちらも堂々と自分の意見を言ったほうが、尊敬を受けると思います。イギリス人は、感情表現が不得意な人が多いようですが、一度友達になると一生の友達になれる人々です。ときには口論をおそれず、思いをしっかり伝える努力を続けていると、心が触れ合うときが必ずきます。