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オーストラリアへの語学留学費用の見積もり例

留学の計画を立てるとき、誰もが気になるのは費用。

オーストラリアのシドニーにある私立語学学校で24週間の研修を受ける「例」を参考に、下の表で自分の留学総費用の見積もりを作成してみましょう。

語学学校留学費用 見積もり例

【見積もり条件例】

出発日:2022年2月19日(土) 成田発  
帰国日:2022年8月21日(日) シドニー発  
学校名:シドニーの私立語学学校
受講コース:一般英語コース(23時間)  
受講期間:2022年2月21日(月)~2022年8月19日(金)(24週間)
滞在形式:ホームステイ(1人部屋、朝夕2食付)
滞在期間:2022年2月19日(土)~2022年8月21日(日)

語学学校に支払う費用

授業料(24週間)

870,192円 / A$400×24週間

滞在都市、学校、コース、週あたりの時間数などによって授業料はかなりの幅があります。以下では、週25時間のGeneral English Courseを例にしました。一般的に、オーストラリアでは小さな街よりも大都市の学校が、大学付属やTAFE付属の語学コースよりも私立語学学校のほうが金額は高め。また、このほか、別途テキスト代が必要なこともあります。

入学申請料

19,950円 / A$220

学校によって異なりますが、料金・費用のうえでは大差ありません。ただし、申請料が授業料の一部に含まれるのか、含まれないのかは注意を。

滞在費

631,152円 / A$290x24週間

都市部と地方の街では、滞在費も生活費も大きく異なります。大都市や観光地として有名な街は一般に物価が高いので要注意。シドニーでのホームステイの費用は1人部屋、朝夕2食付きで、週あたりA$250~300ほど。地方の相場は、街によってさまざまだが週あたりA$220~250程度みておけばOK。滞在費に含まれない食費は別途必要になるので、気をつけましょう。

滞在手配料

18,136円 / A$200

滞在先を手配してもらうために必要な費用。滞在費とは別にプラスで支払う滞在手配料の形式をとる学校と、滞在費に含まれるデポジットの形式の学校があります。学校にもよりますが、一般にA$200前後。

現地空港出迎え費

13,606円 / A$150

到着空港から滞在先まで送り届けてくれるサービスの費用。学校により多少の料金設定の差はありますが、シドニー空港から滞在先への出迎え費用は片道A$100前後。ブリスベンやメルボルン、パースなどの空港から滞在先へは片道A$80~100程度。

OSHC保険料

26,087円 / A$294(本人のみ・6ヵ月分)

学生ビザを取得してオーストラリアに留学する場合は、OSHC(Overseas Student Health Cover:海外留学生保険)への加入が義務づけられています。登録および保険料の支払いは、留学先の学校に行います。ちなみに、3ヵ月の加入で約11,528円/A$130、12ヵ月で約44,333円/A$500。学校によって提携している保険会社が異なるため、料金も異なります。

渡航費用

海外旅行保険料

152,010円(AIUの6ヵ月パック料金)

障害死亡3,000万円基本セットプラン。保険会社、契約期間、契約内容によって異なりますが、基本的なプランにすれば、上記のような金額と大差ありません。ちなみに、同社3ヵ月のパック料金は58,160円。

パスポート申請料

16,000円(10年間有効旅券申請)

5年間有効のパスポートなら11,000円。残存期間が1年未満だと更新ができます。

学生ビザ申請料

57,186円 / A$630

申請料金はよく変更になるので、申請時に確認してください。

健康診断受診料

20,000円

学生ビザ申請の際には、必ず健康診断が必要となります。健康診断は指定病院で受けてください。料金は病院により異なります。

成田往復交通費

6,140円(3,070円× 2)(東京駅から成田エクスプレス利用)

地方都市在住者は、最寄りの国際空港までの交通費、場合によっては日本での宿泊費も見積もってください。

現地でかかる費用

ホームステイに含まれない食費

166,173円 / A$1,830
(ランチが1食A$10。夕食を外で6回各A$25で計算)

個人差が大きい費用なので、節約すれば少ない出費でOK。逆に外食好きならもっとかかります。

交通費

80,212円 / 週A$36.80×24週間
(ステイ先から市内への交通費)

おこづかい

290,000円
(1ヵ月の交際費、雑費として3万円、小旅行が2 回で各3万円、予備として5万円)

都市による生活費の差も影響しますが、それよりも個人の生活、消費スタイルによって大きく異なります。オーストラリアの物価は日本よりは少し安めなので、日本で使うひと月のおこづかいをあてはめれば充分。カフェでお茶するときのコーヒー代などの交際費、映画代などの娯楽費、おみやげ代などもこれに含まれます。

合計金額

2,366,844円

※語学学校はAccess Language Centreの料金を参照

注: 2022年5月現在のレート(A$1=90.73円)で換算

見積もりについて

「例」では最も物価の高いシドニーで、比較的授業料が高めの私立校の一般英語コースを受講した設定となっています。滞在都市や学校を選べば、もう少し安い費用での留学ももちろん可能。ただし、合計金額が出たからといって、それだけで安心しないこと。慣れないオーストラリアでの留学生活では、何が起こるかわかりません。最低でも10万円程度、予備の費用を見積もっておきましょう。

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