オーストラリアでの電話のかけ方、郵便、インターネットなどの通信事情について
メール・電話・手紙 家族や友達への近況報告
オーストラリアでの留学生活が少し落ち着いたら、日本の家族や友達に近況を報告しましょう。現地の生活においても、通信手段の確保は必須。メールや電話、手紙の利用方法は、きちんと把握しておくのがおすすめ。
電話
便利なプリペイドカード
広く利用されているのが、どんな電話でも利用できるプリペイドカード。カードから電話料金が支払われるので、ホームステイやフラット、ホテルなどから、また、携帯電話や公衆電話からもコインいらずで国内や日本へ電話できるので便利です。プリペイドカードは複数の会社から発行されていますが、1分5¢前後(GST込み/4.6円)。なかには日本語によるガイド付きカードもあるので、操作方法の心配もなく安心です。
プリペイドカードの使い方
プリペイドカードの使い方は、どれもほとんど同じ。最初に使うときに、銀色の薄いシートをスクラッチして暗証番号を読み取ります。各国への通話料金は、会社によって微妙に異なりますが、料金を比べるときは、税込みか税抜きかにも注目したいところ。
国内通話無料のフリーダイヤル
携帯電話からかける際には、電話料金が発生します。
1800または1300で始まる番号
※1300は市内通話料金の場合もあります
プリペイドカードの注意点
会社によって、通話中に雑音が入ったり、相手に自分の声が届くまで数秒かかるものや、通話の途中で突然切れてしまうカードもあります。最初はA$5~10の安いカードを買って、通話の質を確認するのがおすすめ。
オーストラリアから日本への国際電話のかけ方
例:東京 (03)1234-5678
国際電話識別番号
0011
+
日本の国番号
81
+
0を除いた市外局番
3
+
相手先の番号
12345678
日本からオーストラリアへの国際電話のかけ方
例:オーストラリア(02)1234-5678 へかける場合の手順を示す。
国際電話会社の番号(以下のいずれか)
001 (KDDI)※ 1
0033 (NTT コミュニケーションズ)※1
0061 (ソフトバンクテレコム)※1
005345 (au 携帯)※2
009130 (NTT docomo 携帯)※2
0046 (ソフトバンク 携帯)※2
+
国際電話識別番号
010 ※2
+
国番号(オーストラリア)
61
+
0を除いた市外局番
2
+
相手先の番号
1234-5678
※ 1「マイライン」の国際区分に登録している場合は不要。詳細はwww.myline.org
※ 2 auの場合、010は不要。NTT docomoは事前申し込みが必要。携帯3社の場合、電話会社の番号をダイヤルしなくてもかけられる。
主要都市の市外局番
シドニー | メルボルン | ケアンズ・ブリスベン | パース |
---|---|---|---|
02 | 03 | 07 | 08 |
携帯電話を手に入れる
留学生の場合、現地でプリペイド式のものを買う、現地で毎月の基本料金を払ってレンタルするという方法が考えられます。留学期間や使い方によって、自分に合うものを選びましょう。
現地でプリペイド式電話を買う
オーストラリアでは、携帯電話の本体はA$100程度~(9,242円~)。大きな都市の中心部では、アジア系の携帯電話専門店でも購入できますが、アジア各国から安く仕入れてきた携帯電話は、電気コンセントへの差し込み口が現地のものと異なります。しかし通常は変換プラグを無料で付けてくれます。
プリペイド式電話は、SIMカードを本体にセットし、さらに各社のリチャージカードを買って、その暗証番号を入力することで料金をチャージする仕組み。使い過ぎる心配もないため、留学生に最も人気があります。
リチャージカードは、コンビニエンスストアや文房具店、スーパーマーケットなどで購入可能。また、一度チャージすれば、次はクレジットカードを使ってリチャージすることもできます。
現地でレンタルする
短期のオーストラリア留学であれば、日系の留学エージェントやサポート会社からレンタル専用の携帯電話を借りるのもおすすめ。手続きにはクレジットカードが必要なことが多く、支払いは日本の銀行口座から引き落とされるなどの制約がある場合も。また、毎月の基本料金は決まっており、まったく使わなくてもA$50程度(4,622.80円)の料金がチャージされます。
プラン契約
2年以上の長期留学であれば、電話会社と一定期間の契約を結んで毎月の通話料を払うスタイルも考えられますが、電話会社やプランによって条件があるので確認を。ただし学生ビザでは契約できないことも多いので注意。
日本の携帯電話会社の国際ローミングサービス
日本で使っている携帯端末や携帯電話番号を、そのままオーストラリア、ニュージランドでも使用できるのが、国際ローミングサービスです。
オーストラリアの郵便
国内郵便
オーストラリアでは大きさにかかわらず、市内なら翌営業日に届きますが、主要な都市を結ぶ郵便は2日ほど。地方から発送する場合は3~4日ほどかかります。速達「ExpressPost」なら、全国の主要都市間なら翌営業日に到着します。
国際郵便
オーストラリアから日本へ手紙を送るときは、エアログラム(aerogramme)と呼ばれる専用書面を使うと、定型のハガキを出すより安い。定型内の封書は500gまで、重さによって料金が異なる。どれも、3~10営業日程度で日本に着くが、急ぐ場合は、速達やEMSを利用するとより速い。
国際普通郵便の配達ミス、紛失トラブルは、日本より多い。なくされて困るものは送らないか、コピーを取っておくこと。また、航空便を送るときは、宛先の住所面に「By Air」と書いたうえ、さらに窓口で無料でもらえる「Air Mail」のシールを貼っておけば、誤って船便に回される可能性を減らせるのでおすすめ。
郵便局の特徴
オーストラリアでは「AustraliaPost」と呼ばれる郵便局。手紙や小包の発送、局留め配達物の引き取りはもちろんのこと、電気、電話、ガス料金などの支払いも行えます。
営業時間
9:00~17:00(都市部の中央郵便局など一部の局は、土曜の午前中も営業)
オーストラリア郵便公式サイト (Australian Postal Corporation)
オーストラリアのハガキ・封書の郵便サービスの料金
- 国内普通郵便
- 定型(13cm×24cm、250g以下)...A¢60 (5,545円相当)
大判(26cm×36cm、500g以下)...重さによりA$1.20~ (110.78円相当~)
- 日本への航空便
- 定型ハガキ...A$1.85 (170.89円相当~)
定型封書...重さによりA$1.85~ (170.89円相当~)
パソコン
半年以上の留学ならパソコンは必需品
日本との連絡やリサーチのツールとして、パソコンはオーストラリア留学生活の必需品といえます。 短期の留学なら、現地のインターネットカフェや学校設備のパソコンを使えば充分。半年以上の留学で、インターネットやメール機能を使う予定のある人は、日本からノートパソコンを持参することをおすすめします。日本から持っていったパソコンは、ほぼ問題なく使用可能。
オーストラリアの電圧は日本と違って220~240Vと高いため、渡航前に対応機種かどうか確認する必要があります。また、コンセントの差し込みプラグの形も異なるため、日本のパソコン専門店などで、留学先の国で必要なものをすべて購入しておきましょう。
日本のパソコンをネットに接続するには?
日本から持ち込んだパソコンを現地でインターネットに接続するには、日本のプロバイダによる海外ローミングサービスを利用する方法と、現地のプロバイダに加入する方法のふたつが考えられる。海外ローミングサービスなら、日本で簡単な手続きをするだけで、現地に到着してすぐにパソコンが使えるようになります。日本語でテクニカルサービスを受けられるという利点もあります。ただ、インターネット接続料金の設定が割高なので、長期の留学やインターネットを頻繁に使う人向きではないでしょう。
長期留学なら現地プロバイダに加入
現地のプロバイダは料金設定も割安で、国内でのアクセスポイントも豊富。申し込みの手続きからテクニカルサービス、トラブルの相談などは、すべて英語になりますが、留学生活で鍛えた英語力を試すチャンスにもなるはず。また、困ったときには、現地にこういった手続き代行のサービスやパソコンのトラブルを日本語で解決してくれる日本人経営の会社もあります。
現地のプロバイダは種類も多く、料金設定もバリエーション豊富。そんなときは、現地で使っている人の評判を聞くこと。大手プロバイダから、料金設定が比較的低い新規プロバイダまで、自分の用途に合わせて選ぶことができます。
ネットカフェを利用する
オーストラリアの各都市では、街に出ればインターネットカフェを簡単に見つけることができる。1時間A$3(277円)前後で利用可能。日本語を読めるソフトがダウンロードされたパソコンも使えますが、たまに日本語を読めても日本語入力はできない、というものもあります。同じ店でもパソコンによって違うこともあるので、店の人に確認してから使い始めましょう。
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現地のプロバイダを選ぶ
オーストラリアはプロバイダの数が多く、利用料・サービス内容は各社それぞれ。それに、パンフレットを見ただけでは、つながりやすさやサポートのよい悪いまで判断するのは難しいことです。現地でプロバイダ契約をする場合は、利用料だけで決めたりせず、周囲の人に評判を聞いてみましょう。留学生の間でも詳しい仲間がいるはずです。