オーストラリア語学学校の初日
誰だって初日はドキドキ 学校と施設に慣れるのが肝心
長い準備期間を経て、ようやくオーストラリアで始まる留学生活。最初はドキドキするかもしれませんが、それは誰もが一緒。学校の雰囲気や授業、施設などに早く慣れて、自分なりのペースをつくっていきましょう。
学校初日は早めに家を出る
学校が始まる日は、時間に余裕をもって到着するようにしましょう。ホームステイ先の家族などに、学校への行き方と、通学にかかるおおよその時間を聞いておき、準備を。大学付属校などの場合、たくさんの建物が広大なキャンパスの中に点在しているので、パンフレットなどで語学コースの受付の場所は事前に確認するようにしてください。
オリエンテーション
授業が始まる前に、新しく入校する学生のためにオリエンテーション(もちろん英語での説明)が行われます。オリエンテーションでは、学校や授業についての説明のほか、クラス分けテストや授業料の支払いなども行われます。オリエンテーションには必ず参加するようにスケジュールに入れておきましょう。初日には、入学許可証やパスポートをチェックされることもあるので、念のため持参を。
クラス分けテスト Placement Test
どの学校でも、コースの開始前またはコースの初日にクラス分けのテストがあります。テスト内容は文法知識や作文能力を問う筆記と、聞き取り能力を測るリスニング、話す能力を測るインタビューで構成されているのが一般的。日本人の場合、文法はできるものの、聞いたり話したりするのは苦手という傾向があり、実力以上のクラスに入れられてしまうことが多い。授業を受けてみて内容がさっぱりわからないということがあれば、クラスを替えてもらうよう申し出てください。簡単すぎると思ったときも同様に。
生活全般についての説明や注意
クラス分けテストに続き、学校生活全般についての細かい説明や注意があります。1日のスケジュールはどうなっているか、公共の交通手段の使い方、トラブルが起こったときはどこの誰に相談すればいいのか、学校主催の課外活動のスケジュールや申し込み方法、安全な生活を送るために留意すべき点など、どれもが新生活を始めるために必要な情報なのでしっかりと聞くようにしましょう。説明は英語で行われるのですべてを理解するのは難しいかもしれないですが、よくわからなかったら必ず質問して、きちんと理解するよう心がけてください。
授業料などの支払いや諸手続き
日本で全額支払っている場合を除き、初日には未払い分の費用(授業料や滞在費、施設使用料など)を精算する必要があります。授業料などの高額な支払いについては現金では受け付けないことが多い。多額の現金を持ち歩くのは危険ということもあり、カードや小切手で支払うのが一般的。クラス分けテスト、ひと通りの説明、学費の支払いなどが済んだら初日は終わり。学校によっては、新入生のために学校周辺やキャンパス内のツアーを企画していることもあるため、ぜひ参加してみましょう。
初日は必ず出席する
たとえ旅行の疲れから寝坊をしてしまっても、バスに乗り遅れてしまっても、初日は必ず学校に向かってください。学校ではその日に来る学生をしっかり把握していますからNo Showだと心配しますし、ときには警察に届けられてしまうこともあります。
学校初日の注意点
時間の余裕をもって家を出る
前もって、学校への行き方を聞いておく
貴重品を持って出るので、充分注意する
【初日に持っていくもの】
- パスポート
- 入学許可証
- 学校の住所、電話番号、地図
- ホームステイや寮など滞在先の住所、電話番号、地図
- バス代やランチ代などに必要なお金(大金は持たない)
- 授業料分の小切手(支払いが残っている人)
授業初日は早めに教室へ
通常、授業が始まるのは、2日目から。朝、学校へ行くと、掲示板にクラス分けテストの結果が貼り出されているはず。指定された教室には早めに行って、いい席を取りましょう。いよいよ授業開始。授業はもちろんすべて英語ですが、先生は外国人に英語を教えるプロなので、わかりやすい英語でゆっくり話してくれます。
初級クラスは、まず基本から
授業内容は学校やコースの種類によってさまざま。しかし、一般英語コースの初級レベルでは、基本文法をしっかり押さえるとともに、インターネットなどを使ってさまざまな英語表現を学んでいきます。グループやペアに分かれての日常会話のロールプレイングやクイズ形式の授業などもあり、楽しく英語が勉強できるはず。
中級以上は、教材もバラエティ豊か
中級以上のレベルになると、新聞や雑誌の記事などをリーディングの教材に使ったり、TVニュースを見てクラスメイトとディスカッションをしたりと、授業内容もかなり豊かになってきます。授業中に自分たちの国の歴史や文化、風習、社会情勢などを紹介しあうことも多いので、いろいろな国の情報にも詳しくなれるでしょう。また、IELTSやケンブリッジ英検準備の授業が始まるのも、たいてい中級レベル以上からです。
上級レベルではカレッジ・スキルも学ぶ
上級レベルになると、授業で扱う教材のテーマも、政治や経済、社会問題、文化、歴史など難しくなってくる。大学付属の英語コースでは、大学の学部授業を意識して、レポートを書いたり、大量の文章を読んだりという、いわゆるカレッジ・スキルの養成も行われます。
大学には充実した施設がある
たいていの語学学校には、LL教室をはじめとしたさまざまな視聴覚機器が備えてあります。留学生のためにパソコンを開放して自由にインターネットを利用したり、Eメールを送ったりできる学校も多い。大学付属の英語コースの場合は、英語コースの学生も正規学生と同様に、図書館やスポーツ施設、食堂などキャンパス内の施設を利用できることが多い。留学生のクラブ活動への参加を認めているところもあります。英語コースの授業だけでは現地学生と知り合う機会が少ないため、積極的にこれらの施設を利用して、学校生活をより充実させましょう。
図書館・図書室
大学の図書館には書庫のほかに自習室やミーティングルームがあり、正規コースの学生に混じって、落ち着いた雰囲気のなかで自習やグループ学習ができます。新聞や雑誌などが置かれているのはもちろん、コンピュータルームがあるところも多く、図書館の利用価値は大。寮生活をしている人が勉強に使用していることも多いため、深夜まで(ときには24時間)開いているところも。私立の語学学校にも、図書室や自習室などの設備を備えているところが多いので、利用してみましょう。
スポーツ施設
ほとんどの大学のキャンパスには、ジムやプール、テニスコートなど多数のスポーツ施設があります。利用に関しては、無料のところもあれば有料も。私立校だと、スポーツ施設などはほとんどないが、課外活動の一環として、ボウリングやテニスなど、さまざまなスポーツを楽しむ機会を提供しています。
ブックストア
大学のブックストアは、日本でいう購買部のようなところ。本や文房具だけでなく、学校オリジナルのグッズ(校章や大学名の入った文房具、Tシャツや帽子など)も手に入ります。品揃えはバラエティ豊かとはいえないが、勉強に必要な文房具はすべて揃っているはずです。
カフェテリア(学生食堂)を利用する
学生寮に滞在する場合は、寮にカフェテリア(またはダイニングルーム)がある場合が多く、食費も比較的安くあがります。大学のキャンパスにも、たいてい複数のカフェテリアがあるはず。味についてはあまりいい評判は聞きませんが、メニューの種類や量は豊富。宗教上の問題で食べ物の制限がある人や、ベジタリアンのためのメニューなどもあるので便利。学校側は毎日カフェテリアを利用する学生のために、プリペイドカードを販売していることが多い。
沈黙は美徳ではない
語学学校では、黙って授業を聞いていることは美徳ではありません。ちょっとくらいうるさい学生のほうが、授業に積極的に参加していると思われるほどです。日本人は授業中に質問するのが苦手な場合が多く、自分の意見を積極的に表現することもうまくないこおも。まして英語で話すとなると、ついつい言葉少なになる人が多い。それに比べて、中南米やヨーロッパから来ている学生は実に積極的に授業に参加します。彼らを見習って、授業中もどんどん発言してみましょう。留学中は「言うべきことははっきり言い、自分の意見を主張する」この姿勢こそが大切です。
成功する留学のカウンセラーより
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2~3日は様子をみよう
初日に授業内容についていけなかったとしても、クラス変更を申し出るのは少し待ってください。2~3日して英語に耳が慣れてくれば、意外に簡単なことだった、と思うことがよくあります。
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掲示板はマメにチェックする習慣を
学校の掲示板には、いわゆる「売ります/買います」といった物品の売買情報や物件情報、イベントの告知など、さまざまな情報が掲示されます。思わぬ「お得な」情報が貼り出されることもありますので、学校に来たら最低一度は目を通すようにしましょう。
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ランチを安く済ませる
昼食代を一番安く済ませる方法は、学校内のスーパーマーケットでサンドイッチなどを買ったり、近くのテイクアウェイのお店でパスタやピザなどを買い、そのあたりの芝生に座って食べること。
毎日これだと辛いかもしれませんが、ときには友達とのおしゃべりをごちそうにして、ランチタイムを過ごしてみるのもいいと思います。
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時間があれば下見に行こう
学校が始まる前に、一度は学校までの道のりを確かめに行ってみることをおすすめします。このときにバスなど公共交通機関の利用の仕方やタイムテーブル、滞在先から学校に着くまでにかかる時間などを確認しておけば、大切な初日のオリエンテーションに遅刻することも防げます。
課外授業も120%楽しもう!
オーストラリアにある多くの学校は、週1回ほどのペースでキャンプやスポーツなどのアクティビティを取り入れています。こういった課外授業は、クラス以外の友達作りの場であり、生きた英語を習得するチャンス。ぜひ、積極的に参加しましょう。日本人だけで固まらず、自分から他国の学生の輪に入っていくことが大切です。