大学生のワーホリの正解|メリットは?いつ行く?
自由度が高く、就学・就労・旅行とあらゆる経験が可能なワーキングホリデー。ワーホリに挑戦する大学生が増えている一方、休学してワーホリに行くことに対してはネガティブなイメージが持たれがちです。
今回は、大学生のワーホリについて深堀り!大学生がワーホリに行くメリットやタイミング、さらにワーホリを成功させるコツについて詳しく解説します。気になる費用やスケジュールなど、周りと差がつく「大学生のワーホリの正解」をチェックしていきましょう。
大学生が休学してワーホリってどう?
大学生が休学してワーホリに行くとなると、「遊びに行くだけ」「大学留学ではないから何も学べない」と思われてしまいがちです。その理由は、海外で自由に滞在できるワーキングホリデーの特性にあります。
ワーホリは若者の異文化交流を目的とした制度です。国によって語学学校に通える期間や労働時間などに上限はあるものの、就学・就労・旅行といったあらゆる経験ができます。その自由さがメリットの一方で、目的意識が明確でないと、英語力も上がらず、経験を積むこともできないデメリットの多いワーキングホリデーとなってしまいます。
本当に1年間を無駄に過ごしてしまうのか、はたまた実りあるワーキングホリデーにできるのかは自分次第です。目的意識と十分な計画があれば、大学生が休学してワーホリに行くことには大きなメリットがあります。
【メリット】大学生で休学してワーホリに行く理由
大学生のうちにワーホリに行くメリットを3つご紹介します。
メリット①:就活でアピールできる
ワーホリを通じた海外経験は、就活におけるアピールポイントになります。例えば、「多国籍な職場で働いていた」「ワーホリで英語力を高め、TOEIC800点を獲得した」などの経験は、面接官に好印象を与えられます。直接的な語学力が求められる場面でなくても、ワーホリの具体的な体験を通じて、コミュニケーション能力や行動力、グローバルな価値観をアピールできます。
メリット②:社会人になってからよりも挑戦しやすい
社会人になってからワーホリに挑戦するとなると、休職や退職が必要になります。一度職を離れた社会人にとって、復職や転職が成功する保証はありません。よって、ワーホリのハードルはグッと高まります。
一方、休学した大学生であれば、帰国後は難なく復学できますし、ワーホリ経験が就活にデメリットに働くことはほとんどありません。就職に関する心配が少ない分、大学生の方が社会人よりもワーホリに挑戦しやすいのです。
メリット③:人生の選択肢が広がる
海外での生活や、日本では出会えない多くの人・価値観との出会いは、自分の視野を広げる良い機会になります。自由度の高いワーホリでは、何にも縛られることなくやりたいことに挑戦できるため、あなたの新たな可能性に気付くこともあるでしょう。帰国後の就活以外にも、社会に出る前に人生の選択肢が広がることは、大学生のうちにワーホリに行く大きなメリットです。
【デメリット】大学生でワーホリする前に知っておくこと
デメリットの多いワーホリにしないため、渡航する前に知っておきたい注意点をご紹介します。
デメリット①:現地での経験次第では"遊んできただけ"
ワーキングホリデーは自由度が高い分、現地での行動やアピール次第では、やはり「遊んできただけ」だと思われてしまいます。ワーホリ経験を有効にアピールするためには、現地での主体的な行動が大切です。
帰国後に「なぜワーホリに行ったのか」「ーホリでどのような経験をしたのか」という質問は避けられません。自信を持って伝えられるよう、ワーホリの目的から逆算し、現地で積極的に行動しましょう。
デメリット②:交換留学より費用がかかる
交換留学の場合、基本的に現地での学費はかかりません。一方、休学をしてワーホリに行くとなると、現地での語学学校に学費を払うのはもちろん、日本の大学には休学費用を納める必要があります。
休学費用は大学によって異なりますが、5〜20万ほどかかるのが一般的です。交換留学と比べると費用がかかりますが、ワーキングホリデーでは現地で働くことができるので、滞在費を賄うことはできるでしょう。
デメリット③:卒業が1年遅れる
大学を1年休学してワーホリに行くと、同級生よりも卒業が1年遅れます。就活のスケジュールもズレるため、面接では休学理由を必ず聞かれることになります。ワーホリという明確な目的があれば、休学自体がデメリットになることは少ないですが、「何の目的で休学をしたのか」をきちんと答えられるようにしておきましょう。
大学生のよくあるワーホリ失敗談
ワーホリを経験した大学生の中には、帰国してから「こんなはずじゃなかった...」と後悔している人もいます。そんな大学生のワーホリ失敗談を3つ紹介します。
英語をほとんど使わないで帰国...
ワーホリの失敗談で多いのが、1年間日本食レストラン、いわゆるジャパレスで働き続けたパターンです。ジャパレスでは、オーナーや従業員のほとんどが日本人で、それほど高い英語力が求められません。
一度ジャパレスで働き始めてしまうと、日本語が通じる安心感から、新しい仕事やコミュニティを探すのが億劫になり、ますます英語を話さなくなってしまうという悪循環に。海外でしかできない経験を積みたいのなら、ローカルの仕事にも挑戦しましょう。
英語環境を作ろうとしなかった...
英語環境を作る努力をしなかったために、ワーホリから帰ってきても、思ったほど英語力が伸びなかったという方もいます。例えば、「休日に部屋にこもってYoutubeやNetflixを見る」「日本の友達と電話ばかりしている」「日本人の友達のみと出かける」といった行動は、典型的な失敗例です。
海外にいるからといって、自然と英語が身につくわけではありません。英語力を伸ばしたいのであれば、自ら英語環境を作る、もしくは英語環境に身を置くように意識して行動しましょう。
目的意識がなく何も達成できなかった...
目的が曖昧だったためにワーホリ期間をなんとなく過ごしてしまい、就活時にガクチカ(学生時に力を入れたこと)として話せなかったと後悔している大学生も。ただ海外に行っただけでは、何も得られません。ワーホリでの経験を将来に生かすためには、しっかり目的意識を持ち、計画的に行動することが求められます。
遊びとは言わせない!大学生ワーホリの正解
せっかく1年間休学してワーホリに行くなら、その後の就活や将来にプラスになるような経験をしたいですよね。ワーホリを単なる「遊び」にしないため、成功するワーホリのコツを覚えておきましょう。
出発前にできるだけ英語力を高める!
充実したワーホリ生活を送るためには、出発前の入念な準備が欠かせません。中でも大事なのが、渡航前の英語学習です。事前にある程度英語力を身に付けておけば、現地の人や学校のクラスメイトとのコミュニケーションがスムーズになったり、就ける仕事の幅が広がったりと、ワーホリ生活をより充実させられます。
英会話教室・オンライン英会話・Youtube・Podcast・参考書などを活用し、リスニングとスピーキングを中心にトレーニングしておくと良いでしょう。『成功する留学』では、最長1年間無料のオンライン英会話と英語学習サポートを提供しています。
ワーホリの目的を明確にすること!
目的意識を持って行動することが、ワーホリの成功につながります。そのためには、出発前にあなたがワーホリ期間で達成したいことを明確にしておくことが大切です。例えば、「外資系企業に就職したい」を目的とした場合、「TOEICで800点獲得する」という具体的な目標が見え、その目標達成のための行動を取れるようになります。
休学してワーキングホリデーに行く、という行動力自体が素晴らしいものですが、現地での活動が多いほど、自分の武器となるエピソードやスキルも磨かれます。
『成功する留学』でアイルランドに留学したRさんは、留学中に空港で150名以上にアンケートを取ったり、ストリートで声をかけてスナップ撮影をしたりと、帰国後の就活を意識して主体的に動かれていました。ワーホリ経験を就活に生かしたい方は、ぜひRさんの体験談を参考にしてみてください!
積極的に仕事探しをすること!
せっかく海外で働けるチャンスがあるにもかかわらず、英語を使わない職場を選ぶのはもったいないです。「採用されやすいからジャパレスでいいや」「英語力に自信がないから日本人に助けてもらおう」と考えるのではなく、自分の目的を叶えるために、仕事探しにも積極的にチャレンジしていくと、後悔のないワーホリ生活になります。
ローカルの仕事の探し方のコツは、現地の求人サイトをチェックすること。加えて、直接気になるお店に履歴書(レジュメ)を持っていくことです。求人募集をしていなくても、働き手を探しているお店はよくあります。海外現地では紹介で仕事をゲットできることも多いので、ネットワークを広げておくのもポイントです。
英語力が証明できること!
英語力の向上は、ワーホリの大きな成果の1つになります。英語力が証明できれば、就活時にも大いにアピールできるでしょう。そのためには、ワーホリ中に語学学校に通い、きちんと基礎を身につけたうえで、どんどん英語環境に飛び込むことが大切です。
ワーホリ中に学校に通える期間は、国によって異なりますが、成果を実感するためには最低でも3か月は学校に通うのがおすすめです。学校を卒業した後も、積極的に英語を使うことを意識して仕事や遊び、旅行ができると、学びが多いです。
帰国後には、英語力の向上を証明するためにTOEICを受験してみましょう。自身の英語力をスコアとして残しておくことで、成果を分かりやすく示せますよ。語学学校の中には、英語の試験対策に特化したコースもあります。
ワーホリはいつ行くのがベスト?
大学生のうちにワーホリに挑戦するのであれば、大学3年生の春に出発される方が多いです。理由の1つは、大学3年生になると必修授業が減るため。大学1~2年生の間は、必修科目が多く、休学してしまうと単位取得が難しくなってしまう恐れがあります。
大学3年生で休学すれば、帰国後でも就職活動に十分に備えられます。さらに春出発であれば、ワーホリ期間を1年間最大限に使っても、就活に遅れることはありません。大学4年生で休学してワーホリに行く場合は、就職活動の時期と重なるため、帰国後にスムーズに就活できるよう、ワーホリ中からの計画的な準備が必要です。
ワーホリにかかる費用を知ろう
ワーホリ費用は、航空券やビザの取得代金など【出発前にかかる費用】と、滞在費や食費など【出発後にかかる費用】があります。ワーキングホリデーでは現地で働くことができるため、アルバイト代を加味して資金準備ができます。
以下は、主要8か国におけるおおまかなワーホリ費用の比較です。
国(都市) | 出発前の支出 | 出発後の支出 | 現地での収入 | 予算の目安(支出から収入を引いた合計) |
---|---|---|---|---|
カナダ(バンクーバー) | 140万円 | 117万円 | 125万円 | 132万円 |
オーストラリア(シドニー) | 149万円 | 116万円 | 160万円 | 105万円 |
ニュージーランド(オークランド) | 130万円 | 100万円 | 145万円 | 85万円 |
イギリス(ロンドン) | 195万円 | 165万円 | 124万円 | 236万円 |
アイルランド(ダブリン) | 155万円 | 135万円 | 130万円 | 160万円 |
フランス(パリ) | 173万円 | 158万円 | 125万円 | 206万円 |
ドイツ(ベルリン) | 129万円 | 127万円 | 138万円 | 118万円 |
スペイン(バルセロナ) | 146万円 | 120万円 | 103万円 | 163万円 |
都市・時期・学校・滞在方法などによって必要な費用は異なります。あくまでも目安の費用です。
興味があるなら大学生のうちに挑戦しよう!
ワーホリは、進路に対する視野や選択肢を広げる良い機会になります。また、目的意識を持ってワーホリに挑むことで、就活時には大きなアピールポイントになるでしょう。社会人になってしまっては、ワーホリのハードルは高くなります。少しでも興味があるのであれば、大学生のうちに挑戦することをおすすめします。
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