フィリピン セブ島語学研修 ＋ NGOでのインターンシップ

プログラム前半の2週間は、英語力を磨き、後半の1週間（または2週間）を、NGOの活動に加わることで、貧困問題を抱える国の現状を実際に理解する機会になります。
語学力向上と共に、国際開発、貧困問題、福祉、保育などに関心がある方向けのプログラムです。

セブの市内には多くの貧困地域（スラム街）があります。市内をクリーンにするために、住民を強制的に山村に移住させる動きがこの数年行なわれています。
政府としてはスラムの衛生環境や治安を改善するための措置なのですが、強制的に移住させられた人達はどのような生活をしているのか、NGOの活動では集落を訪問し、家族の生活を調査し、何を行えばよいかを考えます。
同じく、セブ市内のカレタ地区には中国人の富豪がかつて建てた屋根つきの墓が多数あり、そこで暮らす家族がいます。同地区内での活動も行います。

インターンの位置づけはNGOの仕事を手伝うことが主となります。
2週間のインターンの場合、ボランティアの人達が活動しやすいように、裏方の仕事を手伝っていただくこともあります。
また、スラムでのアンケート調査などを実施する予定です。

●中級以上の英語力が有る方は携わる仕事の幅や、英語を使うケースが多くなります。英語によるコミュニケーションが苦手な場合は、現地対応にて何らかの仕事を割り当てます。
●参加人数の多い出発日では、スラムの幼稚園の壁の色を塗り替えたり、遊具を作ったりの活動を行う場合もあります。
●派遣先はその時の現地事情で変更になる場合もあります。大雨が降った場合など、山村やスラム、墓地では活動ができません。
代替の活動を行う場合もありますが、移動そのものが難しい場合など、活動ができない場合もあることをあらかじめご了承ください。
●派遣先では他の日本人と一緒に活動することがあります。