ニュージーランドでのスマホ・通信事情について

ニュージーランドで生活インフラを整える

ニュージーランド留学がスタートしたら、日本の家族や友達へ連絡してみよう。留学生活においても、部屋探しや仕事探しに連絡手段は欠かせません。留学中のスマホ事情や、日本への電話のかけ方をご案内します。

携帯・スマホ

ニュージーランドで携帯・スマホを使う方法は主に3つ。留学期間によっておすすめは異なりますが、現地でSIMカードを差し替えるのが最も簡単で費用も安く済みます。

現地でSIMカードを購入する

日本からSIMフリーのスマホを持っていき、現地でSIMカードを購入する方法です。日本で自分が使っていたスマホを、そのまま現地で使えるので使い勝手の心配がありません。現地サービスなので、国際ローミングよりも料金は安い。先払いのプリペイドプランと、使った分だけを後払いするポストペイドプランの2種類があります。短期留学なら、その場で支払いが完了するプリペイドが便利。

ニュージーランドの主要携帯キャリア

One NZ：NZ$19～
2degrees：NZ$19～
Spark：NZ$19～
Skinny Mobile：NZ$9～

日本のスマホを国際ローミングで使う

日本のスマホを契約したまま、ニュージーランド現地で国際ローミングにして使います。現地で携帯を契約する必要がないので、短期留学で手続きが面倒な人におすすめです。ただし、通信・通話料金が1日約4,000円と非常に高いため、日常使いには向いていません。

プリペイド携帯を購入する

現地でスマホ端末＋SIMがセットになったプリペイド携帯を購入することができます。日本のスマホはそのままにしておき、現地でスマホを用意する方法です。通話用など必要最低限のプランなら、2,000円程度で最も費用が安く済みます。一方で、端末の性能が低かったり、データ移行ができなかったりと不便な点があるので、一時的な使用におすすめです。

ニュージーランドから日本への国際電話のかけ方

例：東京　（03）1234-5678

国際電話識別番号
00
　＋
日本の国番号
81
　＋
0を除いた市外局番
3
　＋
相手先の番号
12345678

ニュージーランドの郵便

国内郵便

ニュージーランド国内では大きさにかかわらず、市内なら翌営業日、同島内なら2日、南東の島をまたぐ場合は3日で配達されます。日本よりも配達ミスや紛失トラブルが多いので、追跡サービスで配達状況をチェックするのがおすすめ。

国際郵便

ニュージーランドから日本へ荷物を送る場合、大きさや郵送方法によって配達期間が変わります。国際エアメールで3~10日、エコノミー便で11~25日、航空便は4~10日、速達便は2~4日かかります。なくされて困るものは送らないか、コピーを取っておくこと。また、航空便を送るときは、宛先の住所面に「By Air」と書いたうえ、さらに窓口で無料でもらえる「Air Mail」のシールを貼っておけば、誤って船便に回される可能性を減らせます。

郵便局の特徴

ニュージーランドの郵便は、国営の「New Zealand Post」が行っています。手紙や小包の発送、局留め配達物の引き取りはもちろんのこと、電気、電話、ガス料金などの支払いもできます。

ニュージーランド郵便

住所	NZ Post Customer Care Centre Private Bag, 208038, Highbrook, Auckland 2161
営業時間	平日8:00～18:00
電話番号	国内:0800 501 501 国外:+64 9 977 0102

New Zealand Post

ニュージーランドのハガキ・封書の郵便サービスの料金

国内普通郵便: 定型（13cm×23.5cm、500g以下）...NZ$2.00
大判（26cm×38.5cm、1kg以下）...NZ$4.60～

日本への航空便: 定型ハガキ...NZ$3.30
小包・宅配便...重さにより異なる

詳しくは、New Zealand Postの最新情報をお確かめください。

パソコン

半年以上の留学ならパソコンは必需品

連絡手段としてはもちろん、授業やリサーチのためにもパソコンはニュージーランド留学の必需品。短期留学であれば、学校のPCで事足りることもあるかもしれませんが、基本的には日本からノートパソコンを持参するのがおすすめです。日本のパソコンは、ニュージーランドでもほぼ問題なく使用できますが、充電するには変換プラグが必要なので要注意。

日本のパソコンをネットに接続するには？

日本から持ち込んだパソコンを現地でインターネットに接続するには、日本のプロバイダによる海外ローミングサービスを利用する方法と、ニュージーランド現地のプロバイダに加入する方法のふたつが考えられる。日本語でサポートを受けられるメリットはありますが、インターネット接続料金の設定が割高なので、長期の留学やインターネットを頻繁に使う人向きではないでしょう。