コーク留学

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アイルランドの第二の都市で、都会的な利便性と田舎ののどかさを兼ね備える。港町として栄えたコンパクトな街ながら、聖フィンバー大聖堂やコーク市庁舎など、歴史的にも重要な見どころが多い。学生の街としても知られており、学校が多く物価が安いので、腰を据えて勉強に集中するにはぴったり。

コークの見どころ
コーク留学のメリット
コーク留学のデメリット
滞在方法
交通手段
気候
治安

コークの見どころ3選！

アイルランドの港町として栄えたコークは、景勝地や歴史的な遺産も数多い。アイルランド留学中に訪れたい観光スポットを3つに絞ってご紹介します。

聖フィンバー大聖堂（St. Fin Barre's Cathedral）

ト聖フィンバー大聖堂は、3本の尖塔が印象的なゴシック様式の教会です。入口に施された重厚感のある彫刻は、日本では見られません。ステンドグラスの天井や美しい床のタイルが目を惹く教会内は、思わず息を飲んでしまうような神聖な空間。夜はライトアップもされるため、時間を変えて訪れてみるのもおすすめです。

バター博物館（Cork Butter Museum）

photo by：D. Ribeiro/ Shutterstock.com

コークで栄えたバター産業に関する歴史や伝統を学べる博物館。19世紀の国際的なバター交易・伝統的な家庭用バターの製造方法・バターの有名ブランド「ケリーゴールド」の歴史などについて紹介されています。市内中心に位置するため、気軽に足を運べるのが嬉しい！

コーブ（Cobh）

コーク中心地から電車で30分ほどの場所にある小さな港町。坂道に規則正しく並んだ三角屋根のカラフルな家々が印象的。背の高いコルマン大聖堂がこの町のシンボルになっている。コーブは、タイタニック号が沈没前最後に立ち寄った港としても有名。タイタニック博物館「Titanic Experience」では、タイタニック号への乗船を追体験できる。

コーク留学のメリット

コークに留学するにあたってのメリットを3つご紹介します。

①自然に囲まれてリフレッシュできる

楽しいこともあれば、困難も多い留学中は息が詰まってしまうもの。コークはダブリン以上に自然が豊かで、リフレッシュできるスポットがたくさん。中心地から簡単にアクセスできる場所には、コーク最大の公園「フィッツジェラルド公園」がある。生い茂る緑とすぐそばのリー川沿いの遊歩道を散歩するのがおすすめ。

②新鮮な食材を安価で手に入れられる

コークを代表する「イングリッシュ・マーケット」には、野菜・肉・魚などたくさんの新鮮な食材が売られている。何よりうれしいのが、どれも安いこと。おいしい食材が安く手に入るため、節約のための自炊も楽しくなるはず。

③教育水準が高い

コークにはユニバーシティ・カレッジ・コーク（University College Cork）をはじめ、多くの大学や語学学校が集まっています。アイルランドの中でも博士課程の学生が多く、人口に対する学生比率が高いのもコークの特徴。ハイレベルな環境で、意欲的な学生に囲まれた留学生活を送ることで、モチベーションを維持しながら勉強に取り組みやすい。

コーク留学のデメリット

アイルランド留学に人気の都市だからこその、こんなデメリットも知っておきたい。

①アイルランド訛りがあるといわれる

アイルランドの英語は、地域によってなまりの程度が異なります。中でもなまりが強いといわれているのがコーク。単語と単語をつなげて話したり、早口だったりすることから、しばしば「歌うように話す」と例えられる。ただし、語学学校の先生は一般的な英語を話すため、留学中の勉強において問題はありません。

②孤独を感じやすい

コークでは、留学生も含めて圧倒的にヨーロッパ系の人が多い。日本人を見かけることはほとんどないでしょう。日本とは文化や価値観の異なる土地で、日本人もいないとなると、人によっては孤独感やホームシックを強く感じることもあります。

コーク留学の主な滞在方法

コーク留学中の滞在方法は主に3つ。予算や希望に合わせて最適なプランを選ぼう。

ホームステイ

ホームステイは、現地の文化や暮らしを体感できる人気の滞在方法。一般的に、ホームステイはシェアハウスなどよりも割高になりますが、家賃が高いダブリンでは数ヶ月間のみでも食費や光熱費込みのホームステイを選んだ方が生活費を抑えられることもある。フレンドリーな国民性から、アイルランドのホームステイは非常に質が高く、留学生の満足度も高い。

シェアハウス

シェアハウスは、一戸建てやアパートの一室で複数人が共同生活する方法。1人部屋なのか、もしくは相部屋なのかによって家賃は変わるが、ダブリンでは€500前後がシェアハウスの相場。ヨーロッパの学生が増える9月あたりは、家探しが難しくなるため注意しましょう。

学生寮

一般的に、学生寮には学校が保有しているタイプ、あるいは複数の学校の学生が利用する民営タイプがある。コークの老舗語学学校「コーク・イングリッシュ・カレッジ（Cork English College）」のように、学生寮の利用可能時期が夏期に限定されている場合もあるため、留学の計画を立てる際は要注意。

コークの交通手段

コーク市内での主な交通手段は、バスです。特にバスは、市内の広範囲に路線が敷かれており、通学や観光に便利です。中心地には電車の駅もあり、電車は首都ダブリンまでつながっています。市内から郊外、あるいはダブリンまで行きたい場合は電車を利用します。バスは大人€1.90～（ICカード利用時€1.35～）と安く利用できます。

市内なら基本的に徒歩で回れるほどの大きさですが、コークにはレンタサイクルも多く、自転車で街を散策するのもおすすめです。

ダブリンの気候

コークの気候は、年間通して日本よりも涼しいイメージ。冬は最低気温が3℃程度と東京の気候と大差ないが、夏は平均して20℃に届かないくらいです。日本の夏をイメージしていくと、かなり寒く感じるでしょう。降水量は少ないが、雨の日が多いため、撥水性のあるジャケットなどがあると便利。

ダブリンの治安

コークは治安が良い都市です。とはいえ、日本ほど安全ではないため、常に用心して行動することが大切です。特に夜道を1人で出歩くと、犯罪に巻き込まれる恐れがあります。また、パブが多いことから、酔っ払い絡みのトラブルにも気を付けましょう。

コーク観光案内所

住所	Cork Tourist Information Centre, 125 St Patrick's St, Centre, Cork, T12 AE81, Ireland
電話番号	1800230330
営業時間	9:00～17:00
休業日	日曜日