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サンフランシスコ(カリフォルニア州)

サンフランシスコはカリフォルニア州北部にある港町。坂道が多いことでも有名です。坂の上から眺める景色は絶景。サンフランシスコの象徴・ケーブルカーは市民や観光客に欠かせない乗り物です。冬の最低気温は8~10℃、夏でも平均最高気温は21~22℃と温暖で過ごしやすい気候。人口は約88万人とそれほど多くありませんが、実に人種はさまざま。ジャパンタウンをはじめ、日系レストランや食料品店も多いため、日本人留学生にはなじみやすいのが魅力。サンフランシスコ近郊には語学学校やカレッジの数も多数。街がコンパクトで交通機関も発達しているので、留学生にとっては車がなくても動きやすいといえます。一般的に、カリフォルニア州はアジア系が多く、日本人には住みやすいところ。ただし、生活費は高めです。

サンフランシスコ
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サンフランシスコへのアクセス東京から直行便で約9時間30分。
月降水量・平均気温1月/28.0mm 最高14℃、最低8.0℃
7月/0mm 最高21.0℃、最低14.0℃
時差日本-17時間(夏は-16時間)

サンフランシスコ・エリアごとの特徴

・サンフランシスコ中心部:The City(ザ・シティ)多くの人気観光スポットが点在するエリア。ダウンタウンはカフェやデパートが多く、観光客が足を運びます。ウォーターフロント北部・フィッシャーマンズワーフは新鮮なグルメが人気。サンフランシスコの象徴・ゴールデンゲートブリッジ、サンフランシスコの高層ビル群や市内の絶景を楽しめるツインピークス、アメリカでも最大規模のチャイナタウンなど、魅力的な観光スポットがいっぱい。サンフランシスコ留学中に一度は訪れたいエリアです。

・イーストベイエリア:East Bay Area サンフランシスコ市の東側、対岸に位置するエリア。オークランド、ヘイワード、フリーモント、リッチモンド、バークレーなどが含まれます。サンフランシスコ市内とはバート(地下鉄)でつながっているので通学も便利。サンフランシスコ市内よりも家賃が安いため、学生などの若い人が多くのが特徴。名門・カリフォルニア大学バークレー校やカリフォルニア州立大学イーストベイ校やカレッジ、専門学校、語学学校など多くの教育機関があり、アカデミックな雰囲気が漂います。

・ノースベイエリア:North Bay Area サンフランシスコ市内からゴールデンゲートブリッジを渡り、北部に位置するエリアです。サンフランシスコ・ベイエリアの中ではもっとも人口が少なく、自然が豊かなエリア。ノースベイ最大の都市はスヌーピーの聖地「シュルツミュージアム」があるサンタローザです。良質なワインの産地として知られるナパやソノマもノースベイにあります。治安がよく、自然に触れられる環境で英語を勉強したい人におすすめのエリアです。

・サウスベイエリア:South Bay Area サンフランシスコ湾南に位置し、下記のように世界的なIT・テクノロジー企業が密集しています。世界的に有名な企業や有望なスタートアップ企業、日系企業も多いのが特徴。サウスベイエリアはインターンシップで経験を積み、就職に生かしたいという人にはおすすめのエリアです。ただし、昨今はコスト削減を目的にし、テキサスなどの他州に移転する企業も増えています。

サウスベイエリアに拠点を置く企業

サンノゼ:Adobe本社

サンタクララ:Intelなどの半導体企業

クパチーノ:Apple本社

サニーベール:Yahoo!本社

マウンテンビュー:Google本社

メンローパーク:Facebook本社

・Peninsula(ペニンシュラ) サンフランシスコ湾の西に位置するエリア。サンフランシスコ市を除くサンフランシスコ半島。ペニンシュラはサンフランシスコとサウスベイを結ぶカルトレインが走行し、シリコンバレーで働く人が多く住んでいます。

サンフランシスコ留学の魅力・メリット

1.快適な気候で暮らしやすい

サンフランシスコは年間を通して温暖で暮らしやすいのが魅力。夏の最高気温は20~22℃、湿度も低く過ごしやすいのが特徴です。冬の最高気温は8℃~14℃ほど。冬は東京よりも最低気温が高く、寒暖差が少ないといえます。気候は人の心理を左右するもの。気温が低かったり寒暖差が激しかったりすると気分が落ち込んだり、体調管理も難しいことも。しかし、留学してもサンフランシスコは過ごしやすいでしょう。

2.交通機関が発達している

留学先で交通機関が整備されていないと車が必要になります。留学中に車が必要となると、購入するほかに修理する費用やガソリン代もかかります。サンフランシスコの街はとてもコンパクト。中心部は半径5kmとロスアンゼルスなどの都市よりもまとまっています。サンフランシスコ市内の観光スポットを巡る時に活躍するケーブルカー、短距離の移動に便利なバスなど交通手段は充実。観光や通学など長距離の移動に活躍する地下鉄、サンフランシスコからギルロイ (Gilroy) まで約124kmを結ぶ郊外向けのカルトレイン (Caltrain) など、移動手段が多彩なのも魅力です。

3.多様な文化・価値観に触れられる

サンフランシスコは移民が多く、多国籍な人々が暮らしています。留学中はバラエティに富んだ多文化に触れられるのも魅力。サンフランシスコにいながら世界各国の料理を味わえるのも楽しみの1つ。サンフランシスコは1960年代後半に起こったヒッピー文化が誕生した地。世界最大級の同性愛者のコミュニティがあり、リベラルな思想を持つ人が多く、留学中は多様な価値観に触れ、視野を広めることができます。

4.治安が良い

留学するならばできるだけ治安が良いところに行きたいもの。サンフランシスコはアメリカの中では治安が良いとされています。しかし、世界的に見ても安全といわれる日本よりは治安が良いとはいえません。留学中は日本にいる時よりも、気を引き締めて生活する必要があります。

5.学校が多く選択肢が豊富

サンフランシスコは世界から留学生が集まります。そのため語学学校なども多く、選択肢が豊富。基本レベルの英語からビジネス英語までコースも多彩です。市内にはサンフランシスコ大学やサンフランシスコ州立大学、ゴールデン・ゲート大学、近隣にはアメリカ屈指の名門・スタンフォード大学もあり、進学を目指す人には特におすすめ。

6.日本人にも馴染みやすい食事

サンフランシスコは日本人をはじめ、アジア人が多いエリア。そのため日本食レストランや日系スーパーなども多く、留学中も慣れ親しんだ食事を楽しめます。また、サンフランシスコには世界最大のチャイナタウンもあるため、アジア系の食材が手に入りやすい環境です。生活する上で食事はとても大切なもの。食べ慣れている食事ができればホームシックにかかるのを防ぎ、体調管理もしやすいでしょう。

7.日本人が多く暮らしやすい

サンフランシスコには日本人が多く暮らしています。留学中、体調を崩したりケガをして病院に行く必要がある場合、英語だと細かいニュアンスが伝わらず、不安なことも。その点、サンフランシスコの病院には日本語がわかる医師が在住しているところもあるので安心です。

サンフランシスコ留学のデメリット・注意点

1.生活費が高い

Numbeo「Cost of Living in United States」によると、サンフランシスコで1人暮らしをするのに必要な費用は1ヵ月で約14万800円(家賃は除く)。サンフランシスコで1ヵ月暮らすのにかかる生活費は東京よりも 8.48%高いということになります。家賃はサンフランシスコ市中心の1ベッドルームの家賃平均は1ヵ月約32万1643円(2,846.40ドル)と割高。サンフランシスコでは家賃と生活費を含めて日本よりも費用がかかります。

2.日本人留学生が多い

サンフランシスコは日本人留学生が多いエリア。観光スポットとしても人気です。そのため語学学校では日本人の割合が高いエリアも。日本人同士でかたまるのではなく、他の国出身の留学生や現地のネイティブとも積極的にコミュニケーションをとるように心がけましょう。

3.日本よりは治安が悪い

日本でも昨今いろいろな事件が発生していますが、世界に比べるとかなり安全といえます。サンフランシスコはアメリカの中では治安が良い方ですが、日本人留学生や観光客はスリやひったくりなどの犯罪のターゲットになりやすいので油断禁物。ユニオンスクエアから近く、観光客も多いテンダーロインはサンフランシスコの中でも治安が悪い地域。留学中に行く可能性が高いウェスタン・アディションはジャパンタウンの南側にありますが、車上荒らしや傷害の被害が多発しています。留学中は危険なエリアには立ち入らず、どこでも油断せず気を引き締めて生活しましょう。

サンフランシスコ留学の費用

1ヵ月(4週)=32~64万・3ヵ月(12週)=96~192万円・半年/6ヵ月(24週)=192~384万円・1年(48週)=384~768万円

留学するのに一番気になるものといえば「費用」です。そこでサンフランシスコ留学でかかる授業料・食費・家賃・生活費を解説します。留学する期間(1ヵ月・3ヵ月・6か月・1年)ごとに費用を見ていきましょう。

家賃はホームステイ・寮・ルームシェアなどの形式によって異なります。下記の表は一番安いホームステイで計算しています。1ヵ月のホームステイ代は1ヵ月12~25万ほど。学生寮は約15~25万。学生寮でも相部屋の方が安く、個室は高くなります。ルームシェアは10~20万円が目安。ルームシェアはサンフランシスコ中心部ではなく、郊外の方が安い傾向にあります。ルームシェアで家賃を抑えたい人は郊外がおすすめ。

サンフランシスコ留学・おすすめの節約法

1.授業料は長期割引を利用してお得に!

サンフランシスコ留学にかかる費用の中でも割合が大きい授業料。半年以上留学をする場合、長期割引がある学校も。「成功する留学」では、留学経験が豊富なカウンセラーがお得な長期割引がある学校を紹介しています。気軽に無料オンラインカウンセリングに参加してくださいね。

2.自分に合うスタイルで家賃をうまく抑える

留学費用の中では授業料に続き、家賃も大きな割合を占めるところ。サンフランシスコで1ヵ月ホームステイ代する場合の費用は約1ヵ月12~25万。学生寮は15~25万ほど。ルームシェア代の目安は10~20万円。ホームステイは現地の人と交流できるので留学直後はおすすめですが、家庭によっては制限があることも。学生寮は同じ学生と交流が図りやすく、友達ができやすいのが魅力ですが、プライバシーを重視する人には向かない可能性もあります。郊外でルームシェアをすれば家賃を抑えられますが、一緒に住む人の生活リズムが合わなかったりするとストレスを感じることも。費用を節約するのも大切ですが、ストレスを感じると体調を壊してしまうこともあるため、自分に合った滞在方法を選び、勉強しやすい環境を選びましょう。

3.自炊を心がける

サンフランシスコの外食はチップを払う必要があるため、日本よりも高め。カフェでランチを食べる場合、10ドル(1,130円)前後、安めのレストランで一食12~20ドル(1,356円~2,260円)ほどかかります。極力外食を控えて自炊をするのが節約のコツです。

4.まとめ買いをする

アメリカのスーパーは日本と比較すると、とにかくすべての食料品の量が多いのが特徴。冷凍できるものはまとめて買い、保存すると安くすみます。また、「2つ買うと1つ無料」などのクーポンも多いので、うまく使い、賢く節約するのがおすすめです。

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