第二の家族"Host Family"
理沙さん(24歳) 英会話スクール講師 カナダのトロントで子供向け英語講師の養成コースに留学
トロントは、色んな民族や文化が融合した街です。ダウンタウンは活気にあふれ、ナイアガラの滝も近く、郊外には自然がたっぷり。日本と同様に四季があり、美しいところです。
同じ年の女の子と、3つ下の弟がいる素敵な"Host Family(ホストファミリー)"で、一人っ子の私に兄弟ができたみたいでした。実家では家事をしたことがなかったのですが、教えてもらっていろいろお手伝いしました。みんなでやると家事も楽しいですね。
その家事で一度だけ、大失敗を・・・。ドラム式の洗濯機のフタがきちんと閉まってなかったのか、床を水浸しにしてしまったのです。急いで拭きましたが、壁紙やカーペットにシミが。お母さんは「気にしなくていいよ」と言ってくれましたが、とても目立ちます。
友達に相談したら、「保険で弁償できるんじゃない?」と言われ、渡航前に保険に入ったことを思い出しました。『水浸しになった』は"flooded"ねって、辞書を片手に緊張しながらアシスタンスセンターに電話したのですが、日本語で対応してくれたので必要なかったです(笑)。
専門業者でキレイに修繕でき、喜んでくれたお母さんの笑顔を見てホッとしました。保険で賠償金が出たことより、ホストファミリーとの関係がぎくしゃくすることなく、その後も楽しく過ごせたのが何よりでした。
小学校で教育実習をしたときも、家族みんなで応援してくれました。「子供には、こんなのが流行ってるよ」と、会話のきっかけをつくるアドバイスをもらって、子供達とも打ち解けることができました。ホストファミリーは今も私の大切な第二の家族です。