マルタ語学学校の種類と特徴

チェーン校と小規模校どちらを選ぶ？

マルタ共和国には40校ほどの語学学校があり、そのほとんどが私立校です。各校独自に運営されているため、学校によって開講しているコースや施設、アクティビティが異なります。教室数が5~6室の小規模校から、教室以外にコンピュータルームや学生ラウンジを備えたところまで、規模や設備はさまざまです。

私立の語学学校は、他国にも語学学校を持つ大規模チェーン校と、アットホームな小規模校の2つに分けられます。自分にはどちらの学習環境が合うのか、特徴を見ていきましょう。

開講コースが多彩
毎週月曜日を入学日にしていることが多い
アクティビティが豊富で観光や友達作りに最適
滞在先の手配などきめこまやかなサービス

マルタの語学学校について

英語力0から入学可能

「英語が話せなくても留学できますか」という質問をよくいただきますが、マルタの語学学校に入学するのに英語力は問われません。私立の語学学校の場合、初日のレベルテストの結果によって、自分の英語力に合ったクラスに振り分けられます。

語学学校のクラス分けは4~6レベル

マルタの語学学校では、入門（Beginner）、初級（Elementary）、中級（Intermediate）、中級の上（Upper Intermediate）、上級（Advanced）といった感じで、おおむね4～6レベルほどに分けられるのが一般的です。

規模が大きい学校ほど、生徒数が多いためレベル分けが細かくなっていることが多いです。レベルが細分化されているほど、自分の英語力に合ったクラスで勉強できます。あなたが中級以上のレベルなら、高いレベルの学生が多い中～大規模校を選ぶのがおすすめです。

一方、英語初心者ならアットホームな雰囲気が魅力の小規模校がおすすめ。先生やクラスメイトと交流しやすく、恐怖感や抵抗感なく英語を学んでいくことができます。

上級（Advanced）	会話や講義などをほぼ問題なく理解できる。グローバルに活躍したい人、海外進学を目指す人レベル。
中級（Intermediate）	日常会話はよく話せ理解できるが、たまに困難を感じる。海外で働きたい、就活・転職に役立てたい人レベル。
中級下（Lower Intermediate）	通常のコミュニケーションに問題はないが、間違ったりはっきり理解できないときもある。語学+αを身に付けたい人レベル。
初級上（Pre-Intermediate）	日常会話は交わせるが、困難もある。英語を学びたい人レベル。
初級（Upper Beginner）	簡単な日常会話はできるが、困難も頻繁にある。海外の友達を作りたい人レベル。
入門（Beginner）	単語をいくつか言える。海外で生活してみたい人レベル。

目的別に学校・コースを選びやすい

IELTS、ケンブリッジ英検などの試験対策や進学準備コース、英語とアクティビティを組み合わせた、マルタならではのコースが用意されている学校もあります。私立校は、ホームステイ先や学生寮の手配のほか、カウンセリングなどきめこまやかなサービスを行っているので、初めて留学する人には安心です。

年齢別に学校・コースを選びやすい

世界的なリゾート地として知られるマルタは、社会人になってからリフレッシュを兼ねた留学に行く人も多いです。そのため、30歳以上の「30＋コース」や50歳以上のシニアを対象にした「50＋コース」など、同世代と学べるコースを提供している学校も数多くあります。

英語力・世代・目的問わずさまざまなニーズに対応している

大学付属コースで進学準備

マルタ島内には、大学が2校あります。国立大学であるマルタ大学に付属の語学学校があり、進学準備に向けて、トップレベルの教師陣のもと質の高い授業を行っています。大学の充実下施設を使えたり、現地の学生と触れ合えるのがメリットのひとつです。比較的授業料の安いマルタの語学学校で英語基準を満たし、他のヨーロッパ圏での進学を目指す人もいます。

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