留学したいけれど、「英語が話せないから...」「英語力に自信がなくて...」と悩んでいませんか?実際、留学カウンセリングに来る方の中でも、「英語がまったく話せない私でも留学できますか?」というご相談は多いです。
今回は、英語初心者の方を海外へ送り出してきた私たちが、英語力と留学に関して押さえておきたいポイントをご紹介します。
疑問や不安を解決して、英語力ゼロからの留学を実現させましょう!
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英語が話せなくても留学はできる!
英語が話せなくても留学できるプランはたくさんあります。今話せないからといって、留学を諦める必要は全くありません。実際に、語学学校には世界各国から英語が話せない留学生が集まりますし、「How are you?」の意味が分からないままワーキングホリデーに行く方もいます。
ただし、英語が話せないと現地の生活で苦労することは多いでしょう。ホストファミリーとの会話や友達作りの場面で、上手くいかないことがあるかもしれません。実りのある留学にするためには、留学エージェントのサポートを利用したり、基礎的なレベルの英語は身につけておいたりと、事前の準備をしっかりしておくことが大切です。
語学留学に必要な英語力
語学留学の場合、英語力ゼロでも大丈夫です。交換留学や正規留学と違い、語学学校に入るのに、特別な英語力は求められません。中学レベルの英語を学べる初級から、ネイティブレベルを目指す上級まで幅広いコースが用意されているため、英語を話せなくても自分のレベルに合ったクラスで勉強できます。「向こうで英語力を伸ばしたい!」という目的なら、すぐにアウトプットできる環境で、ネイティブの先生から生の英語を教われるのはとても良い経験になるでしょう。
ただし、留学先でできることを増やしたいなら、日本に居る間に最低限の単語や文法は身につけておくのがベター。できるだけ高いレベルのクラスに入れると、日本人の割合も少なくなり、英語の上達も早くなります。
ワーキングホリデーに必要な英語力
現地で英語を使った仕事をしたいのであれば、TOEIC600点レベルの英語力が理想的です。あくまでも目安なので、英語力は高ければ高いほど、ワーキングホリデーでの職探しがスムーズになります。一方で、日本食レストランやホテルの清掃など、英語でのコミュニケーションが必要とされない仕事であれば、英語が話せなくても採用されることはあります。
ワーキングホリデービザでは、語学学校に通える期間が限られている分、留学後に思ったように英語力が伸びなくて悩む方も。最近では、ワーキングホリデーの前にフィリピン留学で英語力を伸ばす「2か国留学」も人気です。
アジアで英語を学び、欧米・オセアニアで夢をかなえる!2か国留学について知ろう
専門・大学進学に必要な英語力
海外の専門学校や大学に留学する場合、一定の英語力が求められることがほとんどです。国や学校にもよりますが、TOEIC800点程度が目安になります。英語力ゼロからいきなり専門・大学留学はできませんが、語学学校や大学準備コースを経て、必要な英語力を身につけた後に入学する方法があります。
留学期間や目的など、決めることが多いと悩んでしまいますね。
ひとりで悩んでしまう場合は、思い切ってプロの留学カウンセラーに相談してみましょう。自分では思いつかなかったプランを提案してくれます。
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「英語が話せない人」に人気の留学先!
英語を話せない方が語学留学に行く場合、「日本人のスタッフはいるのか」「自分のレベルに合ったクラスはあるのか」など、やっぱり不安は多いですよね。実際、英語初心者の方にはどんな国が人気なのか、TOP3を見てみましょう!
1位 フィリピン2位 カナダ
3位 オーストラリア
「成功する留学」カウンセラーが選ぶ英語初心者向けの留学先はこの3か国でした!
では、各国の特徴をひとつずつ見ていきましょう。
フィリピン
英語を集中的に学びたい方に人気なのが、フィリピンです。語学学校では、講師とのマンツーマンレッスンが主流のため、勉強量・会話量をしっかり確保でき、英語力ゼロからでも成長できる環境が整っています。日本からも近く、日本人スタッフや留学生が多いところも、英語初心者の方には安心でしょう。ほかの英語圏に比べ、費用を安く抑えることができるので、英語力を伸ばすために、長期でしっかり留学したい方にもおすすめです。
カナダ
多国籍で留学体制が整っているカナダは、初めての留学でも過ごしやすい国です。語学学校の数も多く、英語が話せない方でも、自分のレベルに合わせて基礎から学ぶことができます。日本やアジアをはじめ、各国からの留学生が集まるため、多文化に触れられることも人気の理由の一つ。また、カナダの英語は訛りやクセが少ないといわれており、「キレイな英語を身につけたい!」という方にも人気です。
オーストラリア
第二言語としての英語教育が盛んなオーストラリアは、教育水準が高く、充実したプログラムが揃っています。「英語をしっかり学びに行きたい」という初心者はもちろん、専門学校を目指す人やワーキングホリデーにも大変人気の国です。治安や気候が良く、ゆったりとしたライフスタイルが魅力のため、長期滞在する方も多いです。
直接カウンセラーから国紹介をしてほしい方は、是非こちらからご予約ください。
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留学で英語が話せるようになる期間は?
英語が話せない状態から、留学して日常会話ができるようになるまでの期間は、一般的に半年程度といわれています。最低でも3か月から6か月間、語学学校で集中的に英語のレッスンを受けていれば、自己紹介や趣味の話には困らないだけのレベルまで、英語力を伸ばすことができるでしょう。
ただし、語学学校に通うだけで英語が上達するとは限りません。特にスピーキングを重視したいなら、積極的に発言したり、ほかの留学生に話しかけたりと、自分から英語を話す機会をたくさん作ることが大切です。
「英語が話せない人」に人気の留学タイプ!
長期留学
英語が話せない人にとって、短期留学ではなく長期留学を選ぶことが大きなメリットとなる場合があります!
1. 時間をかけて英語力を磨ける
短期留学では、英語に慣れるまでの時間が限られているため、現地生活に適応する前に帰国することが多いです。しかし、長期留学であれば、ゆっくりと時間をかけて英語に触れ、習得する機会が多くなります。特に、日常的に英語を使う環境に長期間身を置くことで、英語力が自然と向上します。
2. 異文化に深く浸ることができる
長期留学では、現地の文化や生活に深く浸ることができ、単なる観光以上の体験を得られます。現地の友人やコミュニティに溶け込みながら、その国の価値観や習慣をより深く理解できるため、自己成長や視野の広がりを実感できます。
3. 現地の生活に慣れやすい
長期滞在することで、最初は不安だった日常の細かな問題も、徐々に慣れて解決策が見つかります。現地の生活リズムや公共交通機関の使い方、買い物の仕方など、日々の生活に慣れることで、さらに余裕を持って学業や活動に集中できるようになります。
2ヵ国留学
英語が話せない人や、異文化体験をもっと幅広く楽しみたい人には、2ヵ国留学という選択肢もあります!
1. 異なる文化・環境に触れる
2ヵ国留学では、1つの国に留まらず、2つの異なる文化やライフスタイルを体験できます。たとえば、最初の数ヶ月は英語圏で英語を学び、その後別の国に移動してさらなる英語学習や専門的なスキルを学ぶことができます。これにより、異なる価値観や生活習慣に触れることで、国際的な視野が広がります。
2. 英語力と多言語習得のチャンス
2ヵ国留学は、英語だけでなく別の言語を学ぶ絶好の機会でもあります。たとえば、英語圏で語学留学をした後に、スペインやフランスなど英語以外の言語圏に留学することで、2つ以上の言語を学ぶことができます。これにより、言語スキルがさらに広がり、将来のキャリアにおいても大きな強みとなるでしょう。
3. 柔軟な学び方ができる
1ヵ国での留学プログラムよりも、2ヵ国留学はより柔軟な学び方が可能です。最初の国では語学力に集中し、次の国では専門的なスキルや学業に重点を置くといったカスタマイズが可能で、自分の目的やペースに合わせた留学プランを組み立てられます。
英語力はどのくらい上がるのか?
留学を通じた英語力の向上が、スコアアップという形でどれくらい反映されるかは、個人差がありますが、一般的な目安をいくつか挙げます。以下は約3か月の短期留学をした場合の向上目安です。
1. TOEFL iBT :
5〜15点のスコアアップが期待されます。特に、リスニングやスピーキングのセクションでの改善が見られることが多いです。 6ヶ月〜1年の長期留学: 15〜30点以上のスコアアップも見込めます。特に長期留学では、アカデミックなリーディングやライティングのスキルも向上します。
2. IELTS :
スコアが0.5〜1.0程度上がるのが一般的です。特にスピーキングとリスニングのスコアに顕著な伸びが期待できます。 6ヶ月〜1年の長期留学: 1.0〜2.0バンドスコアのアップが可能です。特に長期間現地で生活し、英語を使う機会が多いほど、ライティングやリーディングも含めて総合的なスコアが向上します。
3. TOEIC :
100〜200点のアップが一般的です。特にリスニングパートでの向上が顕著です。 6ヶ月〜1年の長期留学: 200〜400点のスコアアップが可能です。長期的な留学は、リーディングや文法のスキルも同時に伸ばせるため、総合点の大幅な向上が見込まれます。
4. Cambridge English (FCE, CAE, CPE) :
一つのレベル内でのスコアアップ(例:B2からB2上位へ)が期待できます。
英語力が低い段階で留学する場合、基礎力が固まるため、スコアアップがより顕著になることがあります。逆に、すでに高い英語力を持っている場合は、スコアアップの幅が小さくなることもあります。
留学中の学習方法: 留学先でどのように英語を学習するか、例えば語学学校で試験対策のクラスに参加するかどうか、現地での試験に向けた勉強時間の確保なども、スコアアップに影響します。 個人の努力次第ではありますが、留学はリスニングとスピーキングの実践力を強化する絶好の機会となり、結果としてスコアアップにもつながる可能性が高いです。
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これだけはやっておきたい!留学前の英語学習
英語力にまだ自信のない方が、留学前にやっておくべき英語学習はこの3つです!
➀基礎的な単語・英文法を身につける
➁英語の「音」に慣れておく
➂英語で自分のことが言えるように準備をしておく
留学前の不安を少しでも解消するためにも、事前の英語学習はとても大切です。3つのポイントについて詳しく解説していきます。
➀基礎的な単語・英文法を身につける
単語や文法に苦手意識がある方も多いかもしれませんが、英語を聞くにも話すにも、まずは基本的な知識が必要です。留学前に、できるだけコツコツと単語や文法はおさらいしておきましょう。実は、英語ネイティブであっても、日常会話ではそれほど多くの語彙や難しい文法を使って話しているわけではありません。中学レベルの単語・文法があれば、話すのには困らないといわれています。単語帳や参考書に抵抗感があるなら、短期間でサクッと復習できるYouTube動画などで学習するのもおすすめです、
➁英語の「音」に慣れておく
英語はコミュニケーション手段なので、まず相手の言っていることを聞けるようにならないと始まりません。留学前に英語が話せないと不安な方は、スピーキングよりもまずリスニング練習を優先しましょう。効果的なリスニング上達方法としては、シャドーイングや速読トレーニングがあります。
➂英語で自分のことが言えるように準備をしておく
現地に到着し、ホームステイ先の人、学校の人と出会ったときに必ず行うのが自己紹介です。日本語で急に自己紹介してくださいと言われると何を話そうと迷いますが、その上英語で行うとなると自己紹介は意外とハードルが高いものと言えるかもしれません。そのため前もって自分のことが話せるよう内容を考えて、それを英語で言える練習をしておくことも役立ちます。
これもやっておきたい!留学前に準備できること
①留学先の文化や習慣について学ぶ
現地の文化や習慣について事前に調べておくと、現地でのカルチャーショックが少なくなります。
基本的なマナーや礼儀: 挨拶の仕方、食事のマナー、公共の場でのルールなど、現地の文化に合わせた振る舞いを理解しておくことが大切です。
地域の安全情報: 治安や地域特有のリスク(例: 自然災害や病気)について事前に調べておき、必要な対策を考えておきましょう。
②日本の文化を学んでおく
留学先で、自国の文化について質問される場面は多々あります。その際、日本の文化について詳しく説明できることは、異文化交流を深める鍵となります。留学前に日本の文化や歴史を学んでおくと、留学生活がより充実したものになるでしょう。
和食や伝統行事: 和食の特徴や、正月やお盆、花見などの日本の行事について説明できると、他国の人々にとって興味深い話題となります。
現代の日本社会: アニメや漫画、J-POPなど、世界中で知られている日本の現代文化についても、背景にある日本の価値観や社会的なトピックを紹介できると良いでしょう。
③留学の目標を明確にする
留学の目的や目標を明確にすることで、現地での時間を有効に使えます。
語学力向上: どのスキルを特に強化したいのか、目標を具体的に立てておきましょう。
キャリアや学業: 将来のキャリアや学業にどう結びつけるかを考え、目指す成果を意識しながら行動することが大切です。
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留学中に英語が話せるようになるための過ごし方のコツ
英語が話せない初心者の人たちが陥りがちな失敗と、留学中の過ごし方のコツは、この2つ!
➀失敗やミスは当たり前!積極的に話す
➁できるだけ英語に触れる機会を増やす
留学してどのくらい英語を話せるようになるかどうかは、自分の行動力次第で大きく変わります。3か月で日常会話レベルになる人もいれば、1年経っても話せない人も。
英語力UPに成功した方の実体験にたくさん触れることも成功の近道です。自分の留学に近い成功談を留学カウンセラーに聞いてみましょう。
\後悔する留学にはしたくない!/
➀失敗やミスは当たり前!積極的に話す
初めての留学でよくある失敗が、到着してから英語(英会話)ができない→生活が不安→日本人の友だちと遊ぶ→英語を使わないから英語が上達しないというパターン。話すことに躊躇していては、いつまで経っても英語力は伸びません。「英語が話せないから...」「間違えたら恥ずかしい」という思い込みを捨て、「間違えるのが当たり前」という意識に切り替えるだけで、留学がさらに有意義なものになります。
➁できるだけ英語に触れる機会を増やす
「留学に行けば英語漬けの生活を送れる」と思っていませんか?特に、英語を話せない初心者の方は、日本人同士で固まってしまったり、学校以外は部屋にこもってしまったりと、海外に居ても意外と英語環境を作れないことがあります。
確かに、英語力がない状態での留学では、日本人の友達やスタッフのサポートが欠かせませんが、留学先でも勉強し続ける姿勢が大切です。できるだけ居心地の良い環境から抜け出して、学校以外にも、現地のイベントに出かけたり、自習時間を取ったりと、英語漬けの環境を自分から作ってみましょう!
留学中に英語力ゼロで困った体験談
英語が話せなくても留学はできますが、日本語の通じない海外で生活するとなると、やっぱり英語力がなくて困ってしまう場面もあります。ここでは、実際に留学された方の体験談をご紹介します。
- 25歳女性/カナダ留学
- 自分の語彙力の少なさにも毎日落ち込みました。 カナダで生活をしていたら自然と話せるようになると思っていたけど、それは大間違いでした!涙
- 「英語力ゼロでカナダワーホリを経験したNさんの体験談」へ
- 63歳男性/フィリピン留学
- 苦しい思いも何度も経験をしました。例えば複数の生徒との授業はクラスメートがほとんど現役の大学生のため皆レベルが高く、彼らに後れを取らないため前日は必死に予習をこなしましておりました。
「定年退職後、63歳でフィリピン留学へ。60代の短期留学体験談」へ
- 22歳女性/オーストラリア留学
- 初めてホストファミリーと会ったときには相手が何を話してるのか、どう答えれば良いのかまったくわからずパニック状態でした...
「最初は喋れなくてあたりまえ!オーストラリア留学体験談」へ
- 22歳男性/アイルランド留学
- 日本人以外の友達を作るのに苦労しました。何をどう話せばいいのか......言いたいことをうまく伝えられないので自然と消極的になってしまい、なかなか外国人の友達を作れませんでした。
「間違いや失敗を恐れず自分から積極的に友達に話しかけ、刺激的な生活を体験」アイルランド留学体験談へ
- 女性/アメリカ留学
- スピーキングには本当に苦戦しました。特に最初の3ヶ月は思ったことが英語にできず、学校でもステイ先でも話すこと自体躊躇していました。ですが....
「一度は就職したけど...留学して本当に良かった!アメリカ留学体験談」へ
- 女性/カナダ留学
- 英語で英語の授業を受けることへの緊張はありましたが、会話やゲームが中心なので楽しかったです。クラスメイトの....
「トロントで念願の海外生活を満喫しました!」カナダ留学体験談へ
- 夫婦/オーストラリア留学
- 日本人はたくさんの英単語を知っていますが、話せない人が多く、他国のクラスメイトはたくさんの英単語は知らないが、英語での話し方を知っており、コミュニケーションが取れていることに驚きました!
「夫婦の新天地にオーストラリアを選んだ理由!オーストラリア留学体験談」へ
まとめ:英語が話せなくても留学はできる
今回は、英語に自信がない方でも可能な留学プランやその体験談について紹介してきました。
語学留学やワーキングホリデー、大学進学など、その目的によって必要な英語力も異なりますが、留学前の英語学習や留学中の過ごし方次第で、習得にかかる期間が大幅に短縮できます。また、英語力を焦らずゆっくり伸ばしたい方は、マンツーマンレッスンを提供しているフィリピン留学からスタートするのもおすすめです。
「英語力は挨拶レベルだけど留学なんてできるの?」と留学に踏み出せない方も多いかもしれませんが、「成功する留学」からご留学される方のほとんどが、最初は英語初心者です。留学前の英語学習サポート体制が整っているため、皆さん無理のない範囲で英語力と自信をつけてご出発いただけます。
留学先の国や都市についても、豊富な経験と知識を持つカウンセラーが一人ひとりのニーズに合わせたプランを提案してくれます。全員留学経験があるカウンセラーが担当するので、ぜひ気軽に相談して、あなたの留学の夢を現実にする一歩を踏み出しましょう。
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この記事を監修した人
r.iwao
GIO CLUB株式会社「成功する留学」カウンセリング事業部チーフマネージャー
オーストラリアにて語学留学を約1年半経験したのちに、「成功する留学」で10年間カウンセラーを務めている。