ペナン島こだわりの撮影ツアー+ツインタワー夜景も！

＊＊＊＊＊　このコース募集を終了しました。　＊＊＊＊＊

★マレーシアの撮影ツアーは、今後も企画される予定ですので、ご期待ください！

「地球の歩き方　旅いさら」から、「プロカメラマン伊東浩先生から学ぶ！写真撮影ツアー」2本が発売されました。1本目は、2016年1月27日出発「マレーシア・ペナン島5日間」、2本目は、2016年1月29日出発「マレーシア・ペナン、クアラルンプール5日間」です。
マレーシアの旅行情報サイト「トラベルガイド・マレーシア」を運営する当社は、マレーシアでの取材経験を生かして、今回このツアーの企画をお手伝いをさせていただきました。そこで当社がこだわりを持ってお勧めしたペナン島・クアラルンプールの撮影スポットをご紹介したいと思います。

どちらのツアーも、初日の深夜に羽田空港を出発し、2日目の午前、ペナンに到着します。その後、伊東先生とミーティングも兼ねた昼食の後、ホテルにチェックインして少し休憩した後、最初の撮影ツアーに出発します。
ツアーで最初に訪れる撮影スポットは、世界遺産ジョージタウンの郊外、ペナンヒルの麓にある極楽寺です。中国福建省出身の僧侶が1890年から、およそ40年の歳月をかけて作り上げたという、12万平方メートルの敷地を有する巨大寺院です。
最初の写真は、下層部から中国、タイ、ビルマの3カ国の建築様式が融合した高さ30ｍ、七重のパゴダ「バン・ポ・ター」です。極楽寺のシンボルとも言える建築物です。
2枚目の写真は、2002年に完成した高さ108メートルの巨大観音像です。極楽寺は、日本のお寺とは全く違った雰囲気で、この２つ以外にも魅力的な撮影スポットがたくさんあるお寺です。

極楽寺の後は、ケーブルカーでペナンヒルの頂上を目指します。2011年に新しく導入されたスイス製のケーブルカーで、5分間で山頂に到達します。

山頂の展望台は、絶好の夜景スポットです。
世界遺産のジョージタウンをはじめ、晴れていればペナン大橋や対岸のバタワースまで見渡すことができます。展望台には十分なスペースがあるので、三脚を立ててじっくりと撮影することが可能です。
ちなみにこの写真は、シャッター速4秒、ｆ8.0、ISO400、露出-0.7で撮影したものです。
ツアーでは、撮影終了後、山頂にあるホテルのレストランでスチームボード（マレー風鍋料理）の夕食をいただきます。

この日の撮影は、まだ続きます。
ペナンヒルから再びケーブルカーに乗って下山した後、有名な屋台街「ガーニードライブ」に立ち寄ります。地元の人々や観光客で賑わう屋台街で、スナップ撮影を行います。
暗い中、屋台の明りを頼りに行うスナップ撮影は、少々難しい部分もありますが、伊東先生に事前にコツを聞いてから撮影に臨みましょう。

このように、個性的なディスプレイの屋台がたくさんあり、楽しい写真を撮ることができます。
初日の撮影は、これにて終了です。

2日目以降は、コースごとに日程が違うのですが、撮影場所はほぼ同じです。
ジョージタウン周辺だけではなく、ビーチ地区での撮影もあります。
上の写真は、水上に打ち込まれた杭の上に建てられた「水上モスク」です。2004年の津波被害で壊れた古いモスクに替わって建てられたものです。まるで水に浮かんでいるように見える美しいモスクです。

こちらは、リゾートホテルが立ち並ぶバツーフェリンギ地区のビーチです。パラセーリングやバナナボートなどのマリンスポーツが盛んで、なかなかいい被写体になります。南国のビーチらしい一枚を撮影しましょう！

このツアーで撮影するのは風景だけではありません。
おしゃれなレストランで、お料理やスイーツの撮影をご用意しています。
「チャイナハウス」という、とても広いレストランです。上の写真の真ん中にある白い建物がチャイナハウスです。これだけ見ると、あまり広いレストランには見えませんね。

中に入ってみると、延々と奥に向かって建物が伸びています。このレストラン、間口は狭いのですが、なんと長さは120メートルあります。
京都の町屋と同じで、ジョージタウンの建物も間口の広さで税金の額が決まっていたので、このような縦に長い建物が多く残されています。
料理撮影の前に、店内の様子も撮影してみましょう。

このレストランは、フュージョン料理とケーキのお店です。
見栄えのいい料理とスイーツを用意しますので、伊東先生の指導のもと、旅先での料理撮影について学びます。
これをマスターすれば、SNSにアップする画像のグレードが上がって、ちょっと自慢できるかもしれません。

こちらは、1月27日出発のツアーのみ立ち寄るスポット「周ジェティ」です。
海の上に突き出た長い桟橋を中心とした水上集落で19世紀に中国から渡ってきた周一族がこの地に住みました。現在でも、数百人の周一族が暮らしています。
他ではなかなか見ることができない貴重な景観を撮影することができます。

3日目の夜は、ジョージタウンの夜景撮影ツアーが組まれています。
夕暮れ時のジョージタウンでは、とてもロマンチックな情景を目にすることができます。ジョージタウンの中でも、とっておきの撮影スポットにご案内いたします。

朝のジョージタウン撮影ツアーでは、主要な観光スポットを中心にご案内します。
上の写真はジョージタウンのシンボル的存在の「セントジョージ教会」です。1819年に建てられた白亜の教会で、2010年に大規模な修復工事が行われ建設当時の美しい姿に戻りました。

こちらは、スリ・マハ・マリアマン寺院、ヒンズー教寺院です。門の上には、たくさんのヒンズー教の神々の彫刻が飾られています。
ジョージタウンのメインストリート通称「ハーモニーストリート」には、セントジョージ教会、スリ・マハ・マリアマン寺院の他、イスラム教のカピタンクリンモスク、仏教の観音寺があります。
1本の通り沿いに様々な宗教建築が残されており、ジョージタウンでは古くから異なった宗教を信じる人々が、お互いの文化や信仰を尊重しながら共存してきたことを物語っています。「ハーモニーストリート」という通りの名前も、このことに由来しています。また、ジョージタウンが世界文化遺産に認定された最も大きな要因でもあります。

ジョージタウンめぐりの楽しみのひとつに、ストリートアートがります。街の中の様々な場所に、工夫を凝らしたトリックアートのような作品があります。
パンフレットを片手にストリートアート巡りをする観光客の姿が多く見られます。

ジョージタウンのストリートアートが有名になるきっかけとなった作品がこちらです。自転車は本物ですが、乗っている子供たちは絵です。
ツアーでは、ストリートアートの代表的なもの見て回ります。1月27日出発のツアーでは、フリータイムもありますので、さらにストリートアートを探して街を散策してみてはいかがでしょうか。

ツアーで訪れるスポットは、ここで紹介したものだけではありません。
ジョージタウンの様々な撮影スポットにご案内しますので、お楽しみに！

1月29日出発のツアーでは、ペナン島に2泊した後、マレーシアの首都クアラルンプールを訪れます。
4日目の早朝にペナン島を出発、クアラルンプールに到着後、クアラルンプールの市内観光に御案内します。
写真は、マレーシアの国王が住む宮殿です。馬に乗った衛兵が門を守っています。中に入ることはできませんが、門の奥には壮麗な宮殿が見えています。
この他、国家記念碑、独立広場といった定番の観光スポットに加え、チャイナタウンにあるセントラルマーケットにご案内します。
（セントラルマーケットについては、旅いさらの別のコラムで詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。）

そして、午後は「バツーケーブ」を訪問します。ヒンズー教の聖地で、42メートルの金色に輝くムルガン神像の足元から延びる272段の階段を登ると、その先には巨大な洞窟が広がっています。ところどころにヒンズー教の神像が置かれ、神々を祭る祠もあります。とても神秘的な空間です。毎年2月には、ヒンズー教の奇祭「タイプーサム」が行われることでも有名です。

そして、クアラルンプールでのハイライトは、ペトロナスツインタワーの夜景撮影です。
クアラルンプールのイチオシ夜景スポットは、KLタワーのオープンデッキです。地上から267メートルの位置にある展望台で、胸ぐらいの高さの柵がありますが、直接クアラルンプールの夜景を見渡せる絶景スポットです。
ツアーでは、夕暮れ時の一番美しい夜景が見られる時間帯にご案内します。
（KLタワーのオープンデッキに関しては、旅いさらの別のコラムで詳しく紹介しています。是非、ご覧ください。）