サワディー・カー!地球の歩き方 旅いさら編集局の吉岡です。
スカイトレインや地下鉄が開通し、ますます便利になったバンコク。しかし場所によっては、慢性的な渋滞で行きにくいエリアも多数あります。
王宮、ワットポー、カオサンロードなどは、電車がないため不便なエリアです。特にサイアム・パラゴン、MBKや伊勢丹のあるチッドロムから行くには、車で行くといつ着くか分からない渋滞に巻き込まれます。
今回はセンセーブ運河の船に乗って、王宮&カオサンに行ってみます。
まずはセンセーブボート西路線の出発地の、「プラトゥーナム船着き場」へ移動しましょう。伊勢丹から歩道橋を渡ると、すぐにセンセーブ運河の橋が見えます。橋の下が「プラトゥーナム船着き場」となっています。
船が到着し、席を確保します。かなり揺れるので、座席に座るのをオススメします。
船の両端には車掌がいます。行き先を告げ、お金を渡し、切符を受け取ります。
船が出発してすぐに、両側にあるビニールシートが上がり、景色が見えなくなりました。なんと端の席の乗客が、水よけ用のビニールシートのひもを引っ張っていたのです!センセーブ運河は正直きれいとはいえないので、この水よけビニールは必須アイテムです。
約20分ほどで終点の「パーンファー・リーラート」に到着。船着き場にはトゥクトゥクが停車し、王宮やカオサンへ行くことができます。
カオサンのメインストリートまで徒歩約15分ほど。王宮は徒歩25分ほどで行けますが、暑いのでのタクシーかトゥクトゥクをオススメします。
なかなかスリリングな船ですが、渋滞知らずでとても便利です。
【データ】
名称:センセーブ運河船
運航時間:平日(5:00〜20:00)、土曜日(6:00〜19:30)、日曜日(6:00〜19:00)
料金:10〜22B
西路線:プラトゥーナム〜パーンファー・リーラート(方面:王宮やカオサン、ワットポー、ボーベー市場)
東路線:プラトゥーナム〜サパーン・クローンタン〜ミンブリー(方面:ナナ、アソーク、トンロー、エカマイ、ラームカムヘン、ザ・モール)
吉岡 麻里
地球の歩き方旧バンコク特派員。合計6年のバンコク生活を経て2011年に帰国。タイを拠点に、東南アジア、西アジア、アフリカリゾートを旅する。クルーズ旅からバックパッカー旅行まで色々なスタイルの旅行を経験。旅先では必ずご当地ビールを飲むのが楽しみ。