地球の歩き方 旅いさら編集局の吉岡です。
今回はモンゴルの伝統的な移動式住居「ゲル」に宿泊できる、ツーリストキャンプでの滞在記をご紹介します。
ツーリストキャンプは、首都ウランバートルから70kmほど離れたテルリジにあり、保養地としても有名で多くの外国人観光客が訪れます。
ウランバートルで飲み物などを調達し、車でテレルジに向かいます。20分ほど走ると、景色は360度大草原のみ。モンゴルの大自然の雄大さを感じることできます。
テレルジ国立公園内に入ると、草原に突如「亀の岩」が現れました。岩の高さは15mほどあり、自然が作りだした奇岩です。
ゲルの中に入るとベッド、ストーブ、テーブルや椅子などが用意されています。移動をより簡単にするため、家具は小さく設計されています。テーブルと椅子は、子供用?と思ってしまうほど小さいのですが、30分も座っていると慣れてしまいます。
次はモンゴルのお宅訪問です。実際に牧畜をしているお宅で、ゲルでの生活を教えていただきました。宿泊したゲルとはまた違った雰囲気を味わうことができ、現地のおやつもいただきました。
アーロールは、ほんのりヨーグルト味がします。かなり固いので、食べるのが結構大変です。乳製品がここまで固くなるとは、驚きのおやつでした。
おやつの後は、乗馬に挑戦します。モンゴル馬は、サラブレットより40センチほど低く小柄です。穏やかな性格で、ゆっくり歩いてくれました。初めての乗馬でしたが、とても楽しむことができました。
乗馬を満喫した後は、宿泊施設内のレストランでモンゴル料理のディナーです。
お肉の沢山入った、ノゴートイ・シュル(肉とじゃがいものスープ)、シャルサン・マフタイ・ホルーガ(肉炒め)をいただきます。
モンゴル料理の味付けは、日本人にも合い美味しくいただけました。
施設内にはモンゴルの衣装や楽器が陳列され、婚礼衣装なども試着できます。
モンゴルで雄大な大自然を楽しみませんか?
吉岡 麻里
地球の歩き方旧バンコク特派員。合計6年のバンコク生活を経て2011年に帰国。タイを拠点に、東南アジア、西アジア、アフリカリゾートを旅する。クルーズ旅からバックパッカー旅行まで色々なスタイルの旅行を経験。旅先では必ずご当地ビールを飲むのが楽しみ。