サワディー・カー!地球の歩き方 旅いさら編集局の吉岡です。
今回はバンコクの高級食料品市場「オートーコー」をご紹介します。タイの市場はちょっと...。と言う方に、オススメの市場です。場所はチャトチャックエリアのMRTガムペーンペット駅前のあります。オートーコー市場の駐車場には高級車が並び、ハイソなタイのマダムたちが買い物する姿を見かける、上質な食材を扱う市場です。
野菜はどれも新鮮で、スーパーやデパートで売られているものよりキレイです。在住時によく購入していた野菜がレタス。こちらのレタスは新鮮で、パリっとしてとても美味しいです。実はタニヤの高級和食屋のオーナーさんから、こちらの市場から購入してと聞き、私も野菜はここで買うようになりました。
魚売り場に行くと、日本では見かけない雷魚などが売られています。ゲーンソム・ペッ・サッ(雷魚の姿煮)は酸味と辛さと魚のダシが出てとても美味しいですよ。
オートーコー市場はお米の種類も豊富で、ブランド米の白米やブラウンライス(玄米)、レッドライスも売られています。タイのブラウンライスは日本の玄米のような、固くて重い食感ではないので食べやすいです。通称ぶっかけ飯(お惣菜)と一緒に食べると美味しいです。
次のお店は、タイの調味料「ガピ」屋さん。小エビを塩漬けし発酵させたものが「ガピ」で、カオパット(焼飯)に入れると美味しいです。そしてタイ料理にかかせないのが「クロック(鉢)」と「サーク(棒)」。ソムタム(青パパイヤのサラダ)を作ったり、ニンニクを潰すのに使用したり。「クロック」があるとタイ料理を作るのに便利です。
最後はフルーツ売り場へ。オートーコーのフルーツ売り場で驚くのが、フルーツがピカピカでキレイなこと。陳列はもちろん、置いてあるフルーツは上質のものばかり。特にマンゴーは酸味、甘みともにバランスがよく、一度食べると忘れられない美味しさです。マンゴーファンの間で人気な一品が「カオニャオ・マムアン(ข้าวเหนียว:マンゴーともち米のお菓子)」。ココナッツミルクかけたもち米とマンゴーを一緒に食べます。米とフルーツの異色な組み合わせですが、一度食べると病みつきに!ぜひ一度お試しください。
カットしたスイカやソムオー(ポメロ)、ドリアンはパックで売られているので、すぐに食べることができます。
オートーコー市場にはフードコートもあり、色々な種類のタイ料理を気軽に楽しめます。チャトチャック・(ウィークエンド)マーケットのランチはとても混むので、オートーコー市場のフードコートをオススメします。
【データ】
名称:オートーコー・マーケット(Aor Tor Kor Market)
住所:Kampaengphet 3 Rd., Ladyao , Chatuchak district , Bangkok 10900
営業時間:6:00~18:00くらい
最寄駅:MRTガムペーンペット駅(駅前)、BTSモーチット駅(徒歩10分)またはBTSサパーンクワイ駅(徒歩10分)
URL:http://www.ortorkormarket.com/2013/
吉岡 麻里
地球の歩き方旧バンコク特派員。合計6年のバンコク生活を経て2011年に帰国。タイを拠点に、東南アジア、西アジア、アフリカリゾートを旅する。クルーズ旅からバックパッカー旅行まで色々なスタイルの旅行を経験。旅先では必ずご当地ビールを飲むのが楽しみ。