カナダへの留学を考える社会人に人気なのが、Coopプログラムです。英語だけでない留学がしたい社会人から注目が集まっているプログラムですが、実際のところ皆さん上手く現地や帰国後のお仕事に繋がっているのでしょうか。
今回は、Coop留学を選んだ社会人の"リアル"をお伝えしていきます。気になる費用や失敗談まで、Coop留学に失敗したくない社会人の方必見の内容です!
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社会人に人気のCoop留学とは?
Coop留学とは、座学+有給インターンシップが一体となったカナダにしかない留学プログラムです。
コースの中に、実務研修が組み込まれているのがポイント。専門知識を座学で学んだ後、有給で就労経験ができるため、英語力だけでない実践スキルを身につけられます。現地での収入が期待できることから、留学費用の負担を減らせるのも社会人に人気の理由です。
「成功する留学」では、今まで数多くのお客様のCoop留学をサポートさせていただいております。成功例にたくさん触れて、一緒に理想のプランを組み立てていきましょう。
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Coop留学に年齢制限はありません!
社会人がカナダに留学するには、主に、語学留学・ワーキングホリデー・専門留学・大学進学と4つの方法があります。帰国後の再就職が心配な社会人なら、現地でフルタイムで働くことができるワーキングホリデーが第一候補になりますが、残念ながらワーキングホリデーには18歳~30歳の年齢制限があります。
一方で、同じく有給で働きながら学ぶ経験ができるCoop留学には、年齢制限がありません。年齢だけでなく留学期間の制限もないので、30代の社会人でも制約がなく長期留学に挑戦しやすいです。
Coop留学とワーホリの違いは?
カナダのワーキングホリデーは、18歳~30歳の方が最長1年間、働きながらカナダに滞在できる留学方法です。カナダのワーホリビザは抽選方式のため、希望の渡航時期にカナダに行けるとは限りません。
Coop留学は、学生ビザと就労ビザを申請し、カナダに渡航することになります。ビザの申請条件がワーホリほど厳しくないので、留学したいと思ったらすぐに手続きを進められます。
Coop留学 | ワーキングホリデー | |
---|---|---|
年齢制限 | なし | 18歳~30歳まで |
期間 | 制限なし | 1年間 |
ビザの種類 | 学生ビザ+就労ビザ | ワーキングホリデービザ |
社会人のCoop留学サンプルスケジュール
英語力が入学条件に達しない場合、付属の語学学校で英語研修後に参加することもできます。希望する学校やコースによって違いますが、基本的に決まった期間の縛りがなく、数か月から2年まで受講することが可能です。
「なるべくカナダに長く滞在したい!」という社会人の方には、Coop留学からワーキングホリデービザに切り替える方法もあります。
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社会人がCoop留学するメリット【目的は?】
社会人のCoop留学の目的
・キャリアチェンジまたはキャリアアップしたいから
・留学後の再就職が不安だから
・英語とスキルを同時に学びたいから
・働きながら学べるから
・カナダに長く滞在できるから
社会人がCoop留学する大きなメリットは、カナダ現地で実務経験を積めることです。ワーキングホリデーの場合、知らない土地で一から仕事を探すのは簡単なことではありません。実際、日本食レストランで英語をほとんど使わずに仕事をしている人が多いのが現状です。
Coop留学の場合、専門学校やカレッジが履歴書チェックや模擬面接をしてくれたり、求人情報を提供してくれたりと、就職をサポートしてくれることが多いです。英語や専門知識を学んでから実習に移れるため、ワーキングホリデーでは難しいデスクワークやローカルジョブにも、自信を持ってチャレンジできるでしょう。
働きながら学べるのは、留学費用を抑えられるメリットもあります。Coop留学の場合、有給インターン期間中だけでなく、座学期間中もアルバイトが可能なため、現地での収入が期待できます。自己負担で留学に行く社会人にとって、生活費を稼げるのはメリットの一つです。
社会人がCoop留学するデメリット【失敗例は?】
社会人Coop留学の失敗例
・インターン先が見つからない
・入学条件の英語レベルが高い
・座学が難しくてついていけない
・未経験からのキャリアチェンジが厳しい
現地での仕事探しは、社会人に限らず、Coop留学生の多くが直面する悩みです。カナダでの就職は経験やコネが求められることが多いため、留学生が仕事をゲットするには、何百件と求人に応募する覚悟が必要です。社会人の場合、日本での社会人経験が有利になることもあるので、どんどんアピールしていきましょう。 社会人のCoop留学でよく聞くのは、「英語力が足りなかった...」「全くの未経験では厳しい...」という失敗です。Coop留学の場合、事前の英語力は必須!またキャリアチェンジに関しても、1年で実務レベルまで到達するのは、相当な努力が必要なようです。
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【Coop留学体験談】社会人のホンネ
実際に『成功する留学』を利用してCoop留学をされた方の体験談をご紹介します。『成功する留学』のカウンセラーには、Coop留学経験者もいます。カウンセラーの体験談ブログを参考にしてみてください!
- 25歳女性
- カナダで生活をしていたら自然と話せるようになると思っていたけど、それは大間違いでした!涙 学校の3ヵ月間はあっという間でもっと勉強したかったです。帰国後も英語の勉強と貯金を頑張ってます。 絶対30歳までにまたカナダに行きます!
- 21歳男性
- 接客販売に決まりました。初日は見ているだけで指導は何もなし。トレーニングはその後も一切なく、2日目から自分の持っているスキルだけでやっていく感じでした。それでも日本人のホスピタリティが通じた瞬間が嬉しかったです。
- 21歳女性
- コープ座学は、15時から20時30分まで先生の話を聞く授業なので集中力が途切れがちでした。単元や先生によって進め方が違うので、困惑することもありました。フィールドトリップやホテルに見学に行く機会も何度かあり実践的なことも学べました。
- 24歳男性
- 同僚との仕事に関する会話で一回聞いただけで理解できないため、聞き返すと、イライラされることも。。。自分で自分の英語にイライラしたりします。日本で仕事していた人なら英語以外は問題ないと思うけど、英語の問題が大きいと思います。
社会人のCoop留学に人気&おすすめのコース
Coopプログラムには、大きくビジネス系・IT/WEB系プログラム・ホスピタリティ系の3種類のコースがあります。これまでの社会人経験を生かしてさらに専門分野を深める人もいれば、全く新しい分野に挑戦する社会人の方もいます。
カスタマーサービス
日本人留学生に人気のコースは、カスタマーサービスです。卒業後に接客のプロとして即戦力となるスキルを身につけるためのコースです。異文化コミュニケーション、職場での対人スキル、カスタマーサービススキルに焦点を当てた学習ができます。
インターン先の主な職種
・飲食店(レストラン、カフェ、ワイナリーなど)
・リテールショップ(お土産ショップ、小売店、アパレルなど)
・ホテル
・観光業
・カスタマーサポート
・ゲストサービス
・営業 など
おすすめの学校
Vanwest College
バンウエストはバンクーバーとケロウナにキャンパスを構える、創立1988年の老舗校です。
「将来は英語を使って働きたい!」と高い志を持つ生徒の将来に繋がるコースが開講されています。Co-op(有給インターンシップ)プログラムとビジネス英語Linguaskillは、実践重視の国際ビジネスに特化したプログラムで、休学留学、キャリアアップ留学におすすめです。
例:グローバルカスタマーサービス Co-opサティフィケート 費用目安
期間 | 4か月+1か月+4か月=合計9か月 |
授業料(入学金含む)目安 | $9,400 (約104万円) |
入学条件 | TOEIC 730 / IELTS5.5 / TOEFL IBT 65 |
デジタルマーケティング
経験者の方には、デジタルマーケティングコースがおすすめです。Photoshopを使ったウェブ・グラフィック、WordPressを使ったベーシックなウェブ構築といったWeb制作の基礎から、営業戦力、マーケティング戦略まで、基本的なデジタルマーケティングの知識をまんべんなく習得できます。
インターン先の主な職種
・IT関連企業
・不動産開発会社
・広告代理店アシスタント
・ソフトフェア会社 など
おすすめの学校
Cornerstone International College of Canada(CICCC)
駅から徒歩1分以内、ダウンタウンの中心にある専門学校でビジネス、IT系(デジタルマーケティング、ウェブモバイルなど)のプログラムを提供。すべてのコースに有給インターン(Co-op)が付いています。ESLも併設しており、語学研修から専門コースにスムーズに編入できる制度も。世界約60ヵ国以上の国から学生が集まる学校で、専門スキル+知識+文化交流をしてみてはいかがですか?
例:Digital Marketing Co-op 費用目安
期間 | 6か月+6か月=合計1年または、1年+1年=合計2年 |
授業料(入学金含む)目安 | 1年コースの場合:$10,695(約118万円) |
入学条件 | TOEIC 850 / IELTS6.5 / TOEFL IBT 94-101 |
Coop留学で失敗したくない社会人の方へ
社会人のCoop留学は、その後のキャリアチェンジやキャリアアップに繋げている方がいる一方で、現地や帰国後の就職にリスクもあるのが現実です。絶対に失敗したくない社会人に向けて、Coop留学成功のコツをご紹介します。
出発前にできるだけ英語力を上げておく
Coop留学スタート時点の英語力が高ければ高いほど、その後の仕事探しの選択肢が広がります。入学基準ギリギリの英語力だと、座学で苦労するばかりか、現地での就職も厳しくなります。
現地での充実した経験やスキルを日本に持ち帰るために、事前の英語力はできるだけ高めておきましょう。英語学習はもちろん、専門分野についてリサーチしておくなど、日本でできることは済ませておくと、失敗の少ない留学生活になります。
「成功する留学」では、留学出発前から英語力を向上させるための個別サポートをご提供しています。詳しくはカウンセラーにご相談ください。
\英語学習について相談したい/
留学やキャリアのプランニングはプロに相談
社会人のCoop留学成功のコツは、事前のプランニングです。留学動機やキャリア志望がはっきりとしないまま留学すると、現地で必要な経験作りができず、帰国後に「あれもできた...」「これもできた...」と後悔することになります。
Coop留学に興味があるものの、目的やキャリアプランが明確でない方は、ぜひ『成功する留学』のカウンセラーやキャリアコンサルタントにご相談ください。プロの視点からアドバイスし、一緒にプランを描いていくことができます。
主体的に動く
プランニングをしたら、あとは現地で自ら行動に移していくのが大切です。社会人経験があると、どうしてもリスクやプライドを優先しがちですが、カナダ現地で仕事を得るには何よりも経験が求められます。Coop留学しただけ、座学を学んだだけ、で仕事が見つかるとは限りません。
もし、有給インターン先が見つからなかったら、無給でも経験を積める職場を探したり、座学の知識を生かして自分から情報発信したりと、自分からチャンスを掴みにいきましょう。"待つ"よりも主体的に動いていくことで、留学生活が充実したものになります。
【まとめ】社会人のCoop留学はプラン相談から!
社会人のCoop留学のリアルについて正直にお伝えしました。事前の英語力やスキル次第では、厳しい留学生活になることもあるでしょう。
ただし、Coop留学に迷っているなら、挑戦するのがおすすめです。日本に居ては、カナダ現地で働く・学ぶ経験は得られません。カウンセラーと相談しながらプランニングしていくことで、失敗のリスクを減らすことができるので、まずは無料のカウンセリングから、一歩を踏み出してみましょう!
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この記事を監修した人
r.iwao
GIO CLUB株式会社「成功する留学」カウンセリング事業部チーフマネージャー
オーストラリアにて語学留学を約1年半経験したのちに、「成功する留学」で10年間カウンセラーを務めている。