「留学に必要なTOEIC®スコアはどれくらい?」
「留学したらTOEIC®の点数は伸びる?」
最近では、進学や就職を見据え、TOEIC®スコアアップのために留学したいというご相談もよくいただきます。切っても切れない関係のTOEIC×留学について、具体的なデータを踏まえて解説していきます。
TOEIC試験対策ができるおすすめプランや語学学校もご紹介。留学で明確な成果を残したい方におすすめです!
▼記事のポイント
・留学にTOEIC®500~600点が理想
・1ヵ月の留学でTOEIC®スコアが平均69点アップ!
・TOEICは就職・転職にメリットが大きい
\留学&ワーホリについて知ろう/
留学に必要なTOEIC®の点数
そもそも一般的な語学留学であれば、事前の英語力は必要ありません。英語力0からの留学もできます。ただし、留学の効果を最大限活かしたいなら、基礎が身についている状態で行った方が成長が早いです。
語学留学
理想的な英語力:TOEIC®500 ~600点
語学留学の場合、英語を学ぶために語学学校に通うため、特別な英語力は必要ありません。英語初心者からネイティブレベルを目指す上級者まで、自分のレベルに合ったクラスで勉強できます。
ただし、『成功する留学』では、英語の基礎を身につけてから留学するのをおすすめしています。基礎がマスターできている目安としては、TOEIC500~600点程度。語学学校のクラスでいうと、中級レベルに入れるくらいです。初級のクラスよりも日本人が少なく、周りのレベルも高くなるため、効率良く英語を学んでいけます。
ワーキングホリデー
理想的な英語力:TOEIC®600点
現地で英語を使った仕事をしたいのであれば、TOEIC®600点以上の英語力が理想的です。表現の不足はあっても、コミュニケーションには困らないレベルなので、自分次第でローカルの仕事にもチャレンジできます。
一方で、英語でのコミュニケーションが必要とされない仕事であれば、英語が話せなくても採用されることはあります。
大学進学
TOEIC®700点~
海外の大学へ留学するには、入学基準の英語力が求められることがほとんどです。大学や専攻によって基準は異なりますが、最低でもTOEIC®スコア700点が必要です。例えば、アメリカ・カリフォルニアの州立大学に出願する際のスコアの目安は以下の通り。
- TOEFL iBT:61
- IELTS:5.5
- 英検:準1級
欧米やヨーロッパの大学・大学院では、TOEIC®テストスコアが入学資格として使えないことがあります。英語力証明に有効な資格は何か、事前に確認しておきましょう。
専門留学
TOEIC®700点~
海外の専門学校では、職業に直結するスキルや知識を学びます。たとえばカナダには、専門カレッジで座学と有給インターンシップが一体となったプログラムを受けられる、Coop留学があります。ビジネス、マーケティング、ITなど多岐にわたる専門コースが用意されていますが、カスタマーサービスコース受講の条件として730点以上のTOEIC®スコアが必要です。
VanWest College (ヴァンウエストカレッジ) 出願資格
- ヴァンウエストカレッジ入学テストでLevel 8以上
- ヴァンウエストカレッジLevel 7もしくはEAP 300を75%以上の成績修了
- IELTS 5.5
- TOEFL iBT 65
- TOEIC® 730
- Duolingo 100
TOEIC®スコアは留学後にどれくらい伸びるのか
『成功する留学』調べでは、1ヵ月の留学でTOEIC®スコアが平均69点アップしました。
※TOEIC®L&R 総合990点満点 リスニング/リーディング各495点満点(平均留学週数3.4週間、回答者数11名)
成功する留学を通じて短期留学を行った大学生を対象とし、留学前1年以内のスコアと留学後2カ月以内のスコアを比較しました。総合スコアは+69.1点、リスニングスコアは+39.5点という結果に。
1ヵ月の短期留学では、主にリスニング・スピーキングの力が伸びやすく、留学前後のTOEICスコアの比較では、リスニングのスコアがより向上することが分かりました。
TOEIC®スコアが必ず上がる!?フィリピン・セブ島留学
フィリピン留学やセブ島留学には、TOEICの点数保証コースを設けている学校もあります。TOEIC対策に特化した充実のカリキュラムに基づき、専任講師から指導を受けられるので、「必ず目標のTOEICスコアを取りたい!」という意志のある人におすすめです。
フィリピンの語学学校が公表しているデータは以下の通り。3か月(12週間)で最大325点アップの実績もあります。
12週間 | 510→780点(270点UP) |
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12週間 | 500→825点(325点UP) |
24週間 | 595→900点(305点UP) |
(出典元SMEAG)
※TOEIC®600点・700点・800点・900点を保証しており、12週間をすぎて目標点数に達しない場合、以降は授業料免除となります。(受講条件:TOEIC®400点以上)
一般的にTOEIC®600点以上からは伸びにくいと言われていますが、中級者からのスコアアップも実現しています。語学学校で日本人の留学生を何年もサポートしてきたマネージャーさんによると、300点台の初心者ほど、伸び幅が大きいとのこと。英語の指導に加え、テスト受験に必要なアドバイスを受けることで、毎月100点近くのスコアアップが見込めるそうです。
フィリピンのおすすめ語学学校
みんなのTOEIC®スコア平均
そもそもTOEIC®スコアの点数の平均はどれくらいなのでしょうか。参考までに、日本の大学生・社会人のTOEIC®スコアの平均を見てみます。
大学生の平均スコア:588点
就職に有利なTOEIC®スコアは600点以上といわれます。大学生のTOEICスコア平均点よりも少し高いので、新卒採用で英語力をアピールしたいなら、集中した学習が必要になるかもしれません。周りと一歩差をつけたいなら、大学在学中にTOEIC留学するのも一つの方法です。
社会人の平均スコア:638点
社会人の平均スコアは、600点ちょっと。人気業界や、教育・海外系の職種は、平均点がより高くなります。
出典:TOEIC Program DATA&ANALYSIS 2023|一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
TOEIC®スコアはビジネスに役立つ!
国際ビジネスコミュニケーション協会の調査※では、採用に英語力の指標としてTOEIC®スコアを活用している企業がおよそ6割という結果に。採用の合否には直結しないという回答は多かったものの、中途採用や職種によっては、TOEIC®スコアを明確な基準として採用している企業もあります。
語学力をあなたのキャリアに活かしたいなら、やはりTOEIC®スコアがあると有利に働くようです。TOEIC®点数アップにはもちろん、英語学習のモチベーションを高める意味でも留学は大いに効果があります。
※出典:データでみるTOEIC Tests|一般財団 国際ビジネスコミュニケーション協会
TOEIC®試験対策ができる語学学校でスコアを伸ばそう!
フィリピン・セブに限らず、TOEIC®試験対策できる学校は各国にあります。中でも、スコアアップを目指す方へおすすめの国を3つに絞ってご紹介します。
フィリピン
フィリピンは、短期集中的にTOEIC®スコア対策するのにおすすめの国です。他の国に比べ、TOEIC®試験対策に特化した語学学校が多く、初心者からでも入学できるのが特徴です。マンツーマンレッスンを中心に、TOEIC®のスコアを短期的に伸ばせます。日本からの距離が近く費用も安いので、長期休暇を利用した留学がしやすいです。
カナダ
カナダで話される英語はなまりが少ないといわれ、語学留学するのに最適な国です。日本人留学生の数が多いため、日本人の"苦手"や"不得意"を理解している講師が多く、確実に英語力を伸ばせます。TOEIC®以外にも、IELTSやTOEFL、英検などの各種試験対策コースがある学校もあります。
オーストラリア
ワーキングホリデー先としても人気のオーストラリアですが、日本へ帰国する前に語学学校で集中的にTOEIC®試験対策をする人も多いです。オーストラリアでは、試験後から公式認定証が発行される期間が日本より短いため、留学中の受験がオススメです。
英語を学んで形に残す、TOEIC留学してみよう!
ただ漠然と留学するよりも、帰国後のキャリアに活かしやすいTOEIC留学。目標のスコアがあれば、留学生活自体も勉強に向けてより充実したものになります。春休みや夏休みを利用して留学したい大学生、転職に向けて武器を身につけたい社会人の方におすすめの留学スタイルです。
より詳しい国・プラン・費用などの情報は、無料カウンセリングでカウンセラーにお問い合わせください!
▼記事のポイント
・留学にTOEIC®500~600点が理想
・1ヵ月の留学でTOEIC®スコアが平均69点アップ!
・TOEICは就職・転職にメリットが大きい
\まずは無料相談してみる!/
この記事を監修した人
r.iwao
GIO CLUB株式会社「成功する留学」カウンセリング事業部チーフマネージャー
オーストラリアにて語学留学を約1年半経験したのちに、「成功する留学」で10年間カウンセラーを務めている。