皆さん、こんにちは!
前回の記事で、カナダの学生ビザ要件変更についてご紹介しましたが、実は2024年3月23日から、オーストラリアの学生ビザ申請に大きな変更がありました!
GTEからGSへの変更
今までオーストラリアの学生ビザ申請では、Genuine Temporary Entrant(GTE)という「留学意思や目的を示す作文」の提出が必要でした。
2024年3月23日以降の学生ビザ申請では、これまでのGenuine Temporary Entrant(GTE)から新しいGenuine Student (GS)という制度が導入されます。
この新しいルールでは、オーストラリアで学びたいと思っている人が、本気で勉強するつもりなのかを、より詳しく証明することが求められます。
具体的には、なぜその学校やコースを選んだのか、今の状況や将来の計画はどうなっているのか、家族や地域社会との関係、そして以前に学生ビザを持っていた経験があるかどうかなど、様々な質問が追加されており、回答は質問ごとに150ワード以内で書きます。
また、場合によっては、それを証明する資料や証拠も提出する必要があります。たとえば、過去の成績証明書や履歴書、英文残高証明書などです。
必要英語条件の変更
学生ビザ(Subclass 500)と卒業生ビザ(Subclass 485: Temporary Graduate Visa)の申請時に、英語力の必要な基準が変わります。
【POINT!】
英語コースだけを受講する人は、今まで通りビザ申請時の英語力証明は必要ありません。
変更の背景
学生ビザ申請要件の変更は、オーストラリア政府の移民戦略の一環として、留学生が良い教育体験をすることを支援し、卒業後に適切な技術者労働力になるための取り組みです。
この変更により、オーストラリアの学生ビザ申請はより厳格化されましたが、将来的な永住権を目指す学生や自らのキャリアを追求したい学生にとっては、これまで以上にチャンスが広がりました。
さらに、オーストラリア政府は「ビザ取り学校」と呼ばれる教育機関に対して、一定期間留学生の受け入れを停止する停止証明を発行することも可能になりました。この制度は、教育の質を保つために設けられており、品質の低い学校が淘汰されることで、学生が質の高い教育を受けられるようになると期待されています。
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新しいルールの目的は、オーストラリアで勉強する人が真剣に学ぼうとしているかどうかを見極めることです。そのため、申請者は自分の意思や準備をしっかりと説明し、それを裏付けるための資料を提出する必要があります。
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