こんにちは。えんどーです!
先日、「オーストラリアでは当たり前じゃない!? -高校のあれこれー 前編」を投稿いたしましたが、今回は「後編」として具体的に授業内容やタイムスケジュールについて紹介していきたいと思います!(あくまでも私が通っている学校のことについてです。参考程度に読んでいただけると嬉しいです。)
授業時間が同じじゃない!
こちらでは、一日が休み時間も含めピリオド1Aからピリオド10Aまでに分けられていて、授業の一コマは35分となっています。一コマの授業を「ピリオド」と呼んでいます。日本だったら、1時間目から6時間目まで、50分授業が繰り返される。といったようなシステムが一般的だと思います。しかしこちらでは、何時間目かによって何コマ同じ科目続くかが異なるのです。私の時間割を見ながらの方が分かり易いと思うので、下記を紹介します。
例えば火曜日だと、1時間目2つ、2時間目1つ、3時間目2つ、4時間目2つ、5時間目3つとなっています。一コマしかないとき(例:火曜日の日本語)はシングル、2コマ続く時(例:火曜日の数学)はダブル、3コマ続く時(例:火曜日の英語)はトリプルと呼ばれています。3つ続くときは間に休憩が入ります。金曜日は短縮授業になって早く帰れたり、水曜日は午後スポーツまたは自習ができます。そして、高校2,3年生は月曜日の授業がありません。(これはオーストラリアでも珍しいようです。)また、何教科目かによって何個分のピリオドが一科目に与えられているのかが異なります。このように時間割だけ見ても日本と異なるところがたくさんあります。
授業が深くて専門的
数学と英語は必修で、それ以外は全て自分で選択することができます。選択できる科目をみても日本にあるような科目はもちろん、農業に関するもの、経済、ビジネス、法律、エンジニアリング、マリンサイエンスなど、ユニークだったり、専門的なものも多いです。日本ではあまり選択肢が多くないため、文理選択をするとほとんどの科目が決まってきてしまいます。
しかし、オーストラリアでは科目の選び方によっては、いわゆる日本の受験に使えるような科目の勉強をしなくても済む場合があるのです。例えば、ドラマ、アート、農業、ホスピタリティー(料理が中心)など・・・日本よりも早い段階で生徒に幅広い選択肢が与えられていることが分かります。
取る科目数も6つだけと本当に少ないですが、6科目しかないのでどの科目も週に3回学べます。そのため、一つ一つの科目を非常に深く学ぶことができます。求められる課題も高度で思考力、創造力を問われるものが多いです。この学期は大きな試験がなかったので、それに代わるようなしっかりとした課題を各科目で出されました。例えば、音楽では作曲、ドラマでは物語の概要を作ること、化学では実験に基づく分析などです。今までしたことのない内容、課されたことのないレベルで大変でしたが、とても勉強になりました。
まとめ
実際に通ってみたからこそ分かるたくさんのことがありました。ほんの一部ですが、その中でも驚いたこと、日本と全く違うことを選んで紹介しました!もし機会があれば他のことについてもご紹介したいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます!
これからも学校に通う高校生の視点でいろいろ書いていきたいと思いますので、是非読んでいただけると嬉しいです♪
留学について学ぼう!
学生クリエイターえんどーさんの記事一覧