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カナダ留学体験談|英語力以上に価値のある出会いがありました!

   
    
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カナダの3都市で、語学留学+学部聴講、さらにCoop留学とステップアップされたMさんの体験談です。

豊富な留学経験を通して、英語力以上に自分が成長できたと実感しているそう。カナダでどんな出会いや苦労があったのか、詳しく聞いてみました!

Mさんの留学遍歴

留学先(都市):カナダ(ケロウナ・カムルーブス・バンクーバー)
留学期間:2022年2月~2024年2月
留学方法:語学留学+学部聴講(1年目), Coop留学(2年目)
学校, Thompson Rivers University,
通学期間:2年間
留学前の英語力:中級

留学しようと思ったきっかけを教えてください。

留学をしようと思ったきっかけは、テレビやYouTube等で自分たちの母国語ではない英語を流暢に話している人たちを観て、「私も英語を話して様々な国の人とコミュニケーションがとれるようになりたい!」という至って単純な理由からでした。

カナダを留学先に選んだ理由は?

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中でも留学先としてカナダを選んだのは、カナダで話されている英語が学校の授業で親しみがあったアメリカ英語に近いから、かつ安全であり自然豊かな環境が魅力的だったからです。

留学して最初の1年は、「できるだけ英語に囲まれる環境に身を置きたい」という軸で学校選びをしました。日本人が少ない+田舎+大学の学部聴講があるというオプションから、ケロウナとカムループスにある学校に決めました。
2年目は、英語を使って働くことを目標に、求人の多いバンクーバーへ移りました。

学校生活はいかがでしたか?

VanWest College ケロウナ校

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VanWest CollegeはEnglish only policy(母国語禁止制度)を実施していて、学校内で英語以外の言語は話せません。そのため、生徒さんは真剣に英語を学びたいという強い意志を持った方がほとんどでした。

授業は、レベル分けされた一般英語に加え、分野別に苦手項目を克服できる幅広い選択科目がありました。校舎はとても小さく、生徒数も50人ほどのため授業は少人数制で行われていました。そのため、先生と生徒の距離が近く、発言や相談がしやすい環境でした。先生やクラスメイトはみんな気さくで、クラスだけに限らず学校にいるほぼ全員と顔見知りになれるほどアットホームでした。

私は週30時間とフルで授業をとっていたので、朝8時ごろから午後3時ごろまで授業をし、放課後は課題や毎週あるプレゼンテーションの準備など、勉強漬けの毎日を送っていました。タフに英語を学びたい方にはおすすめです

Thompson Rivers University

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私は1学期間の語学コースと1学期間の学部聴講コースの計2学期間通いました。語学コースでは、レベルチェックテストの結果を元にspeaking/Reading/Grammar/Writingの各レベルに見合ったクラスで授業を受けます。学期の中間と末に大きなテストやプレゼンテーション等がありますが、語学学校よりはプライベートの時間が確保できていました。

学部聴講では、音楽と社会学の授業を専攻しました。語学コースとは違って、正規学生だらけの中で授業を受けるので、最初は英語のスピードや授業についていくのに必死でした。大変でしたが、ハードルの高い環境に身を置くことが、私の英語力や行動力の向上に繋がったのでとても価値のある経験でした。

大学ということもあり、本当に世界各国から様々な留学生がいて、こういう多国籍な交流が多いという点において大学への留学は是非おすすめしたいです。

Cornerstone College

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私は、カスタマーサービスのコースで、4か月座学+4か月インターンシップのCoopプログラムを受講しました。座学では主にカスタマーサービスにおけるコミュニケーションやリーダーシップ、ファイナンス、セールスについて専門的な知識を踏まえながら学びました。

毎月最終週にはグループプレゼンテーションがあり、当日までに様々な情報収集を行い、練習を繰り返して挑んでいました。英語力だけではなく、グループとして動くための行動力も培われたと思います。

クラスは昼と夜で選択可能で、昼は日本人が多く雰囲気もおとなしめな一方、夜はラテン系が多く、和気あいあいとしていました。私のクラスを担当していた先生は少年のような好奇心を持った方で、いつもカナダの生活についてなど、授業以外の知識についてもいろいろなことを教えてくれました。また、生徒同士が積極的に交流できるような授業形態を心がけていて、とても居心地が良かったです。

カナダに長期留学して何か変わったことはありますか?

英語力を高めるという本来の目的はただの一過程で、留学を通してそれよりも大切なことをたくさん学べました。

私は「英語が話せるようになりたい」という一心で留学を決意しましたが、それ以上に世界中のいろいろな人と出会って彼らの価値観に触れ、その違いに戸惑いながら刺激を受けたことになによりも価値がありました

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日本の外に飛び出して、自分の新しい一面を知りながら少しずつ成長していけたと実感しています。結果的に、留学を終えてある程度英語を話せるようになった今、英語力の向上自体に達成感を感じるよりも、留学中に出会った人との経験を通じ、これまで以上に自分を理解して成長していることに不思議と満足感を覚えています。

カナダ留学中に困ったことはありましたか?

カナダでの生活は、日本にいる時よりも少し不便でした。例えば、夜遅くに何かが必要になった時、日本のコンビニや24時間営業のお店のようにすぐに買いに行けるお店はありません。

また、交通網も日本ほど発達してはおらず、バスはかなりの確率で遅延したり、田舎だと来なかったりするケースも多々ありました。基本的に海外の人は日本人よりも時間にルーズだということを実感しました。

留学中の思い出深いエピソードがあれば教えてください!

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海外の人の時間のルーズさに驚いたことがありました。ラテン系のお友達主催の誕生日会に招待されて、約束した時間に友達の家に着いたのですが、彼は家には居らず、また一向に連絡もなく、そのまま雪の中1時間半待つことに

約束や時間厳守の価値観の違いに度肝を抜かれました。10分前行動5分前集合という考えの日本人とは正反対で、ラテンの人は集合時間に用意しだすこともしばしばあるそうで、価値観の違いを実感させられた瞬間でした。

カナダでの仕事探しは難しかったですか?

私は9月頃に仕事探しを始めたのですが、バンクーバーは夏が観光シーズンで多くの観光客が訪れるため、9月には求人をしているお店が極端に少なくなっていて、仕事先を見つけるまでに苦労しました。

いつ仕事をもらえるのか、先が見えない不安と早くインターンシップを始めなければという焦りの中、ひたすら履歴書を配っていた期間は悩むことも多々ありました。私は40以上のお店に直接履歴書を配ってることになりましたが、効率的に仕事を手に入れるためには、夏の初め頃から履歴書配りを始めるのがおすすめです。5~6月頃から求人を出しているお店が多いので、働きたい職種に行ける確率も高くなると思います。

カナダで仕事を探すには、主に直接お店に出向くかウェブサイトで履歴書を送るかの2パターンの応募方法がありますが、ウェブサイトでは見られていない確率も高く、カフェやレストランであれば直接お店に出向く方が履歴書を見てもらえると思います。

インターンシップではどんな仕事をしたんですか?

intern.jpg私はカフェでバリスタとして働いていました。主な仕事内容としては、ドリンク作り、フードの提供、そしてレジ対応でした。私自身バリスタの経験がなく、最初の1か月ほどはドリンクの作り方や種類を覚えたり、ラテアートを作ったりすることに手こずりました。

さらに、忙しい状況の中でもお客さんとの小さなコミュニケーションは欠かせませんでした。挨拶をしたりファッションを褒めたりと、些細なことでもお客さんの満足度はまるで違います。カナダの人はたとえ見知らぬ人であろうが、道端やお店でのちょっとしたコミュニケーションを大切にする文化を持っており、少し日本とは違った、尊重する部分を実感しました。

インターンに加えてボランティアもされていたんですよね!

シニアケアのボランティアもしていました。リハビリから重症患者まで幅広く請け負っているところで、主に昼食の配膳や部屋移動のお手伝いをしていました。職員や患者を問わず、施設にいたらみんなが家族のような関係性で接していて、お互いにとってもすごく素敵な環境だなと感じました。

カナダ留学に持っていけばよかったと思う持ち物を教えてください!

医薬品と日焼け止めクリームです。もちろんカナダでも手に入りますが、日本製の方が品質が良く、使い慣れているので、日本から持ってくれば良かった~と思いました。私は健康には自信があったので、1つも持っていかなかったのですが、カナダで日本製品を買うとなると2〜3倍の値段になってしまうので、後悔することになります。。。

カナダは特に夏の紫外線が強く、日傘をするという文化もないの、気をつけなければかなり日焼けをしてしまいます。特に女性は、日本から使い慣れた日焼け止めを持ってくるのがおすすめです。

一方で持ってこなくてよかったものはシャンプーやボディーソープ等のアメニティ類です。カナダのものはあまり良くないのかなと日本から一式持参したのですが、馴染みのある商品や種類も豊富なので、とりわけ前もって準備しておく必要はないかと思います。

これから留学を検討している方に一言!

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留学は自分が予想している以上にたくさんのことが学べます。留学を価値のあるものにするかどうかは皆さんの行動あるのみなので、目一杯いろんなことに挑戦して、その過程を楽しんでください!

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この記事を監修した人

s.machi
この記事の監修者

s.machi
GIO CLUB株式会社「成功する留学」カウンセリング事業部カウンセリンググループ・マネージャー
15ヶ月間でイギリスへの短期留学と、アメリカでの長期インターンシップを経験。その後「成功する留学」で10年間カウンセラーを務めている。

    

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