カナダのトロントの学校は長引くロックダウンでオンライン授業を強いられてきました。
ようやく、長かったオンライン授業が終わり、現在は対面授業が再開されています!(※学校などの状況によって異なります。)
本日は人気の留学先カナダ・トロントについてとコロナ現地事情について現地オフィスのスタッフにインタビューした最新の情報をお伝えします!
カナダ・トロント現地オフィススタッフにトロントについて聞きました♪
トロントは日本より寒いイメージがありますが、実際はどうですか?
確かに気温だけを見ると寒いです。
真冬には日中の最高気温もマイナス8度前後ですが、個人的には日本よりも寒く無いと思っています。
日本は湿度があるので、身に染みる寒さですが、トロントは乾燥した気候なので、それなりにしっかりとした防寒の服装をしていればそんなに寒くないですよ♪
特に建物の中は暖かいです!
カナダは法律で建物の気温が18度以上じゃないと駄目、という決まりがあるんです。
セントラルヒーティングで建物全体を温めるので、日本よりも家や建物内は温かいと思います。
トロントは大きな地下街もあるので、地下街は温かく、移動もそれほど苦ではないですよ☆
街の機能も寒さ慣れしているので、設備が整っています。雪が降るとすぐに除雪車が来ますし。
バンクーバーだと雪慣れしていないので雪が降ったら交通マヒしますよね。
冬は気温が低いですが、夏は非常に過ごしやすいです!
クーラーが無くても生きていけます。
日本よりもみんな暑さに慣れていないので、外気温が32度になると外に出てはいけない、という警報になります。
トロントの魅力を教えてください
「大都市」「世界で一番人種が混ざった都市」「旅行がしやすい」というのがトロントの魅力です。
トロントはカナダで一番大きな都市になります。
よく首都と勘違いをされる方がいるのですが首都はオタワでもっと静かな街です。
トロントは大きな都市でいろんな人種がいることが特徴です。
アジア系、ヨーロッパ系、ラテン系、中東系...など人種の偏りが無いので差別を感じにくいと思います。
実際、国連の調査でも世界で一番人種が混じっている都市として評価されています。
カナディアンの英語以外にもいろんな英語を聞くことができますし、とても住みやすくて安全です。
トロントは位置的にもヨーロッパにも近くて、ロンドンだと飛行機で6時間くらい、アメリカだと隣なのでほんとに近くて、飛行機でニューヨークには1時間半くらいで日帰りもできちゃいます。
カリブのほうでメキシコやカリブ海には飛行機で3時間くらいで行けます。
ワーキングホリデーの方とかはトロントを拠点にいろんなところに旅行に行かれたりしています。(今はコロナで海外との行き来には問題が合ったりしますが...)
カナダ国内も、日本からだとケベック州やプリンスエドワード島にはトロントで乗り継ぎとかなのでトロントは旅行の拠点としての滞在もとてもおすすめです。
トロントのいちおしグルメを教えてください
いろんな人種がトロントにはいるので、本場に近いレベルの高いものが沢山あります!
特別な多国籍レストラン等に行ったり、特別な料金だったりすることもなく、気軽に本場・多国籍の美味しい料理を食べることができます。
トロントにはイタリア人街や韓国人街などいろんな国の街があります。
なぜか日本人街は無いのですが...ラーメン屋さんなど日本食もかなりありますので、日本食に困ることは全くありません!
最近、一番ハマっているのが、このEva's Original Chimneysです!
ほんとに美味しくて、これを食べにだけでもトロントに来てもらいたいくらい美味しいです!!
トロントのあるオンタリオ州で3店舗と他にあと1店舗くらいしかないので、トロントに来られる方は是非食べてみてください♪
コーンのところがドーナツみたいで、毎日手作りで焼くんですが、そのコーンの部分も美味しいですし、中のアイスクリームもめちゃくちゃ美味しいです。
価格は10ドルくらいですが、サイズが大きくて2人分くらいあります。
↓現地オフィススタッフが送ってくれた写真
トロントでの休日の過ごし方を教えてください
大都市のトロントなんですけど車で30分も走れば田舎になっちゃうんですよね。
最近はブルーベリー狩りやイチゴ狩りに行きました!
ほかにトロントのあるオンタリオ州はカナダで一番湖の多い州なんですが、湖に泳ぎに行ったりキャンプに行ったり、カヤックをしたりなど自然の遊びもすぐ近くで楽しめます。
ナイアガラの滝には車で1時間半から2時間くらいで日帰りで行ってもいいですが、レンタカーなどすれば、ワイナリーなどに行くのもおすすめです。
私はナイアガラの滝には年に3~4回行きます。
学校のアクティビティにもよく含まれているので、トロントに来たら行く機会は必ずあると思います♪
トロントのコロナ最新情報について
オンタリオ州の新規感染者数は落ち着いていて、1日の新規感染者数は700人くらいです。(2021年8月末の数値)
重症の方も減っていて、アップダウンはありますが、今は悪い状況ではないです。病院など医療がひっ迫している話は全く聞かないです。
カナダは人口のワクチン接種率が約70%と世界第2位の接種率となっています。
今現在の街の様子ですが、ごく普通です。
建物の中に入るときにはマスクをするのが普通になっていますが外だとマスクをしていない方もいます。
今後の気になることですが、オンタリオ州では未だ発表などされていませんが、ブリティッシュコロンビア州やケベック州では9月13日からワクチンパスポートの運用が始まります。
このワクチン接種済みの証明が無いとその州ではレストランとかジムに入れなくなります。
オンタリオ州は今のところ話が出ていないのですが、10月末までにそうなるだろうと言われています。
カナダ国内の移動に関してもワクチン2回打って無ければ飛行機や鉄道などに乗れなくなるので、これからカナダに留学に来られる方はできればワクチンを接種されておくことをおすすめします。
(→※最新情報:9月22日からオンタリオ州でもワクチンパスポートのシステム導入が発表されました)
現在のカナダへの渡航状況について
8月9日より、入国後の政府指定ホテルでの隔離は無くなり、現在ワクチン接種済みの証明があれば入国後の14日間の隔離が不要となっていますが、正確には入国審査官の判断となります。
ここ数日、ワクチン接種済みの証明があるにもかかわらず、なぜか隔離をしてくださいと書類を渡される方がいました。
おそらく、日本での感染者数が増えてきているのでカナダが一時厳しくしている気がしますが、入国後の隔離となっても、大抵の学校はオンラインで授業を受けることができますし、そういった体制が整っているので、来てどうしよう、という心配は必要ないかと思います。
渡航前のコロナ検査の陰性証明は必須なのですが、入国後のPCR検査がランダムな検査となっていて、今実際に到着している方は半分くらいの割合で検査となっています。
ただ、鼻の奥に検査キットを入れる痛い検査ではなく、簡単な痛くない検査なので大変な検査ということではありません。
今まで必須とされていた到着の8日目のPCR検査が無い方もいるので、今の状況下ではルールはあるにせよ、それとは違うことも起こりうる、ということを頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれません。
コロナ禍のトロントの求人状況が知りたいです!
今、トロントは人手不足なので、お仕事は増えています!
ワーキングホリデーでの渡航の方が減っているので、今までいた働き手自体が少ない状況があり、また日本人は雇用主からとても人気があります。
日本人を今まで雇ってきたところは、また日本人を雇いたいと思っているところが多いです。
これは日本人の真面目で勤勉なところがすごく評価されているのだと思います。
一般的なカナダ人であっても求人が増えている感じがあります。
ワーキングホリデーで来ている方と先日話をしたところ、いろんなところから働いてほしいと言われて引っ張りだこ、とのことでした。
いっぱいシフトを入れられて休みたいくらい‥とのことで、お仕事探しは今とてもいい時期です。
今できるカナダ留学について
今現在は観光での入国はできないので、学生ビザもしくはワーキングホリデービザを取得しての渡航のみとなっています。(2021年9月6日現在)
カナダで今できる留学スタイルは、
●語学留学
いろいろな国の方と一緒に英語を勉強します。
カナダはキレイな英語が学べるということでも知られているので、語学学習には本当におすすめです。
●ワーキングホリデー
語学学校にも通えますし、働くこともできます。
今年は雇用主を見つけてからしかビザの申請ができないので取りにくくなっています。
●英語資格取得
いろんな英語資格がありますが、IELTSは一番メインの資格になってきています。
世界的にもIELTSが広く認められている資格ですし、カナダの多くの大学やカレッジがIELTSを入学の時のスコアとして認めています。
移民したい方は最終的にはIELTSが必要なので勉強しておくといいと思います。
●大学進学準備
カナダの大学に進学するために学ぶコースで、コース受講にもある程度英語力が無いと入れないコースです。
また大学進学にはいくつか道のりがあり、大学の附属英語コースだとその大学に行かないといけないですが、語学学校の大学進学準備コースだと学校が提携している大学に行けるので選択肢が広がります。
●カレッジ・大学進学
学位取得を目指す方のもので、日本からだとなかなか直接は難しいですが、TOEFLやIELTSコースや大学進学準備コースを経て進学される方が非常に多いです。
公立のカレッジに2年行くと2年~3年の就労できるビザが申請できるので移民申請につなげていくことができ、長くカナダにいたい方はこちらの進学を目指している人も多いです。
●専門学校(Co-opプログラム)
専門的なことを学んでから有給インターンシップをするプログラムです。
実際にお給料をもらいながら実際に仕事をして経験を付けることができ、また、学ぶだけではなく、仕事で使える実践英語も身につくので、自信も付くと思います。
将来カナダにいるにしても日本に帰国するにしても役立つプログラムです。
9月7日から観光ビザでの入国解禁??
カナダ政府から9月7日から観光ビザが解禁される、というニュースが入ってきています!
ただし、ワクチンを2回打っている方が対象です。
ワクチンを2回打っていない方は今まで通り、学生ビザやワーキングホリデービザのビザ取得が必要です。
短期留学で観光ビザで入国される方はワクチンの2回接種が必要です。
こちらの情報は現在のところ、あくまで予定、ということなので、変更になる可能性もあります。
今後、正式に観光ビザでの入国が出来るようになるまで注視する必要があります。
まとめ
今回はトロント現地サポートオフィスのスタッフに、トロントの現状について聞いてみました。
いかがでしたか?
今トロントは感染状況も落ち着いているとのことでなので、狙い目かもしれないですね!
また、9月7日から短期留学でも渡航できるようになると、ますますカナダへの留学に行きやすくなりますね☆
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