【人気上昇中！】英語教授法が学べる留学を一挙公開

こんにちは！

みなさん、語学学校や専門学校のコースを調べていると、TESOLという言葉を目にしたことはありませんか？
これは「英語教授法」のことで、英語を学ぶのではなく、英語を教えるためのプログラムです。

「成功する留学」にも、日本で将来英語教諭を目指している大学生や、すでに中学校や高校で英語を教えている先生などから、『TESOLを学びたいです！』とご相談いただくことがよくあります。

英語を教えることには興味がない方も、語学学校の先生たちが、どんな資格を持っているかを知ることで語学学校を選ぶポイントになるかもしれません。

今日はそんな「英語教授法」について詳しくみていきましょう！

英語教授法にも資格がいろいろ！？

英語教授法と一括りに言っても、その内容や資格を活かす場所、対象は様々です。
それぞれどんな特徴や違いがあるのか見ていきましょう！

TESOL（テソル）とは？

TESOLとは"Teaching English to Speakers of Other Languages"の略で、「英語を母国語としない人に英語を教える教授法」のことです。
TEFLとTESLの総称として使われます。

●TEFL（テフル） / Teaching English as a Foreign Language
　英語を母国語としていない人に、外国語として英語を教える英語教授法
　例）日本やタイ、韓国など、非英語圏の国で英語を教える場合
　　　※日本の中学校の英語教諭、韓国の英会話講師など

●TESL （テスル）/ Teaching English as a Second Language
　英語を母国語としていない人に、第二言語として英語を教える英語教授法
　例）アメリカ、イギリス、シンガポールなど、英語圏の国で英語を母国語でない人に英語を教える場合（移民や留学生など）
　　　 ※カナダの語学学校講師、シンガポールの英語教諭など

「どこで教えるか」がTEFLとTESLの違いです。

TESOL (TEFL/TESL) はどこで勉強できるの？

TESOLといっても、様々な教育機関がそれぞれのプログラムを提供しているので、オンラインだけで修了し修了証（Certificate）がもらえる短期プログラムから大学で学士・修士号が取れるプログラムまで幅広くあります。

また誤解されることが多いのですが、TESOLはあくまでも「英語教授法を学ぶ」ことを指し、TESOLという名前の資格があるわけではありません。
TESOLを学ぶ過程で取得できるさまざまな「英語教授法関連の資格」があります。

具体的にどんな資格があるか見ていきましょう！

TESOL関連の資格はこんなにある！！ TKT ／CELTA ／ DELTA ／J-SHINEとは？

【新任～中堅教員向け】TKT / Teaching Knowledge Test

英語教授知識認定テスト。英語教員に求められる言語・教授法の基礎知識を網羅した、イギリス・ケンブリッジ大学英語検定機構が開発した知識認定テストです。

基本モジュールと専門モジュールの2つに分かれていて、専門モジュールの中には、【TKT YL】といって幼児～小学生（Young Learners）に英語を教えるための知識やスキルを測るテストもあります。
テストは筆記（マーク式）と実技です。

【英語上級者、中堅教員向け】CELTA / Certificate in English Language Teaching to Adults

ケンブリッジ大学英語検定機構が認定する「英語を母国語としない人への英語教授法」の資格です。

世界で毎年約1万人以上がコースを修了するCELTAは、世界で最も信頼されている英語教授法資格の1つであり、英語力はネイティブ並みのレベル（CEFR C1レベル）が求められます。
ケンブリッジ大学が認定した機関で最低120時間の講義、そして講義修了後の教育実習が必須で、実践的かつ統一されたカリキュラムが特徴です。

60か国以上の英語教師（ELT）の求人を調査したところ、なんと75％の雇用主がCELTAの資格を採用条件としている、というデータも！！

【英語上級者、教員育成指導者向け】DELTA / Diploma in English Language Teaching to Adults

CELTAの上位資格。CELTA同様ケンブリッジ大学英語検定機構が認定する「英語を母国語としない人への英語教授法」の資格ですが、教員として少なくとも1年の教員経験をもっている人が対象です。

【日本の小学校教員、児童英会話教師向け】J-SHINE / 小学校英語指導者資格

J-SHINE（NPO 小学校英語指導資格認定協会）より公認されている資格で、教員免許がなくても小学校で英語指導を行うことができます。
小学校だけでなく、民間の英会話学校などでも活躍することが可能です。

英語教授法が学べるオススメの学校は？

【カナダ】Career College International House（IH）／バンクーバー校

Career College IHバンクーバー校はCo-opなどの専門コースを提供していますが、特に英語教授法関連のコースが充実しています。
カナダでJ-SHINEコースを取れる唯一の学校です。

～TESOLコース～

【期間】10週間（2週間準備コース＋4週間TESL＋2週間児童英語（YL）＋2週間児童英語実習）
【内容】・講義+模擬授業毎日実施
　　　　・レッスンプラン作成
　　　　・最低6時間のクラス見学+最低6時間の教育実習
　　　　・Diploma取得可能 (TESOLカナダ認定校)
　　　　・TESL(4週間)のみ受講も可能　
【受講英語レベル】Upper Intermediateレベル以上、課題、面談あり

～J-SHINEコース（中級、上級レベルあり）～

【期間】4週間座学＋2週間実習
　　　　（座学は英語パート＋日本語パート）
【内容】・講義+模擬レッスン
　　　　・日本の指導要領、レッスンプラン、教材活用法など
　　　　　※ 座学+教育実習50時間(2週間)で正資格取得（座学のみは準資格）
　　　　　※ 通常実習先はDay Careなどで行うが、コロナ禍で現在実習不可。
　　　　　　 日本帰国後に実習を行い、正資格へ切替。
【受講英語レベル】Lower Intermediateレベル以上またはTOEIC500以上
　　　　　　　　　上級はTOEIC650以上＋面談

～その他のコース～

・CELTAコース（オンラインのみ）
・DELTAコース（年1回開講）

その他　カナダで英語教授法が学べる学校リスト（一部）

VIC Career Campus ：TESOL, TESOL for Children, TESOL for Teens and Adults
Greystone College：Cambridge TESOL（TKT Certificate, TKT YL Certificate)

【イギリス】St Giles International

St Gilesはイギリスに5つのキャンパスを構える老舗の語学学校です。
St Gilesでは、ロンドン・セントラル校、ロンドン・ハイゲイト校、ブライトン校、イーストボーン校　そしてオンラインで英語教授法のコースを提供しています。（コースによってキャンパスは異なります）

～St Gilesで学べる英語教授法関連コース～

ケンブリッジ CELTA（4週間）
ケンブリッジTKT準備コース（2週間）※ブライトン校のみ
St Giles Teachers of English Course(TEC)（2週間／英語教師を目指す人たちのための英語強化コース）

その他　イギリスで英語教授法が学べる学校リスト（一部）

ETC：TEFLコース
Studio Cambridge：CELTAコース
British Study Centres：CELTA、TEFLコース
International House London：CELTA、TESOL、DELTA

まとめ

いかがでしたでしょうか？
英語教授法といっても、教える場所や対象、資格やテストによって内容が異なりますね！

英語を教えることには興味がない方も、自分が通う語学学校の先生たちがどんな資格を持っているのかを知ることで、その学校の教育の質の高さが分かりますよ。

✔ TESOLは「英語が母国語ではない人に英語を教える教授法」のことで、それ自体は資格ではない
✔ TESOLは大学や専門学校、語学学校など様々な教育機関でコースが提供されている
✔ TEFLとTESLは教える場所（国）の違い
✔ CELTAとDELTAはコースを修了してもらえるケンブリッジ大学英語検定機構認定の資格

『将来英語を教えたい』、『今すでに教えているけれどもっとスキルアップしたい！』という方は、どんなプログラムがあるか「成功する留学」にご相談ください☆

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