「留学」というと「英語を学ぶ」と思っていらっしゃる方が多いかもしれませんが、実は「成功する留学」では、英語圏以外のお問合せもたくさん頂きます。
そのうちのひとつ、スペイン留学は、語学の勉強プラスαで見どころが多いのが特長です。ヨーロッパ諸国の中でも、独自の文化と歴史を持ち、由緒ある建築物や地中海沿いの美しいビーチなど、日本にはない観光名所が多数あります。
芸術作品やサッカー、フラメンコ、スペイン料理など、スペインの文化に興味がある方にとって、刺激的な環境で語学や専門を学ぶことができるでしょう。
「成功する留学」では、マドリッドやバルセロナなどの代表的な都市はもちろんのこと、サラマンカやマラガなど、落ち着いて現地に馴染んだ生活ができる魅力的な街もご紹介が可能です。
今回はそんなスペイン留学のおすすめ都市と語学学校を3つ厳選してお届けします。
\スペイン留学に興味がある/
スペイン語留学におすすめの国は?
スペイン語を公用語として話す国々は、なんと世界21か国もありますが、スペイン語留学におすすめな国は、やはりスペイン語の本場、スペインです。
スペイン語は、世界で話されている言語の中で英語、中国語、ヒンディー語に次いで第4位、話者数は約5億4200万人にのぼり、アメリカやヨーロッパ、ラテンアメリカの多くの国々で広く使用されています。
【スペイン語を公用語としている代表国】
- スペイン
- メキシコ
- アルゼンチン
- コロンビア
- チリ
- ペルー その他
スペインには、料理やアート、音楽などのおけいこコースがある学校も多く、自分の専門分野を深めたい社会人の方にも人気です。また、スペインを拠点にして、ヨーロッパ諸国への旅行がしやすいため、留学でリフレッシュしたい方にとっては魅力的な留学先です。
\スペイン留学にについて詳しく聞きたい/
スペインのおすすめ都市3選!
「成功する留学」がスペイン留学でおすすめするのは、こちらの3都市です。
- サラマンカ
- バレンシア
- マラガ
情熱の国スペインは地域ごとの独自の文化が色濃く、どのエリアに留学するかによって気候や食事、イントネーション、生活習慣や文化が大きく異なります。
都市ごとにその特徴とおすすめの学校を見ていきましょう。
➀スペイン語学留学のメッカ サラマンカ
サラマンカはマドリッドから西にバスか電車で約3時間程の場所にあります。
サラマンカ大学はスペイン最古の大学であり、キャンパスも街全体も歴史的な街並みの中にあります。街はユネスコの世界遺産に登録されており、街中のカフェやバルで休憩したり、歩くだけでとても楽しむことができますよ。
また、大学のキャンパスが街のあちこちにあるアカデミックな街で、語学学校の数もとても多いです。そのため学校間の競争が激しく低価格ながら質の良い学校が揃っています。
元々物価も安いため、治安のよい落ち着いた環境で、予算を抑えた留学を実現したい方におすすめです。
サラマンカのおすすめ校:MESTER(メステル)
サラマンカの老舗語学学校として、高品質な教育を提供してきた人気校です。
学生数:約150名(時期により変動)
国籍バランス:イタリア、イギリス、フランス、ポーランド
クラス平均:12名程度
レベル数:6レベル
2024年1月、サラマンカ中心部に位置するサラマンカ・ポンティフィシア大学のキャンパス内に移転し、大学のスペイン語コースと融合しました。(2024年6月更新)
歴史ある私立大学であるサラマンカ・ポンティフィシア大学は、古い建造物が多く、特に大学大聖堂は観光地としても有名です。
語学留学の学生は、大学の設備(図書室、食堂など)を利用でき、サラマンカ・ポンティフィシア大学の履修証明書(語学コース)が取得できるメリットもあります。
宿泊形式の選択肢も豊富で、ホームステイ、学生寮、プライベートアパートメント、ホステルなどから選択が可能です。
サラマンカの街や学校について詳しく知りたい方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください。
\サラマンカについてもっと知りたい/
②1年で300日以上が晴天 バレンシア
バレンシアはマドリッド、バルセロナに次ぐスペイン第3の都市で1年のうち300日以上が晴れていて、山の自然も海の自然も楽しめます。
マドリッド、バルセロナに比べ、物価は落ち着きますので、田舎は苦手だけど、物価が高すぎず都会で過ごしたいという留学生に向いています。
穏やかな気候、豊かな食文化、お祭りやイベントを楽しむことができ、 歴史的な伝統と近代建築が共存している街です。数多くの開放的なビーチもあり、海岸沿いのプロムナードに並ぶカフェやレストランで、ゆっくり過ごす休日は最高です♪
中心地にあるカルメン地区は、たくさんのバルやパエリアで有名なおいしいバレンシア料理を楽しめるレストラン、エンターテインメントがあります。
バレンシアには空港がありますので、日本からのアクセスも1回乗継でバレンシアまで飛ぶことができ便利です。
バレンシアのおすすめ校:Espanole International House(エスパニョレ インターナショナルハウス)
この学校はバレンシア中心地にあり、中央市場やユネスコ世界遺産のラ・ロンハなどの観光名所まで徒歩3分、レストランやショッピングも楽しめる旧市街にあり、歴史的な美しい校舎です。
この学校は何と言ってもスタイリッシュな校舎が魅力です!
2100平米の広い校舎に最新施設の整ったエアコン完備のカフェテリア、学生スペース、テラス、パティオ、BBQ施設、キッチン、PC、Wi-fiがあります。
また親切な日本人スタッフさんの存在も心強く、はじめての方にも安心です。
一般スペイン語コースでは、週25レッスン、週30レッスンを選択すると、以下の中から自分が強化したいスキルの教科を選択することができます。
✔スペイン生活文化
✔文法スキル
✔発音とスピーキング
✔ビジネススペイン語
週25レッスンの場合は1教科、週30レッスンの場合は2教科の選択が可能です。
クラスの人数は最大でも10名に制限されており、少人数制で個々の学習を重視しています。また、DELE対策コースやSIELE対策コースなどの検定対策コースも用意されています。
ホームステイしながら、ステイ先で週15レッスンのスペイン語レッスンを受講するコースもあり、短期の方におすすめです。
さらに、ボランティアに興味がある方には、スペインでのボランティア活動の手配が可能です。文化、社会、環境、福祉関連のボランティアの手配が可能で、希望者は最低でも2週間のスペイン語レッスンを事前に付ける必要があります。
滞在先は、ホームステイ、ピソ(シェアアパート)、プライベートアパートメントから選択が可能です。費用を極力抑えたい方は、ホームステイかピソを選ぶことをおすすめします。
バレンシアの街や学校について詳しく知りたい方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください。
\バレンシアについてもっと知りたい/
③欧米の人々にも人気のリゾート マラガ
マラガはスペイン南部のアンダルシア州の都市の一つでコスタ・デル・ソルと呼ばれる地中海沿岸のリゾート地の中心に位置しています。
ピカソが生まれた街としても有名で、アンダルシアで最も大きな空港がありアンダルシアの玄関口ともいわれています。
そのため日本からのアクセスも東京から1回乗継で、マラガ空港まで飛ぶことができます。
欧米の人たちも大好きなリゾート地で温暖な気候のため冬でも暖かく、1年中観光客が訪れます。
見どころは、地中海の美しい海岸デ・ラ・マラゲータ・ビーチ、歴史的建造物にも指定されていて地元食材が購入できるアトランザス市場、200点以上のピカソの作品が展示されるピカソ美術館などは、見逃せません。
アンダルシアのグルメでおすすめは地中海の海で獲れた新鮮な魚介類!
海沿いの街のため、魚介類がとてもおいしく、日本にも輸出されているクロマグロは特におすすめです。
鉄板焼き、塩焼き、オーブン焼き、煮込みなど、さまざまな調理法で提供されています。
アンダルシアならではのタパス(小皿料理)を食べるバル巡りも欠かせません☆
マラガのおすすめ語学学校:Colegio Maravillas(コレヒオマラビージャス)
マラガの中心から電車で30分の距離にあるArroyo de la Miel(アロヨ・デラ・ミエ-ル)という人口7万人程の小さな街にある語学学校です。
- 充実した施設で快適な学校生活が送れる(校舎、Wifi、テラス、図書館等)
- 文化交流やスポーツ、遠足、小旅行などのプログラムが一年を通じて用意されている
- 日本人スタッフが常駐していて安心(学校初日に日本人スタッフとのオリエンテーションも有)
- DELEスペイン語検定試験の会場にもなっている
- 豊富なコース提供(料理、スペインタイル、フラメンコなど)
講師陣は常に親身に生徒と向き合い、楽しく活発な授業を提供しています。また、学校には旅行会社が併設されており、各種の旅行の手配も簡単に行うことができます。
【小旅行の例】
- オリーブ祭り
- 壁画洞窟
- 王様の散歩道
- ワイナリー訪問
- サッカー観戦
- グラナダのアルハンブラ宮殿
- セビージャ観光
滞在先は、ホームステイ、シェアアパートおよびホテルから選択でき、自分の希望にあった生活を送ることが可能。ホームステイは、フレンドリーで温かく、料理も美味しい家庭が多く評判が良いのも嬉しいポイントです。
マラガの街や学校について詳しく知りたい方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください。
\マラガについてもっと知りたい/
スペイン語が日本人に向いている3つの理由
実は、スペイン語は日本人にとって学びやすい言語なのです。その理由は以下の3つです。
- 発音のしやすさ
- 文法の共通点
- 語彙の親しみやすさ
詳しく見ていきましょう。
発音のしやすさ
スペイン語の発音は、日本語と非常に似ています。スペイン語の母音(a, e, i, o, u)は、日本語の母音(ア・エ・イ・オ・ウ)とほぼ同じ音で発音されます。
例えば、「casa(カサ)」は「家」を意味し、「a」は日本語の「あ」と同じ発音です。
スペイン語には二重母音や三重母音もありますが、これも日本語と比較的近い発音です。
例えば、スペイン語の「eu」は、日本語の「えう」に近い音になります。「Europa」は「ヨーロッパ」を意味しますが、スペイン語では「エウローパ」と発音します。
ローマ字通りに読める単語が多いので、英語では苦戦していた発音も、スペイン語では分かりやすいと感じることが多いでしょう。
文法の共通点
スペイン語と日本語は、全く別の言語ですが、比べてみると文法的な共通点もあります。
■ 主語が省略できる
英語の場合、I live in Tokyo(私は東京に住んでいます)の主語を省略してLive in Tokyoすることはできませんが、スペイン語は「Yo(私は) vivo(住んでいます) en Tokyo(東京に)」のYo(私は)を省略して「Vivo en Tokyo」ということができます。
主語の省略は日本語も同様ですので、日本人にとって、違和感なく学べる点でしょう。
■ 語順が比較的自由
スペイン語の基本語順は、英語と同じSVO(主語、動詞、目的語)となるので、SOV(主語、目的語、動詞)の日本語とは異なります。
しかし、基本はあれど、語順がかなり自由という面でスペイン語と日本語はよく似ています。
【基本文】Yo vivo en Tokyo 私は東京に住んでいます
この文も順番を入れ替えて、「Vivo yo en Tokyo」や「En Tokyo, vivo yo」としても同じ意味で伝えることができます。
日本語でも「私は東京に住んでいます」という文の語順を変えて、「東京に私は住んでいます」や「東京に住んでいます、私は」と言っても伝わりますよね。
もちろん、スペイン語と日本語では異なる文法も多くありますが、相違点や共通点を見つけながら学んでみると面白いでしょう。
語彙の親しみやすさ
普段何気なく使っている日本語の中にも、実はたくさんのスペイン語が含まれています。
例えば、
カルタ(Carta)
パン(Pan)
タバコ(Tabaco)
カステラ(Castilla)
ゲリラ(Guerrilla)
マッチョ(Macho)
また、スペインで人気のサッカーにちなんで、日本のJリーグのチーム名の多くにもスペイン語が使われているんですよ。
柏レイソル(Ray=王様、Sol=太陽)
横浜F・マリノス(Marinos=船乗り)
セレッソ大阪(Cerezo=桜)
大宮アルディージャ(Ardilla=リス)
これらの単語や名前を通じて、スペイン語を身近に感じることができ、学習のモチベーションもさらに高まることでしょう。
まとめ:スペイン留学で新たな世界と自分に出会おう!
ここまで、スペイン語留学についての基礎知識やおすすめの都市・学校をご紹介しました。
語学だけでなく、料理やアート、フラメンコなど趣味を広げることができるのがスペイン留学の魅力です。サラマンカやバレンシア、マラガなど、現地の生活に浸りながらスペイン語やスペイン文化を感じられる魅力的な体験となるでしょう。
どの都市やプログラムが自分に最適なのか、具体的なプランを立てるのは難しいと感じるかもしれません。「成功する留学」では、専門のカウンセラーがあなたの希望や目標に基づいて、最適な留学プランを提案します。
夢のスペイン留学を実現するための第一歩を、今、踏み出しましょう!
\スペイン留学について相談したい/
この記事を監修した人
r.iwao
GIO CLUB株式会社「成功する留学」カウンセリング事業部チーフマネージャー
オーストラリアにて語学留学を約1年半経験したのちに、「成功する留学」で10年間カウンセラーを務めている。