世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ドイツの語学学校も休校にしたり、ビザ申請が困難になったりと、ドイツ留学が難しい期間が続きましたが、2021年7月現在、日本国籍で日本からの入国であれば、どのような目的でもドイツに入国が可能な状態になっています。
現在はワーキングホリデーでも学生ビザでも観光でも渡航が可能で、在日ドイツ大使館・領事館でもワーホリビザの申請受付を再開しています。
もちろん今後もコロナの感染状況によって、ルールが変わることがありますので最新情報は要チェックです!
ワクチン接種を完了された方は、日本政府発行のワクチンパスポートを持参すると滞在中に観光名所や商業施設、レストランの利用などの際、何かと役に立つと思いますので、渡航予定の方は取得をおすすめします。
今回はそんな留学再開を果たしたドイツの3つのおすすめ都市&語学学校をご紹介します!
留学生にも優しいエコタウン フライブルク
フライブルクはドイツの南西部、フランスとの国境近くに位置しています。
世界的な環境都市として知られており、街中にはトラムが走っていたり自転車の使用を推進するような街づくりが行われています。
自動車よりも公共交通機関や自転車を利用する人が便利な街づくり設計がされていることも留学生にはうれしいポイントです!
街の規模としては田舎過ぎず、都会過ぎずではじめての留学の方にもおすすめの都市です。
フライブルクのおすすめ語学学校
◆Alpadia フライブルク校
Alpadiaは、フランスのリヨン、スイスのモントルー、ドイツのベルリンにもキャンパスがあり、フライブルク校はどちらかというとアットホームな雰囲気の学校です。
生徒の国籍はヨーロッパからの留学生が多く日本人は年間を通して多くありません。
一般ドイツ語コースでは初級から上級のレベル毎に分かれ「読む・書く・話す・聞く」を総合的に勉強しますが、コミュニュケーションの向上に重点を置いています。
またドイツの大学に進学したい方向けのUNIVERSITY PATHWAY PROGRAMMEも人気で、コロナ禍前の2018年の年間実績では95%の生徒がドイツの大学へ進学しています。
ドイツの大学の90%は公立で、留学生でもかなり安い学費で勉強することができますので、ドイツの大学で勉強してみたい方にはおすすめです。
ワーキングホリデービザの方におすすめなコースは、WORK & STUDYです。
履歴書の作成&添削、面接の練習、カバーレターの作成など、ドイツでの仕事探しに必要なスキルを学びます。
WORK & STUDYコースの入校条件
✅必要ドイツ語力:B2以上(中級より上)
✅条件:最低4週間のドイツ語レッスン(週20レッスン以上)の受講が必要
✅開始日:毎週月曜日
それ以外にもドイツ語検定対策コースがありますので、帰国後の就職に役立てたい方はおすすめです。
ドイツ語検定対策コースの概要
✅受講可能ドイツ語力:B1以上(中級)
✅受講期間 4週
✅開始日 テスト日程によって異なります
✅レッスン数:週30レッスン
Alpadiaの学校紹介動画は下記のリンクからご覧いただけます。↓
https://youtu.be/4LKuTsVpBaM
アートやファッションの中心!緑豊かな首都 ベルリン
元々東ドイツだった首都のベルリンは独特な雰囲気を持つ都市です。
ドイツ最大の都市で、政治、経済、文化の中心ですが、意外に家賃はミュンヘン、フランクフルト程高くありません。
見どころもたくさんあり、現在はアートギャラリーになっているベルリンの壁、ベルリン大聖堂、統一ドイツのシンボルであるブランデンブルク門など飽きることがありません。
ドイツ連邦議会議事堂の最上部にあるガラス張りのドームには展望台があり、ベルリンの街並みが一望できます。
ベルリンのおすすめ語学学校
◆GLS Berlin
こちらの学校も2021年5月末から対面レッスンを再開しています。
GLSはドイツの語学学校では珍しくベルリン中心部に位置するキャンパス型の学校です!
学校のある地区はベルリンの中でもおしゃれなエリアで知られ、アーティストも多く住むエリアとなっています。
学校は16000平米と広く、敷地内には複数の寮、カフェテリア、一般にも開放しているレストラン、バー、スイミングプール、緑豊かなガーデンまであります。
コロナ禍でも密にならずにリラックスした環境で過ごすことができます。
教室数は60で全教室にスマートボードという電子黒板が備え付けられており、IT技術を駆使した効率のよい学習方法をとっています。
また、ロンドンで毎年行われる留学業界のアカデミー賞であるST Star Awardをドイツ語学学校部門で過去5回受賞し殿堂入りを果たしています。
首都であるベルリンの家賃は、他の大きな都市のミュンヘンやフランクフルトと比べると意外にも安いので、滞在費を抑えることができます。
学校提供の寮で最も安い寮だと月600ユーロ(約79,000円)で滞在が可能!
はじめの3ヶ月ほどを学校の寮で予約し、現地で自分が納得のいくシェアハウスを探すという場合はさらに家賃を抑えることができます♪
予算に余裕がある場合は、ベルリンのランドマーク的なホテルを滞在先の1つとして提供しているのでより快適な滞在が可能です。
GLSは大きな学校ですので、コースの種類も豊富です。
- 一般ドイツ語コース
- ビジネスドイツ語コース
- 検定対策コース(TESTDAF, TELC, GOETHE)
- 企業インターンシップ など
日本人生徒の割合は少なく毎年年間平均で10%以下。
スペイン、イタリア、フランス、スイスなどヨーロッパからの留学生が多い傾向です。
キャンパスのバーチャルツアーはこちらから↓
https://www.gls-german-courses.de/5909.html
GLS berlinの紹介動画は下記URLからご覧いただけます。↓
https://youtu.be/6fnWzUn_4Js
美しい中世の街並みを誇る ハイデルベルク
ハイデルベルクは、フランクルフトの南にある中世の街並みがとても美しい都市です。
ドイツ最古の大学であるハイデルベルク大学があり、学問の街としても知られています。
また、ハイデルベルク城はドイツ3大名城のひとつで、中世の街並みとあわせて、ネッカー川、古城といった景観は大変ロマンチックです!
ネッカー川にかかるカールテオドール橋も必見です。
赤レンガと石造りのアーチ型の橋で、橋からはハイデルベルク城や中世の街並みを眺めることができ感動的です。
観光都市として知られていて"ドイツらしい街並み"で生活をしたい人におすすめです。
ハイデルベルクのおすすめ語学学校
◆F+U Academy of Languages
F+U Academy of Languagesは、語学学校だけでなくボーディングスクール、専門学校なども所有し、本社がハイデルベルクにある大規模な教育機関です。
日本人スタッフも常駐していますので、はじめての留学生でも安心です。
ドイツ留学のカウンセリングでよく「英語を学べる学校はありますか?」と質問をうけます。
この学校では日本人留学生でも英語コースの受講が可能です!
ドイツ語も英語も初級、中級レベルのうちに、並行して両方を勉強するのは、どっちつかずになりおすすめではないとはよく言うのですが、もしどうしても英語を学びたいという方がいれば、この学校は英語レッスンを受講できる貴重な存在となります。
英語以外にもフランス語、スペイン語、中国語、スウェーデン語、など数多くの言語を学ぶことができます。
また日本語コースもあるため、日本に興味があるドイツ人もおりドイツで日本語を学んでいる学生とすぐ知り合えます♪
F+U Academy of Languagesでは、午前と午後のインテンシブコースや、職業ごとに特化した夜間コース、プライベートレッスンなど、様々な時間帯とタイプの語学コースを開講しています。
現地での受講が難しい方には、オンライントレーニングで語学力を磨くという選択肢もあります。
ドイツ語検定対策コースでは、TestDaFといった有名な試験のほか、telcなどの対策コースもあります。
さらに英語検定対策コースもありTOEIC、TOEFL、IELTS の対策コースも受講可能です。
コロナ禍以前の2019年の留学生の国籍バランスTOP5(ドイツ語コース)は以下の通りです。
- 中国 15%
- 日本 10%
- トルコ 9%
- メキシコ 8%
- チュニュジア 7%
※英語コースは、ドイツ人が最も多く35%、次いで日本人が15%、ロシア人が9%です。
F+U Academy of Languagesは家賃の安い寮を複数持っていることもおすすめポイントです。
全部で5つの寮をもち、およそ350部屋を所有しています。
例えば、最も安い寮を選択すると、20週以上の滞在(食事なし)の場合、週105ユーロとなりますので、ひと月の家賃は 420ユーロ(約55,000円)です!
ドイツの語学学校の寮でこの費用はかなり安いため、長期留学の場合かなり予算を抑えることが可能です!
寮滞在は人気のため、ご希望の場合は早めの申込が必要です。
まとめ
「ドイツ留学 おすすめ都市&語学学校」のご紹介はいかがでしたでしょうか?
注意点としては各学校対面授業を再開していますが、コロナ禍以前より生徒数が少ないため、開講していないコースもありますので、ドイツ留学にご興味がある場合は、お気軽に留学相談をご予約ください。
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