2021年のワーキングホリデーについて、先日イギリスの第1回目のYMSの募集が終了した為、現在申請が出来る国はカナダのみとなりました。ただし、カナダのワーキングホリデービザ取得の条件は例年とは違い、事前にジョブオファーレターが必要となり、厳しい条件となりました。
そんな中、ワーキングホリデーの代わりとなる、今行ける留学方法の中で、カナダのCo-opプログラムを使った留学が注目されています。
Co-opプログラムは、カナダの専門学校で取り扱いをしているプログラムで、学校により学べる分野や期間が異なります。どのプログラムでも始めに学校での就学期間があり、その後就学期間と同じ期間の有給インターンが出来るというものなので、勉強と就労の経験をしたいと考えている方におすすめの留学方法です。
ワーキングホリデーで1年間の留学を予定していた方であれば、1年以内に修了するコースを選んで、留学を検討してみてはいかがでしょうか?
今回は、カナダの2都市に校舎があるカナダ最大の語学学校ILACから、9ヵ月で修了するService Essentials for Businessについてご紹介致します!
1. ILACの学校情報
1. 学校の基本情報
学校名:International Language Academy of Canada (ILAC)
バンクーバー校の学校情報:こちらから
トロント校の学校情報:こちらから
校舎:トロント、バンクーバー
ESL(語学学習)コースのレベル数:17レベル
2. 学校の特徴
ILACは、カナダの人気都市トロントとバンクーバーにある、カナダ最大規模の語学学校です。一般プログラム以外でも、大学聴講プログラムや有給インターン付きのCo-opプログラムまで目的別に様々なプログラムがあります。
この学校の特徴は...
✅数々の賞を受賞しているカナダで有名な語学学校
✅レベル分けが17段階と細かく分かれている
✅世界90ヵ国以上の留学生が集まりクラスの国籍バランスが良い
有給インターン付きのCo-opプログラムは、ILACに併設された専門学校ILAC International Collegeで取り扱っていて、専門分野は大きく分けて3つ、カスタマーサービス、ビジネス系、医療事務となっています。医療事務はトロント校のみで受講でき、その他はバンクーバー校とトロント校どちらでも受講出来ます。
期間は各分野により異なりますが、留学期間を1年以内で考えている方はカスタマーサービスのプログラムであれば期間内に修了出来ます。
2. ILACに行くならどっちの都市?2都市の特徴
バンクーバーの都市の特徴
日本からバンクーバーへは直行便で9時間程度と、カナダの留学都市の中で日本に一番近い都市なので、長いフライトが不安な方にはバンクーバーがおすすめです!
バンクーバーは自然の良さを感じられる落ち着いた雰囲気のある都会です。カナダ第3の都市と言われていて、留学生にとってアルバイト探しもしやすい環境です。都会感の規模は、日本の名古屋や福岡あたりに近いです。
カナダだから寒いのではないかというイメージを持たれている方もいるのではないかと思いますが、気温は夏は暑すぎず過ごしやすく、冬は日本の東京と同じぐらいの気温なので、他のカナダの都市と冬の気温で比べてみると寒くないです。
一年を通して雨が降る日が多いですが、大雨が降り続けるというよりも、小雨が降ったり止んだりといった天気が続きます。
バンクーバーの楽しみ方は様々で、近くの山で山登りや、海でのシーカヤック、レンタサイクルで街をサイクリングも出来ますし、アメリカのシアトルまでも日帰りで気軽にフェリーで行くことも出来ます。
トロントの都市の特徴
日本からトロントまでは飛行機で12時間なので、初めての海外という方にとっては少し遠く感じるかもしれませんが、直行便で行けるので乗り換えがないという点では安心だと思います。
トロントは便利で住みやすいカナダ最大の都市で、様々な国から移り住んでいる方が多い人気の都市です。バンクーバーと比べると栄えているエリアが広く、求人が多いので、アルバイト探しが不安な方はトロントがおすすめです。
気候に関しては夏は暑く、30度近い日もあり、冬は北海道と同じぐらいの寒さで雪も降ります。外を歩くのは寒いですが、地下街が広く栄えているので地下を使って移動をすれば寒さを凌げます。
トロントでは夏限定でワンダーランドという遊園地がオープンし、冬は街中のスケートリンクでスケートを楽しむことが出来ます。国際色豊かな街なので、様々な国の食事を提供するレストランがあり、行ったことのない国の料理を味わえるのもトロントの楽しみ方の一つです。
3. カスタマーサービスに関する3つのコース
9ヵ月で修了するService Essentials for Businessコース
このコースでは、カスタマーサービスだけではなく、イベントの企画や効果的な販売のスキルまで学ぶことが出来ます。
入学日は年に7回あり、期間は座学と就労期間を合わせて全40週間(約9ヵ月)で構成されています。このコースを開始するのに必要な英語力はILACのレベル10以上となり、申し込み前に受ける事前のオンラインテストでレベル10に達していないと判断された場合は、コース開始前にESL(語学学習)コースで何カ月就学が必要かが算出されます。留学期間を1年以内と予定している方は、ESL(語学学習)コースの期間も含めて留学プランを組んでいく必要があります。
このコース開始後の前半20週間の座学では以下の内容を学びます。
- カナダで働くために必要なスキル
- カスタマーサービススキル
- 飲食業界でのサービススキル
- イベントの企画
- ホテルのフロントデスクなどの受付業務
- 販売スキル
座学の終盤には、最終課題があり、レポートやプレゼンテーションなどで徹底的に学んだことを復習、アウトプットしていきます。
また、前半20週間の就学期間中は、週に20時間以内であればアルバイトをすることが出来ます。コースの後半は前半で得た知識を活かして有給インターンが体験できます。面接練習や履歴書の書き方は授業内で教わることができ、インターン先の企業探しについては、Co-opアドバイザーからサポートを受けられます。
このコースが受講出来る校舎:バンクーバー、トロント
インターン職種例:販売員、営業担当、バリスタ、ホテルのフロント
受講条件:高校卒業以上+18歳以上。ILACレベル10(中級)以上またはそれ同等の英語力(IELTSアカデミック4.5以上)。学校スタッフとの面接。
期間で選ぶその他のカスタマーサービスコース
ILACの専門学校では、Service Essentials for Businessの他にもカスタマーサービスが学べるコースがあります。それぞれの違いについてご紹介します。
①Service Essentials for Business
期間→全40週間(約9ヵ月)
特徴→英語レベルが中級以上あり、座学と就労期間を併せて1年以内で留学を考えている方向け。中級レベルに達していない方で留学期間が限られている場合は、オンラインテストを受け、中級レベルまでに必要なESL(語学学習)コースの期間を確認する必要がある。
②Service Excellence for Business
期間→全48週間(約11ヵ月)
特徴→英語レベルが中級以上あり、座学と就労期間を併せて1年以内で留学を考えている方向け。中級レベルに達していない方は、ESL(語学学習)コースの期間を含め留学期間が1年以上になる。
Service Essentials for Business(①)との違い→座学の期間に、人事の基礎、リーダーシップスキルが学習内容に組まれている。
③Service Excellence for Business 座学のみ
期間→全26週間(約6ヵ月)
特徴→英語レベルが中級以上あり座学のみの専門留学を1年以内で考えている方向け。中級レベルに達していない方は、オンラインテストを受け、中級レベルまでに必要なESL(語学学習)コースの期間を確認する必要がある。
Service Essentials for Business(①)との違い→コースに就労が組まれていない。座学の期間に、人事の基礎、リーダーシップスキルが学習内容に組まれている。
4. まとめ
カナダ最大の語学学校ILACは、人気の留学都市バンクーバーとトロントに校舎を構えています。2都市とも留学生にとって仕事を探しやすい環境が整っていて、カスタマーサービスに関連する求人も多いです。また、ILACのカスタマーサービスプログラムは専門留学の中では難易度はそう高くないので、英語で専門コースを受講することに不安を感じる方でも参加しやすいと思います!
ワーホリビザ取得の条件が厳しい今、"働くことが出来る留学"を実現できるのがCo-opプログラムです。成功する留学では、皆様のご相談内容に合せて数あるCo-opプログラムのなかからピッタリのプランをご提案致します。
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