海外の大学へ進学するという選択が一般化してきたとは言え、なかなか勇気が出ないという方も多いはず。そこで日本の大学へ進学後、大学在学中に1年だけ海外の大学で勉強したいと考える大学生が増えています。
そのような大学生から「交換留学」をしたいのですが。どうしたら良いですか?という質問を受けることがあります。
交換留学とは、在籍している大学の交換協定校へ大学の代表として派遣されるものなので、私たちのようなエージェントを通じて留学できるものではありません。
在籍している大学の制度を利用する必要があります。1年間、海外の大学で学位取得を目的とせずに、正規授業を履修するプログラムです。ここでは交換留学のメリットとデメリットをご案内しましょう。
交換留学のメリットは?
費用が抑えられる!
学費の免除はもちろん、協定校によっては生活費も負担されるものもあります。
個人でアメリカの大学へ1年間留学した場合、授業料だけで200万円以上は必要になります。生活費など含めると350万円以上は必要。また、在籍する大学の単位として認められ、休学扱いにはならずに予定通りの期間で卒業できます。
留学する大学は通常、卒業する目的以外は1年間だけの在籍を認めていない場合が多いのですが、交換留学の場合は特別に受け入れを認めてくれます。
では、デメリットは?
大学内で競争率の高い選考があり。また、現地の大学生に交じって授業を履修しますので、高い英語力が求められる他、大学の成績など選考基準をクリアする必要があります。求められる英語力は最低でもTOEFL61、 IELTS6.0以上が必要。
留学する大学や場所を選べない。提携大学から選択するので、希望の国や地域を選べないことが多く、不便な場所にある大学も多い。在籍する日本の大学が成績などの基準で派遣先を一方的に決定することも。
先に述べたように、交換留学は大学内の選考を突破の壁が厚く、なかなかこの制度を使って留学するのが難しいのが現状です。日本で在籍する大学によっても、交換留学できる条件、派遣人数、国や地域、費用なども様々です。
国内の大学へ進学予定だが、将来的に海外の大学で勉強したいと思っている方は、入試前に希望する大学の留学制度など受験前に調べておくのもポイントです。
交換留学はハードルが高く、自分には難しいと考えている大学生でも、海外の大学で正規の授業を取るチャンスはあります。日本の大学によっては交換留学ではなく個人で留学しても、条件次第では大学の単位として認めてくれる「認定留学」という方法のある大学もあります。
認定留学にも、英語力などの条件は必要にはなりますが、自分で国や大学を決めることが出できるメリットもあります。
交換留学には手が届かなった方もあきらめずに、ぜひ、私たち留学カウンセラーに相談してくださいね!
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