ニュージーランドへ留学が決まった人、これからどこへ留学するかまだ決めかねている人。「ニュージーランドの英語ってどうなんだろう?」と疑問に感じている人も多いかと思います。今回はニュージーランドの英語についてご紹介します。
ニュージーランド英語の特徴
ニュージーランドはイギリスの植民地だった為、単語や言い回し、アクセントもイギリス英語に近いです。中にはニュージーランド独自のイントネーションや使い回しもありますが、まずはアメリカ英語とイギリス英語の違いを少しだけ説明します。ニュージーランドだけではなく、イギリス英語を使用する国はどこでも共通するかと思います。
①アクセントの違い
例えば'I can't と言う時、アメリカ英語で言うと「キャント」と発音し、イギリス英語だと「カント」と言います。映画を観る際、発音に注目してみていると、この役者さんはイギリス発音、この役者さんはアメリカ発音をしていると分かります。日本人の感覚で言うと、イギリス英語の方が字面の通り発音するので、読みやすい・聞き取りやすいという声もあります。
②使用単語の違い
アメリカ英語とイギリス英語で使われる単語が異なるものもあります。例えば、ガソリンをアメリカ英語では「gas」と言いイギリス英語だと「petrol」と言います。市街地をアメリカ英語で言うと「downtown」、イギリス英語だと「city centre」と言います。日本で使われるカタカナ語はアメリカ英語由来が比較的多いので、イギリス英語に最初は戸惑いますが、生活していくと慣れてきます。
③スペルの違い
意外と知られていないのが、アメリカ英語とイギリス英語にあるスペルの違いです。例えば「-or」 で終わる単語、「色」を「color」と綴りイギリス英語だと「colour」と綴ります。他「-ize」と終わるアメリカ英語、organizeがイギリス英語だと 「-ise」で終わるため organiseになります。
ニュージーランドならでのスラングって?
ニュージーランドではよくスラングを耳にします。代表的なのが「Sweet as」「awesome」です!2つとも「とてもいいね!」という意味を持ちます。また Thanksのことを「Ta」とも言います。教科書では学ばないその国の人しか使わない単語を覚えるのはとても楽しいことですよね!
これから留学をする皆さんへ
私が初めてニュージーランドに語学留学で来た時は、イギリス英語訛りのニュージーランド英語を聞き取ることが少々大変でした。しかし日本でも場所により方言があるように、どこの国でも方言や単語の使い方があります。アメリカに行ってもオーストラリアに行ってもカナダへ行っても訛りやアクセントが異なります。面白いですよね。ニュージーランドは多くの移民が住んでいます。アジア人もいればヨーロッパ、南アフリカやインドなどから移民がいます。それぞれが様々な英語を話します。
留学先を選ぶ上で最も大切なことは、その国がどのような英語を話すかではなく、その国で楽しく英語を学べるかどうかだと思います。留学生活をしていく中で、スラングやイントネーションは必ず聞き慣れていきます。是非、留学先を決める際はご自身がやりたいこと、体験したいこと、学びたいことに妥協せず、理想を貫いてください。
ここワールドワイドスクールでは、国際的な英語力をつけて頂くためにニュージーランド人だけでなく、オーストラリア人、アメリカ人、南アフリカの出身の先生達を揃えています。どの教師もきちんと英語を教える資格を持っており教師歴も長い先生達ばかりです。また先生達の出身地が異なっても、生徒さんたちには聞き取りやすく話してくれ、皆さんの英語力アップのサポートを全面的に行いますので大丈夫です。英語の相談や私生活の悩みがあれば日本人カウンセラーもフルタイムにて生徒さんのお手伝いを致しますので、安心していらしてくださいね。
この記事を書いた人:
Mai Inomata(イノマタマイ)
ワールドワイド・スクール・オブ・イングリッシュの日本人カウンセラー。ニュージーランド留学の魅力を伝えながら、現地での生活や仕事の探し方、英語学習のサポートを行なっています。少しでも皆様のお手伝いが出来れば幸いです。
ワールドワイド・スクール・オブ・イングリッシュ(WWSE)
"世界一人種の多い都市"と言われるほど、移民の方が多く住む大都市オークランドにあり、インターナショナルな環境で、楽しく実践的な英語が学べる語学学校です。一般英語コース以外にもビジネス英語や+ボランティアなど様々なコースがありますが、その中でも本校の生徒なら誰でも利用でき、ワーキングホリデーや学生ビザで働きたい人に喜ばれる、無料の「ジョブ・クラブ」がWWSEの強みのひとつです。
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