今しかできないことを選択して取り組んだ交換留学
プロフィール
大友真理 さん 東洋大学文学部哲学学科を卒業 2018年4月に総合印刷会社 東洋紙業株式会社に入社 営業部門に所属し、新規開拓などを行っている。 ―みなさまと共に次の未来を考える― 総合印刷会社 東洋紙業株式会社 |
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【第1弾】1回目の短期留学で経験した悔しい思いが2回目の交換留学への決意に繋がった
非常に充実した留学から帰国後、大学5年生の7月から就職活動を始められたわけですが、その他の学生たちは3月から就活をはじめ6月には内定取得者もいた中、不安はありませんでしたか?
- 大友さん
- ドイツに居る時に日本にいる友人に就職活動状況を聞いたりはしていましたが、ドイツ留学中はその留学に専念して現地でしかできないことに集中しようと決め、7月末に帰国してから、活動をスタートさせました。
- ただ実際は、7月末はテストがあって就職活動をすぐにスタートできず、8月から会社訪問を始めました。周りは決まっている人も多い中、自分は自分のペースで進めていけばよいと信じてスタートしました。留学する前からある程度は覚悟して留学をしたので迷いはありませんでした。9月半ばには今の会社に内定をいただくことができました。
- スタッフ
- そのようにスタートした就職活動中、留学経験をアピールすることはありましたか。
- 大友さん
- 留学経験を通じて、主体性・積極性が付いたという話は、経験をもとに話す機会がありました。自分から話しかけに行かないと何も始まらない、というのは現地で心掛けていたことで、留学を通じて自分自身大きく変化した点でもありました。今の仕事上で、新規開拓をする際に、物怖じしないようになったのも留学のおかげと思います。
- スタッフ
- 現在の会社を選択した理由は何でしょう。
- 大友さん
- 自分は人と接することが好きで、ネットワークを作るような仕事をしたいということで営業職を希望していました。特に業種や業界は問わずに就職活動をしました。会社訪問や面接官との面談から、職場や社員の雰囲気や風通しの良い社風が感じられ、会社の雰囲気が自分に合っていると感じ今の会社に決めました。今の仕事を通じて社内だけではなく、顧客を含めた社外のお客様や新規顧客とお会いする中で、数多くの人と会う機会に恵まれ良い刺激になっています。海外での留学経験で身についた相手の懐に飛び込む力も今の仕事に活かせています。
- スタッフ
- 現在、大友様が勤務されている東洋紙業株式会社についてもっと知りたいと思う方もいらっしゃると思いますので、大友様がされている具体的なお仕事についてお聞かせいただけますか。
- 大友さん
- 私は主に通販用のカタログや大学案内を担当しています。弊社は名刺やポスター等の印刷物から、例えば、化粧品紹介に使うディスプレイのような立体物、個人情報を含むダイレクトメールも扱っています。食品、アパレル、化粧品、百貨店、生損保、広告代理店、等、お取引させていただく業界が広いのが特徴です。営業はお客様が必要としているものを汲み、柔軟に提案させていただくことが日々の仕事になります。同時に、デザインを担当する制作部と実際に印刷し加工する生産部があり、情報を迅速に共有しながら形にしていくことが弊社の強みです。
- スタッフ
- ありがとうございます。それでは最後に留学を検討している、あるいは迷っている後輩に対してアドバイスをするとすれば何でしょうか。
- 大友さん
- 人生を長い目で見た時に、周囲の目を気にせず、自分の心からやりたいことを見つけてチャレンジしてみるべきだと思います。今しかできないことは何か、を考え、留学するべきだと思えば行くべき。留学を通じて経験する、「自分だけのオリジナルな経験」、それは、就職活動だけではなく、人生においても自分の自信として揺るぎないものになると思います。留学に限らず、学生時代の今がだからこそできること、今しかできないことを選択して取り組んで欲しいです。
おわりに
今回、インタビューにご協力いただいた大友さんのように"今しかできないこと"をみなさんにも選択して取り組んでいただきたいと思います。
行動して無駄になることはひとつもありません。すべてが自分を成長させる経験になっていきます。
みなさまにとってその選択が"留学"となることを心よりお待ちしております。