1回目の短期留学で経験した悔しい思いが2回目の交換留学への決意に繋がった。
2015年の春休みに短期語学研修としてドイツ・ミュンヘンで3週間の留学をし、
その後、東洋大学の交換留学制度を活用してドイツ・マールブルグ大学への長期留学を経験した、大友真理さん。
留学経験を生かして、社会人として頑張っている大友さんにインタビューをしました。
プロフィール
大友真理 さん 東洋大学文学部哲学学科を卒業 2018年4月に総合印刷会社 東洋紙業株式会社に入社 営業部門に所属し、新規開拓などを行っている。 ―みなさまと共に次の未来を考える― 総合印刷会社 東洋紙業株式会社 |
まずは、東洋紙業株式会社に入社して1年目のお仕事について、少し教えていただけますか?
- 大友さん
- 営業部門に所属しています。商業印刷の営業で、自分の担当顧客3社を中心に新規開拓も実施しています。初めは先輩について営業周りから始めましたが、10月頃からは一人で営業をするようになっています。
- スタッフ
- 活き活きと仕事されている様子が伝わりますね。今日は日々の仕事から少し離れますが、学生時代の留学経験についてお聞かせください。
- 大友さん
- 学生時代に2回、ドイツへ留学を経験しました。まず一回目は大学2年生の春休み3週間のミュンヘンの語学学校への留学。2回目は、大学4年の夏から1年間、東洋大学の海外協定大学・マールブルク大学への交換留学でした。交換できたのは4単位程度でしたが、留学期間を留年し、帰国してから大学5年目を半年間就学して卒業しました。
- スタッフ
- 留学されたきっかけを教えていただけますか?
- 大友さん
- 高校生の頃からドイツへの憧れがありました。ドイツは、環境問題/原子力発電等に関して真摯に取り組んでいることを、新聞や報道で知り、興味を持ったので、一度は行きたいと思っていました。留学前には海外旅行は一度行っておりましたが、一人で海外へ行くのは留学が初めてでした。
- スタッフ
- 留学される前にドイツ語はどの程度勉強されていましたか?
- 大友さん
- 第二外国語でドイツ語を専攻していたので、入門段階から授業で学びました。ドイツ語検定の3級に合格したら自分へのご褒美として、留学しようと思い、一回目の留学前に3級に合格しました。
- スタッフ
- 1回目の3週間の短期語学留学の一日のスケジュールを教えていただけますか?
- 大友さん
- 平日は、午前からお昼過ぎまで語学学校で語学の勉強をして、授業終了後はフリータイムがありましたので、ミュンヘン広場周辺などで、宿題をしていました。日本人の留学生はおらず、イタリア、中国人南米の方等、年齢は同じくらいの20代前半で、大学卒業後に来ている外国人が多かったです。彼らとのコミュニケーションはドイツ語を使いつつ、英語で会話をしていました。
- スタッフ
- 現地での滞在は、どのようにされましたか?
- 大友さん
- 滞在はホームステイを選びました。よりドイツ語を使う機会が欲しかったので、家族とはドイツ語でのコミュニケーションを心掛けました。
- スタッフ
- ホストファミリーとの生活はいかがでした?
- 大友さん
- ホストファミリーは30代のご夫婦で、ホストマザーは仕事で外出、ホストファザーが自宅にいることが多く、朝食はいつもホストファザーが作ってくれていました。お昼は市場でフルーツやパンを買って食べたり、ドイツ料理は口に合いました。特に白アスパラガス、桃の缶詰の入ったビールは美味しかったです。夜は自宅に帰って、食事をしてからまた街に繰り出したりしていました。
- スタッフ
- ホストファミリーとのコミュニケーションなど現地で困ったことはありませんでしたか?
- 大友さん
- 一生懸命話しかけるのですが、自分のドイツ語がなかなか通じず、話せないことを実感した3週間で、悔しい思いをしました。休日電車でビュルツブルク(ロマンチック街道の町)に行く際に、発音が悪く、誤ったチケットを購入して、全く違う街に行ってしまったこともありました。また、ホストマザーはいつも自分の判断や意見を求めてくるので、非常に厳しい人だと感じていました。日本とは違うカルチャーショックでもありましたが、ドイツを離れる最後の日にクラブに連れて行ってくれたことで、心から迎えていてくれたことに気づき、感動しました。
- スタッフ
- なるほど、それは心が通じ合う瞬間ですね。また、一回目の留学で経験した悔しい思いというのが、二回目の留学への決意につながるわけですね。
- 大友さん
- そうですね。一回目で悔しい思いをしましたので、今度は絶対に話をできるようになりたい、ドイツ人のことをもっとよく知りたいと思い、語学習得という明確な目的を持ち、留学をしました。
【近日公開】悔しい思いをバネに挑んだ2度目のドイツ交換留学では・・・(第2弾)
大友さんは自主的に行った、留学渡航前のドイツ語検定3級取得。
現在、東洋大学では奨学金制度を導入しており、英語検定、ドイツ語検定などの語学検定を習得することで、
留学時に大学から奨学金が給付されます。
東洋大学の学生様にとってはこれ以上ない留学のチャンス!詳細は下記をご覧ください。
・海外留学のための奨学金について
http://www.toyo.ac.jp/international-exchange/ies/scholarship/
・東洋大学による海外留学奨学金
http://www.toyo.ac.jp/international-exchange/ies/scholarship/international-scholarships/