English College of Adelaide 留学生リナさん×スタッフTakechiさん
穴場の留学スポット紹介!オーストラリアでご紹介したオーストラリア、アデレード。アデレードにEnglish College of Adelaide(ECA)のスタッフTakechiさんと、留学生Rinaさんの対談・第3弾。
英語の上達するポイントや留学中のストレスについて語ってくださいました。
英語ができず、時にはネガティブに
慣れてきて自分の言いたいことはそれなりに喋れても、更に耳が慣れるまで結構時間がかかるわよね。
電話とか怖い怖い。
そうなって来ると、ストレスが溜まってきて、ついには誰かに愚痴を聞いてもらいたくなるのよね。でも今度はその愚痴を言う自分が恥ずかしくなったりとかしない?
ありますね。なんでこんなに弱いんだろう、もっとチャレンジしなきゃとか思いました。私、ネガティブにものを考えがちなので、そうしないように努力しています。
『ネガに考えない! ネガにならない!』ポイントね。
どうせ悩んでいてもその状況は変わらないので、だったらポジティブに考えた方がと。
こっちに来て自分が成長したとか、変わったとか思う?
そうですね。元々、私、隠れ人見知りなんです。
本当の自分を出さないタイプだったんですけど、なんかそうしてると、それがすごく無理になってきて...多分周りから逆に変に思われる。日本だったら結構それでやっていけるんですけど、こっちの人ってなんか、「素」の方がすんなり...。その方が仲良くなれる。
「できないことが恥ずかしい」とか「カッコ悪い」とか「プライドが傷つく」なんて思っていたら、伸びるものも伸びない。とにかく、できない自分、そして自分の弱さをバンバン見せちゃう。
日本にいる時って、もう自分が形成されているからそれを壊せない。でもここに来たら誰も日本での自分を知らないから、真っ白な何もない自分から始められる。
「できなくて当たり前」「間違えて当たり前」という気持ちで、素直に一つずつ、一歩ずつやっていけば、自ずとできてくるようになるし、周りも応援してくれるのよ。
本当に、そうなんですよね。でも、私はずっと接客をしていたので、素の自分を曝け出すというチェンジが大変でした。
いろいろな意味で変わったのね。日本にもうすぐ帰るわけだけど、今の心境は?
英語を忘れてしまわないか心配。戻っても使うところが少ないので。英語が使えるようなところに自分から行こうと思っています。
後、またちゃんともう一回ネイルを勉強したいと思っています。今、こちらのネイルサロンで働いているんですけど、全然やり方が違うので、更に勉強して、戻って来れるなら今度は仕事で戻ってきたいと思っています。
学校を選ぶときのポイント
最後に学校選びで大切なことは何だと思いますか?
学費は高くても払った方がいい。ある程度、払っとかないと逆に損をするし、やっぱり自分のためにならない。特に私みたいにゼロの人は最初はちゃんと払って勉強した方がいい。エージェントの人も一番最初にこの学校を薦めてくれたんですけど、先にインターネットで別の学校を見つけていたので、そっちに行っちゃったんですよ、安さに目が眩んで。
1年経ってECAに話を聞きに来た時は、このままだったらちょっと嫌いになって帰るぐらいの勢いだったんです。元々英語がそんなに好きじゃなかったから。でも今はもっともっと学びたいみたいなって。本当にこの学校はアットホームですよね。
そうなのよ。スタッフが変わらない。卒業生も10年、20年たっても遊びに来てくれるし、何年経ってもみんな仲良く、つながっているしね。
スタッフが変わらないって、それって安心ですよね。安心して紹介できます。
そう言ってもらえると嬉しいわ。
日本を出て、海外で生活する。自分の思っていることが伝えられないもどかしさ、口惜しさを経験し、自信を失い、へこんだり、自分を見失いそうになったりする。
その葛藤の中で、自分に向き合い、自分の家族や友だちに思いを馳せ、更には自分を守る殻を破り、一からまた始める。語学力もですが、人として一回りも二回りも成長できる機会となる留学は、かけがえのないものになると思いますよ。
<インタビュー>
Hikari Takechi(ヒカリ・タケチ)
南オーストラリア州アデレードにあるELICOS(語学学校)English College of Adelaideの責任者。あったかくて心のある学校をモットーにベテランの教師陣、バイリンガルのスタッフと共に日々邁進。人とのつながりを大切にしながらコミュニケーション力と英語力をアップさせることに重点を置いています!
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