トビタテ!留学JAPAN【高校生コース】は年間500人の高校生に返済不要の奨学金を支給する、官民協働海外留学支援制度です。文科省は、第4期(募集期間:平成29年10月2日(月)平成30年2月1日(木))の応募状況を発表しました。
【高校生コース】第4期応募状況
応募生徒数:1,781人(国立202人、公立729人、私立849人)
応募生徒の在籍学校数:779校(国立49校、公立407校、私立323校)
【分野別】
分野名 |
応募人数(前年比) |
採用数 |
倍率 |
アカデミックテイクオフ (高校1年生) |
318(+49) |
55 |
5.8 |
アカデミックテイクオフ (高校23年生) |
561 (+19) |
110 |
5.1 |
アカデミックショート |
311 (-4) |
98 |
3.2 |
アカデミックロング |
210 (-17) |
21 |
10.0 |
スポーツ・芸術 |
235 (+52) |
84 |
2.8 |
プロフェッショナル |
112 (-32) |
36 |
3.1 |
未来テクノロジー人材枠 |
94 |
50 |
1.9 |
国際ボランティア |
258 (+35) |
81 |
3.2 |
合計 |
2,099(+195) |
535 |
3.9 |
※2018年5月19日発表分更新
新設"未来テクノロジー人材枠"は1.9倍の結果
3期生のプロフェッショナル枠30人からスピンオフして4期から新設された"未来テクノロジー人材枠"。募集枠50名に対し応募は94名にとどまり、倍率は1.9倍と最も低い結果(採用されやすい)となりました。
一方、アカデミックテイクオフは昨年の542人より19名多い561人の応募があり、倍率は4.71から1.5ptアップの5.6倍へ。かつて最も"狭き門"であったアカデミックロングは、オーストラリア・クイーンズランド州が提供する奨学金に希望者20名が自動的にスライドできる枠が新設され、今期は210人の応募者に対し40人分の枠が用意されたことになり、倍率は5.25倍にダウン。
トビタテの応募は4期で過去最高の応募者数となりました。5期生に応募する方は、今期の結果を見ながら応募枠を考えてみてはいかがでしょうか。
新高校1年生向けアカデミックテイクオフ倍率は5.8倍
新高校1年生向けのアカデミックテイクオフ分野には、応募時中学2年生の生徒達に徐々に浸透してきています。
アカデミックテイクオフの留学期間は1421日間。
昨年は269人の応募に対し61名が採用され、倍率は4.4倍。平成30年は318人の応募に対し55人が採用、倍率は5.8(1.4pt↑)倍となりました。</stro