暖かくなり、そろそろ桜開花宣言が列島を巡る時期になりましたね!
日本で春にお花見をして桜を楽しみ、秋に紅葉を楽しむように、ヨーロッパにも季節の花を感じることができるイベントやお祭りが開催されています。
花を贈ろう
3月8日の「国際女性デー」をイタリアでは"Festa della donna"(女性の日)と呼びます。実はこの日、男性は身近な女性に愛と感謝を込めてミモザの花を贈る日なのです。黄色く咲き誇り、春の暖かさを一足先に感じられるミモザを女性は自宅に飾ったり、髪飾りとして付けたりします。そして女性同士で出かけに行くなどして女性の日を存分に楽しむそうです。
フランスでは5月1日に大切な友人やお世話になっている人にスズランを贈るというスズランの日があります。春の訪れを象徴するスズランはもらった人に幸運が訪れると考えられており、この文化は15世紀ごろから続いています。フランス語でスズランは「ミュゲ」と呼ばれ、5月1日は町中でいくつものミュゲの花束が売られます。
世界で最も美しいと言われる"花のじゅうたん"
花のじゅうたんといえば、2年に1度行われるベルギーのフラワーカーペット。世界で最も美しい広場の異名を持つ世界遺産のグランプラスの中央に花のじゅうたんが作られます。
50万本を超えるベゴニアで彩られるフラワーカーペットを一目見ようと、世界中から観光客が集まります。じゅうたんのデザインは毎回違うテーマで制作され、2016年は日本がテーマに制作されました。
次回は2018年の8月中旬にじゅうたんが出来上がります。
夏には気温が40度を超えるほど暑くなるスペインのアンダルシア地方。そこには広大なひまわり畑が5月から6月にかけて姿を現します。無限に広がる青い空と黄色く染まるひまわりのじゅうたんに心打たれること間違いありません。
パティオの美を競う
スペインの世界遺産都市、コルドバで毎年5月中旬に開催されるパティオ祭り。スペイン語で「中庭」を意味するパティオの美しさを競うものです。パティオ祭りの季節になると、コンテストに参加する家の中庭やバルコニーが色とりどりの花や植物で飾られます。これらは一般公開され、間近で見学することができるのです!5月の花の季節にぴったりのイベントです。
ヨーロッパでは特に花を生活の一部に取り入れるところが多いようです。 春から夏にかけて色とりどりの美しい花が咲き誇るヨーロッパ。暖かさを感じに季節の花を見に足を運んでみては?
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