Buon viaggio!!
第8弾にして最後のBlogです。7月10月初旬の留学での持ち物などについて書きつつ、3ヵ月の留学を振り返ってみたいと思います。
ローマにて、10月初旬の花屋さんの店先
―気候と服装―
夏のイタリアは暑いですが、乾燥しているため日本より過ごしやすい印象です。ただし、エアコンが日本ほど多くないことや、朝晩の冷え込みには注意が必要。特に朝晩は、寝着く頃はまだ暑く 目が覚める頃に肌寒いなど、自分なりの就寝スタイルを見つけるまでにやや苦労しました。
ということで、大切なのは「体温調節しやすい衣類を用意しておく」ことだと思います。昼間は涼しい恰好で過ごし、朝晩の冷え込みにはパーカーやカーディガンで対応できるようにするといいのではないでしょうか。
また、この年は9月中頃から急に冷え込み、思いがけずダウンが大活躍!日本ではダウンには少し早い季節ですが、現地の人たちは早くからダウンを着て、通勤・通学の寒さに対応しているようでした。季節の変わり目に留学を検討されている方は、念のためワンシーズン先を見据えておくと体調管理がしやすいかもしれませんね。
―持ち物―
私が留学前に迷ったものや、持って行ってよかったもの等をいくつかまとめます。
- 辞書
私が持って行ったのは紙の辞書です。電子辞書を買うかどうか最後まで悩みましたが、結果として何とかなりました。スマホやPCを活用したり、先生に直接聞いたりすることで対応できるようです。ですがやはり、あればかなり便利だと思います。
宿題のお供はPCと辞書とお菓子
●スマートフォンとPC
スマホが古く、シムカードを変えることができなかったので、WiFi下でのみ使えるようにして行きました。旅行先や友達との雑談などで不便を感じることもありましたが、こちらも結果として何とかなってしまいました。日本に比べてWiFiが使える場所が多く、街のインフォメーションセンターや中心広場、カフェなどでも利用できます。私の周りでは、ポケットWiFiの活用や現地でシムカードを購入する人も多いようでした。
一方で、調べ物をする際はやはりPCが便利です。旅先で自由にスマホを使えない分、事前にPCでよく調べておいたり、授業の復習にもよく使っていました。また私の場合、最後の一週間を前にしてスマホが壊れてしまった(!!)ので、こまめに写真のデータを移しておけたこともよかったです。
- ダウンとレインウェア
服装でも書きましたが、ダウンは軽く持ち運びがしやすいので、一着あると便利です。ゲストハウスでは追加の布団が借りられず、ダウンを着て寝たこともありました。レインウェアは雨の中でも両手を空けて歩くことができ、ちょっとした雨の通学や旅先でも便利です。風よけや防寒着としても使えるので、アルプスや野外オペラ、サッカー観戦などに持って行きました。「無くてもいいけどあると便利」ではないでしょうか。
- ガイドブックなど
旅先によってはネットで探しても日本語の情報が少ないことがあります。どうしても行きたい場所ややりたいことがあれば、日本である程度 情報収集していくことをお勧めします。
- その他こまごまとした物
・マスク(日中は使いませんが、寝る時や飛行機など、季節の変わり目にはあると安心です。学校に持って行くとちょっと話題になりました。)
・インスタントの食事(到着した日に買い物に行けなかったため、翌朝は持参していたインスタントのご飯を食べて登校しました。一食あると急な体調不良時などにも助けられるかもしれません。)
・ストレス発散できるもの(私の場合は文庫本1冊とiPodでリラックス!)
・変わった文房具やシールなど(ホストファミリーや友達との交流の糸口になるかも?!)
ホストファミリーに滞在費の支払い。現金を入れた封筒を喜んでくれました。
―振り返り―
*イタリアで生活してみたい!
*生でセリエAの試合が観たい!
*アルプスが観たい!
これは、留学にあたって私が目標にしていたことです。
私の場合、学業・仕事などの明確な目的や義務がないことで気軽に過ごせた半面、気持ちの支えになるものがない淋しさもありました。ですがそんな中でも達成感や楽しみを得ながら過ごすことができたのは、自分なりの目標があったからだと思います。また目標を軸にすることで、出発前の準備もしやすかったように思います。
Bolognaの雰囲気も、セリエAの熱狂も、アルプスの迫力も、本当に忘れがたい体験となりました。そして更にそれと同じくらい、電車の乗り換えに失敗して見知らぬ駅で途方にくれたことも、駅員さんの優しい笑顔も、郵便局員の面倒くさそうな様子も、友達とふざけあって笑ったことも、貴重な思い出であり、経験です。私は他の多くの留学生よりも言葉の面では未熟でしたが、そのお陰でたくさんの現地の人にも助けてもらうことができました。
帰国から約3ヵ月、スペインの友達が送ってくれたクリスマスカード
こうして振り返ってみると、反省や後悔もいくつかあります。ですが私にとって、留学は始めの一歩!勉強でも留学でも旅行でも、ここから更に広げて学んでいくことがこの先の私の楽しみです。たくさんのものを見て、色々なことを感じ、考えた87日間でした。
未熟ながら全部で8件のBlog記事を書かせていただきました。読み返すと恥かしいようですが、留学を迷ったり悩んだりする方々にとって少しでも参考になれば嬉しく思います。
読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。Buon viaggio!!
Bolognaの街
プロフィール
SHOKO
地球の歩き方「成功する留学」公認の学生クリエーター。二十歳で保育士となり、気が付けばアラウンドサーティー。 海外旅行経験0、英語・イタリア語共にほとんど話せないまま、3ヶ月の生活体験のため夏のイタリアへ。
今回の投稿をもちまして「学生クリエーター SHOKO様」の投稿は終了となります。今まで、お忙しいところご協力いただき本当にありがとうございました!
SHOKO様の投稿が少しでもこれからの留学を検討されている方のお力になれば幸いです。また、弊社では無料相談会(カウンセリング)等を承っております!
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